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Netflixで観られる“絶対泣ける”韓国ドラマ8選!韓ドラフリーク4名がガチ選定

執筆者: エディター・ライター/相馬香織

Netflixで観られる“絶対泣ける”韓国ドラマ8選!韓ドラフリーク4名がガチ選定

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胸キュンが止まらない恋愛ドラマからドキドキハラハラが止まらないスリリングな作品まで、さまざまなジャンルで人気を集める韓国ドラマ。今回はそんな韓国ドラマの中でも、「この作品は絶対に泣ける!」と韓国ドラママニアたちが太鼓判を押す名作ばかりを紹介します。今回作品をおすすめしてくれる“韓ドラフリーク”は、smartでも山本彩さん連載や田中みな実さん連載などで活躍中のライター・東海林その子さんを始めとする4名の方々。新生活に少し疲れてきてしまったという方も、最近気づけば全然泣いていないという方も、これらの作品を観て思い切り泣いてみませんか?観終わった頃には、心がスッキリしているかもしれません。

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思いっきり泣ける韓国ドラマ1
『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』

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<あらすじ>
大切な存在を失い、かつての夢を追いかけてバレエスタジオにやって来た70歳の老人シム・ドクチュル(パク・イナン)。そこで出会った23歳の青年イ・チェロク(ソン・ガン)は、生きるために必死で練習に集中できずにいたが、ドクチュルにバレエを教えることになる。厳しい現実に直面しながらも、バレリーノを目指す二人。やがて強い絆が芽生えていくも……。

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ライター/東海林その子さん「70歳でバレエを始めるおじいちゃんと、若きバレエダンサーのお話。二人がバレエを通してお互いのよき理解者となっていくのがとても愛らしく、でも少し切なくて、毎回のように泣かされていました。置かれた環境や生きてきた時代が異なっても、何かひとつでも共通言語があれば心を通い合わせられることを教えてくれた作品です。ドクチュルが、若い頃から隠してきたバレエへの想いを胸に、家族から『恥ずかしい』と言われながらもやりたいことに打ち込む姿は本当にカッコいい。辛いときだってユーモアがあってチャーミングで、そのまっすぐさに登場人物たちが心をほぐされていくように、こちらも勇気をもらいました」

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編集者/杉原弘早さん「ソン・ガン目当てで鑑賞し始めたのですが、青年とおじいさんの友情物語に涙涙の作品でした。いくつになってもあきらめない気持ち、とりあえず行動してみる勇気など、ドクチュルから学ぶことの多い作品。そして、やっぱり、ソン・ガンが最高です!」

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思いっきり泣ける韓国ドラマ2
『その年、私たちは』

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<あらすじ>
高校時代に撮影したドキュメンタリーが人気を集めたことで、10年ぶりにカメラの前に立つことになった元恋人同士のクク・ヨンス(キム・ダミ)とチェ・ウン(チェ・ウシク)。しかし、撮影が始まると口げんかばかりをしてしまう。そんな二人の気持ちは徐々に揺れ動いていき……。

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編集・ライター/松倉和華子さん「映画『魔女』では、強烈なアクションシーンでコンビネーションを見せつけたキム・ダミとチェ・ウシクが、ほろ苦系ロマンチックコメディ(というほど単純でもないですが)で再共演ということで楽しみにしていた作品。高校時代に恋人だった二人が再会し、それぞれがフタをしてきた気持ちや過去と向き合う話ですが、お互いへの愛情はとても強く、何事もなければ幸せにいられたはず。でも若いなりの気遣いや強がり、不器用さによって、すれ違ってしまうところが切ないです。個人的には、キム・ダミ演じるヨンスのお家事情が明らかになったところで涙が止まりませんでした」

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思いっきり泣ける韓国ドラマ3
『明日』

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<あらすじ>
不慮の事故で昏睡状態に陥ってしまったチェ・ジュヌン(ロウン)は、手違いにより”半分人間で半分霊”という存在になってしまい、死神たちが働くあの世の企業に就職することになる。チームの一員として特別な任務にあたることになるのだが……。

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編集・ライター/中村三枝子さん「ファンタジーストーリーは苦手なのですが、これはファンタジーヒューマンストーリーで涙なしには観ることができません!死者をあの世に案内していた死神たちが『人を救う死神』として自殺を望む人々を救っていくお話。各話ごとに、それぞれの悩みや事情を抱え、自ら死を選ぼうとする人たちが登場。それを阻止しようと奮闘する半分人間で半分死神の主人公と、主人公が所属する死神企業のチーム長のやり取りに心を打たれます」

