田中みな実が教える手土産の極意は「取り分け簡単で食べやすいこと」大人数への差し入れフード4選

記念日に、お世話になったお返しに、手土産に……。いろいろなシチュエーションで使える、間違いない贈り物をみな実さんが教えてくれました。みんなで〈みな実買い〉するしかない！今回はみな実さんが厳選した大人数へのギフトを紹介。

「栗をたっぷり味わえる“激うま”お菓子3選」焼き菓子・バターサンド・栗きんとん…お菓子マニアが伝授する秋の味覚の楽しみ方

この記事の画像一覧を見る（5枚）

差し入れには取り分けが簡単で食べやすい食事系や和・洋スイーツ

大人数に渡すプレゼントは食事系、洋スイーツ、和スイーツの3パターンがあれば、それをヘビロテし続ければOK。渡したものがどこのお店の何なのかがわかるように、お店でもらったものでもいいから説明書きを一緒に渡すのが親切です。

呼きつねのいなり寿司

東京・六本木のいなり寿司専門店『呼きつね』。一口で食べられるスタイリッシュないなりは、口に入れるとじゅわっと上品な出汁の旨みが広がる。定番の金胡麻やくるみのほか、期間限定の詰め合わせでいろいろな味が楽しめる。「ちっちゃくて食べやすく、いろんな味があるから何度差し上げても喜ばれる。お揚げは京都のものなんだけど、上品で油っぽくなくて美味しい。噛むとじゅわっと出てくるお出汁は一度食べるとハマっちゃう」

鈴懸の鈴乃最中

1923年創業、福岡・博多の老舗和菓子店『鈴懸（すずかけ）』。代表作のひとつ『鈴乃最中』は、新潟県産の糯米こがねもちを使用した香ばしい最中で伝統の餡をサンドした、かわいい鈴形の最中。贈り物にはモダンな籠詰めの『すず籠』がオススメ。「鈴懸の最中は小さいから食べやすく、常温で3日もつから舞台などの差し入れにも最適。カゴのような入れ物に入っていて洒落感も」

岡埜栄泉の豆大福

東京・小石川の名店・岡埜栄泉（おかのえいせん）。名物の豆大福はこしあんで、職人の手によって一から手づくりされている。甘みが強すぎず上品な味わいで、一口では食べられないくらいのボリュームも気づけばペロッと食べて終わっているはず。

「だいたいの人数がわかっていて、当日中に食べてもらえそうだったら岡埜栄泉の豆大福。お豆がふっくら炊かれていて、上品な餡子が格別です」

ホーカス・ポーカスのドーナツ

『揚げ』『焼き』『蒸し』製法を問わず素材にこだわった実験的なドーナツを創る、ドーナツのラボラトリー的な焼き菓子店。華やかな見た目で目にも美味しい！「とにかく種類が豊富！ 見た目も映える私のドラマの差し入れの定番。焼き・蒸しドーナツは揚げてあるものよりは罪悪感がなく、素材にもこだわっているから安心。それで食べ応えがあるから男性スタッフにも喜ばれます」

この記事の画像一覧

この記事の画像一覧を見る（5枚）