「女の一生」から学ぶ 急な客ちりめんざこへ海苔を入れ - 団地日記

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築50年越えの団地暮らし ✳︎✳︎✳︎のんびり老後の準備始めました✳︎✳︎✳︎ 

「女の一生」から学ぶ 急な客ちりめんざこへ海苔を入れ


江戸時代の庶民の生活は人間味溢れ
狭い住居も少ない資源も効率よく利用していて
学べることが多い気がします。
江戸時代の長屋暮らしと団地生活は
似ているところもあり親近感。


江戸時代の女性の暮らしを川柳で読み解いた


「川柳で追体験江戸時代の女の一生」
著者:辛酸なめ子 出版:三樹書房 


江戸は男性社会で女性がかなり少なかったと
以前何かの本で読みました。
江戸時代の女性の暮らしは相当過酷な気もするけど
実際はどうだったのでしょうね?


川柳からは嫁姑争いや耐え忍び暮らす様子も
読まれていましたが、苦悩だけでもなくて
力強く生き抜く女性の様子もありました。
カカア天下のご家庭も^^


「寒い時 お前鰹が 着られるか」


江戸時代、高級だった鰹を夫が勝手に購入し
腹を立てた妻の川柳、いいですね!
お金もないのに大金を叩いてまで買う?
そんなに美味しかったのかしら。


江戸時代の女性も家計に頭を悩ませていたから、
節約を心がけて暮らす様子もありありと。
あるものでパパッとおつまみを作る主婦の姿が
目に浮かぶ川柳もあり、


「急な客 ちりめんざこへ 海苔を入れ」



湿気った海苔があったことを思い出し
常備しているしらすと海苔をカラッと炒めて
ふりかけ風にしてみました。
豆腐にかけたら立派な酒のつまみ^^


我が家にも海苔としらすは常にあるから
急な客にいいかもね。
今も江戸の昔も変わらない。


老後についての川柳も心境は同じ・・・


「もうよいと 薬をのまぬ 八十九」
「あつらへ向きの往生は 八十九」


私もそうかなぁ
おひとりさまだからそんなに長生きしてもね。
自分のことが自分でできて、
ピンピンコロリが理想です。


母は88歳・・・まだ死にたくない!
と言ってますけど^^




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