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思いっきり泣ける韓国ドラマ4
『二十五、二十一』

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<あらすじ>
アジア通貨危機が起きた1997年、韓国は明るい未来を夢見ることが難しい時代だった。夢を奪われてしまったナ・ドヒ(キム・テリ)は、フェンシングを続けるために別の学校への転校を思いつく。そんなとき、どん底から這い上がり、人生を立て直そうと懸命に働く青年ペク・イジン(ナム・ジュヒョク)と出会う。

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編集者/杉原弘早さん「学生時代に出会った男女が、大人になるまでの恋愛を描いた作品。楽しいだけで過ごせていた学生時代とは異なり、社会人になるとさまざまな現実が見えてくるようになりますが、自分の若かりし頃を思い出し、いろいろと考えさせられる作品でした。1998年という時代背景が自分自身の青春時代と重なるところもよかった!切ないけど何度も観たい、そんなドラマです」

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ライター・東海林その子さん「フェンシングに打ち込む高校生と未来を諦めていた若者の眩しすぎる青春に、ガッツリ心を掴まれ毎週楽しみにしていたドラマです。やりたいことに打ち込む時間、初恋、お互いを思いあえる仲間との出会い…ひとつひとつがとんでもなく輝いていて、無敵で、でもその時間は永遠ではなく、それぞれの人生を歩むべきときがくる現実もしっかりと描かれていて、美しさと残酷さに泣かされました。そのときの年齢によっても感じ方が異なる作品だと思うので、もし登場人物たちと同じ10代、20代で見た方は、30代、40代になってから見返してほしいです」

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思いっきり泣ける韓国ドラマ5
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』

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<あらすじ>
一流法律事務所で働き始めた新米弁護士のウ・ヨンウ(パク・ウンビン)は、自閉症スペクトラム症を抱えて生きる女性。初出勤の日、職場では気の合う味方イ・ジュノ(カン・テオ)をはじめとし、疑い深い上司やかつての知り合いに出会う。その後、老夫婦の暴行事件を担当することになり、ウ・ヨンウは独自のやり方でさまざまな事件を解決していく。

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編集・ライター/松倉和華子さん「2022年を代表するヒット作で、泣けるだけでなく他者や身内、自分以外の人との折り合いのつけ方や、自分自身を大切にするという観点から見てもお勧めしたい作品。ウ・ヨンウのひたむきな姿勢からは学ぶことが多いですが、その一方で周りの人たちのウ・ヨンウへの堪えきれない嫉妬にも共感してしまいます。1、2話ごとに1つの事件を解決していきますが、その事件の登場人物の誰かに感情移入してしまうので、嬉し泣きしてしまったり。また主人公だけでなく、お相手役イ・ジュノを演じるカン・テオに魅了された人も続出(私もその一人です)。ファッションもかわいく、そこも眼福でした」

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思いっきり泣ける韓国ドラマ6
『賢い医師生活』

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<あらすじ>
大学の医学部で出会い、深い友情で結ばれたイ・イクジュン(チョ・ジョンソク)、アン・ジョンウォン(ユ・ヨンソク)、キム・ジュンワン(チョン・ギョンホ)、ヤン・ソッキョン(キム・デミョン)、チェ・ソンファ(チョン・ミド)の5人。それぞれに医者となり忙しい毎日を送る中、1本の電話により全員が顔を合わせることに。

Netflixで観られる“絶対泣ける”韓国ドラマ8選!韓ドラフリーク4名がガチ選定

ライター・東海林その子さん「同じ病院で働く大学の同級生の医師、5人のお話。仕事への向き合い方、同僚や患者との関わり方、家族や自分の人生のことと、それぞれの生活がいろんな角度から丁寧に描かれているのが素晴らしいなと思います。5人はバンドをやっていて毎話演奏シーンがあるのですが、そこで選ばれる楽曲とストーリーとのリンクもすごい。そして何よりも、5人が仕事の合間に集まってごはんを食べるシーンが大好き。この5人だから打ち明けられること、あとから思い出せないようなくだらないやりとり、そして美味しいごはん。人生ってそういう時間があるからこそ頑張れるんだよねと改めて感じさせてくれるドラマです」

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思いっきり泣ける韓国ドラマ7
『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』

