「小関裕太のキュンなデートの誘い方」TBS火曜ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』役への思いや撮影時のエピソードを一挙公開完全オリジナル脚本で描くガチンコボクシングラブコメディ
執筆者: ライター/黒川すい
10月8日(火)よりTBS・火曜ドラマ枠で放送がスタートしたドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』。完全オリジナルの脚本で描かれる、ボクシングをテーマにしたラブコメディです。今回は、このドラマに出演する小関裕太さんをクローズアップしました。作品への思いから撮影現場でのエピソード、役作りに関するところまで……気になるポイントを深堀りしていきます。
【女性用風俗】人気セラピストに聞く女性リピーターが殺到する理由。対話で見えた“高い人間力”とは?
人生どん底の主人公がプロボクサーを目指すクズきゅん♡ボクシングラブコメディ
ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』の主人公は真面目で真っ直ぐな性格のアラサー女子・佐藤ほこ美(さとう・ほこみ)。結婚目前で彼氏に逃げられ破局するところから物語はスタートする。そんな彼女の状況を救ったのが、金髪の謎の男・葛谷海里(くずや・かいり)。本作は、出会いをきっかけに止まっていた人生が動きだすクズきゅん♡ボクシングラブコメディだ。
──小関さんは、ほこ美と同じ市役所に務めるエリート公務員・大葉奏斗(おおば・かなと)を演じられていますよね。役に対する印象やご自身との共通点をまずは教えてください。
小関裕太(以下、小関) 彼みたいな人間になれたらすごく素敵なんだろうな~という印象です。本当に思いやりに溢れていて、純粋に人を想って行動を起こしたり言葉を発したりできる人なんですよ。その姿勢を見習いたいって尊敬的な見方をしています。
──大葉くんの紹介文の中には「恋愛には不器用な一面も」という記載もありました。それに対する印象はいかがですか?
小関 たしかにガツガツと恋愛に向かっていくタイプではありませんが、そんな不器用なところも相手を想ってこそ。そんなところは間違ってないよって言ってあげたくなるキャラクターです。
──ちなみに今まで大葉くんのような役柄を演じたことはありましたか?
小関 報われない系統の役自体は今までも多々演じてきました。ただ、今までと今回は年齢や役職が変わっているので、そういう意味では10代~20代の恋愛とは描かれ方が異なっていると思います。
──初めて台本を読んだ時の感想はいかがでしたか?
小関 「これってほんとに火曜ドラマなの!?」という印象を率直に抱きました。火曜ドラマということで、恋愛ドラマであることは企画の段階で聞いていましたが、王道なラブストーリーではないな、と。キュンキュンするシーンはもちろんありますが、ボクシングがテーマになっていることもあり、この先どうなるんだろう……?と感じさせる内容でした。
──たしかにヒューマンドラマ的な面がありますよね。原作がない作品ですが、役作りはどのように行いましたか?
小関 実際に市役所に勤めている方がどんな環境で、どういう仕事をしているのか、などを撮影現場(市役所)で見ていました。撮影の合間には、市の職員さんにお話を伺ったりもしました。
──演じる上で難しい点などはあったりしますか?
小関 最初に大葉奏斗という人物像を捉える段階が難しかったです。いかようにも大葉くん像って作れてしまうなと思っていて。例えばものすごく明るくて元気に振る舞っているけど、実はほこ美を想っている……という空振り含め明るいキャラとしても演じられるし、落ち着いた上司として演じることもできたり。いろいろなパターンが考えられると思いました。この人物像を監督といっしょにチューニングするのが難しかったです。
──どのくらいから像を掴めてきた感覚があったんでしょうか?
小関 最初のテイクは特に時間をかけてすり合わせを行いました。そうやって大葉くんと向き合ううちに自分の中で馴染んでいった感じです。今は最終話の撮影にも入っていますが、自信をもって演じられています!
──1話でいうと個人的に、傷心中のほこ美にチョコレートを手渡すシーンが印象的でした。小関さんなら、気になる人に元気がないとき、どうやって励ましたいですか?
小関 僕も大葉くんと似ているかな(笑)。美味しいものを食べに行こうと連れ出すと思います。
──大葉くんの注目ポイントも教えてください。
小関 基本的に常に思いやりを持って動いているキャラクターではあるんですが、そんな彼にも感情が溢れる瞬間があるのでそこが見どころですかね。
──現時点ではまだ見えていない一面……!今からワクワクしちゃいます。
小関 ほこ美と一定の距離を保って引いて見ているだけじゃなくて、言いたいことをはっきり伝える一面も4~5話くらいから出てきます。普段「自分なんかが……」と引いている人が、感情を見せる瞬間って本当に魅力的だと思っていて。そこには勇気や努力、今までの悔しさとか、様々なバックボーンが絡んでいると感じるので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
Instagram:@mercredi_7.pm
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