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<あらすじ>
亡くなった人の遺品整理を行うハン・ジョンウ(チ・ジニ)と息子でアスペルガー症候群のグル(タン・ジュンサン)。ある日、父のハン・ジョンウが亡くなり、グルの後見人兼新しい同僚として元ボクサーで前科ありの叔父チョ・サング(イ・ジェフン)がグルの家で暮らし始める。最初は反発していたサングも遺品整理の仕事を通し、遺品から人生や死、家族などについてさまざまな感情を抱くようになる。

Netflixで観られる“絶対泣ける”韓国ドラマ8選!韓ドラフリーク4名がガチ選定

編集・ライター/中村三枝子さん「アスペルガー症候群で強いこだわりを持つ主人公グルと、主人公のお父さんの弟でチンピラの叔父サング。孤独な二人が遺品整理という仕事をしていく中で家族になっていくまでの物語です。1話目でグルの優しいお父さんが急死し、孤独になってしまうのですが、初回から号泣します。故人が残していた思い出や、それぞれが抱えていた事情、無念さなどを、遺品整理を通しながら故人の家族や大切な人たちに伝えていくグルとサングですが、話が進むにつれて二人の過去も明らかになり、目が離せません」

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思いっきり泣ける韓国ドラマ8
『私たちのブルース』

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<あらすじ>
いつもにぎやかな済州(チェジュ)島を舞台に、島で生きる人々が織りなすさまざまな物語をオムニバス形式で描くドラマ。イ・ビョンホンをはじめ、シン・ミナ、チャ・スンウォン、ハン・ジミンらさまざまなドラマで主役を務める人気俳優が演じる魅力的なキャラクターたちのそれぞれの視点でそれぞれの物語を描いていく。

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編集者/杉原弘早さん「高校生からおばあさんまで、済州島に住む登場人物全員が主人公になっていくオムニバス形式のドラマなので、毎回新鮮な気持ちで観られるドラマです。それぞれの悩みはどれも重く、身近で起こりそうなどうにもならないことばかりなので、毎回涙でした。でも、家族の愛や人間の温かさを感じることができる素敵な作品。出演者もシン・ミナ、チャ・スンウォン、キム・ウビン、ハン・ジミン、オム・ジョンファ、イ・ジョンウンと主役級の俳優ばかりでとにかく豪華。とくにイ・ビョンホンがよかったです!」

Netflixシリーズ「私たちのブルース」独占配信中

<今回答えてくれた韓国ドラマフリークの皆さん>

編集・ライター/松倉和華子さん
フリーランスの編集ライター。コロナ禍を機にK-POPや韓流カルチャーにハマる。その日のテンションや気分に合わせて、映画、ドラマ問わず3、4作品を同時に見進めるのが好き。好きな俳優はコン・ユ、チョン・ヘイン、キム・ゴンウ、チェ・ウシク、チョン・ドヨン、アン・ボヒョン、キム・ヘス、コン・ヒョジン、キム・ダミなど。

ライター/東海林その子さん
出版社勤務を経て、フリーライターに。ファッション誌やエンタメ誌、Webメディアなどでインタビューなどを担当。アイドル好きでK-POPは元々好きだったが、コロナ禍で『愛の不時着』『賢い医師生活』を観て以来、いろんな作品を見るように。大体1、2作品を並行して見ていることが多く、会話のおもしろい作品がとくに好き。

編集・ライター/中村三枝子さん
メンズ、レディース問わずファッション誌で活躍するフリーランスの編集ライター。『いとしのソヨン』をきっかけに韓国ドラマにハマって以来、毎夜韓国ドラマを鑑賞する日々。好きな俳優はコン・ユやパク・ボコムなど。

編集者/杉原弘早さん
出版社にてファッション関連のムック本を担当している編集者。『冬のソナタ』から韓国ドラマにハマったという20年以上の韓ドラフリーク。BS放送の韓国ドラマはほぼ網羅。ドロドロの愛憎劇からラブコメまで、韓国ドラマがとにかく好き。現在は、NetflixとdTVで夜な夜な鑑賞中

取材・文=相馬香織

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この記事を書いた人

映画配給会社を経て、出版社で企画立ち上げ、海外取材などを数々こなし編集長に就任。現在はベトナム・ハノイを拠点に、日本、韓国を飛び回りフリーランスの編集者として活動中。趣味はアクセサリー製作。インスタではベトナム情報をメインに発信中。

Instagram:@_kaori.soma

Website:https://smartmag.jp/

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