【2Q決算】2025年3月期中間決算　ソニーG、住信SBIネット銀行

 

決算が続く。今回はソニーG、住信SBIネット銀行。ともに好決算。

  

ソニーG(6758)

今や主力は金融やCCDセンサーなど。家電は以前のような赤字からは脱しているが、凋落ぶりは日本のほかのメーカーと同じ。

2025年3月期Q2決算は増収増益。

売上高　　　5兆9,172億円　前年同期比　+2.2%
中間純利益　 5,701億円　前年同期比　+36.5%

大幅に利益が増えている。

セグメント別では、ゲーム＆ネットワークサービスとイメージング＆センシング・ソリューションが貢献している。

2024年通期の見込みでは、売上高が12兆7,100億円、純利益は9,800億円。増収増益の見込みだ。

セグメント別の通期見込みは一部で計画値からさげているものがあるが、おおむね増収増益だ。ソニーはまだまだ伸びていきそうだ。

11月15日の終値は2,889.5円。決算発表翌日は一時250円ほどあげた。

住信SBIネット銀行(7163)

2025年3月期2Q決算は増収増益。

業務粗利益　386億円 前年同期比+14.4%
純利益　　　124億円 前年同期比+1.4％

経常利益が+16.3%、BaaS口座数が75.9％と異業種が銀行を行うサービス、BaaS(Bank as a Service)が好調だ。

銀行なのに金利外の収益？それはBaaS事業のアカウント手数料の伸びに支えられている。
ゼロ金利政策終了による金利収益ももちろん上がっているが、BaaSによる収益増が貢献しているようだ。
BaaSを提供している銀行はほかには楽天銀行くらいか。まだしばらくはブルーオーシャン状態なのだろう。

BaaSはこんなにも多くの企業と提携している。

好調な決算を受けて、株価は一時180円ほどあげた。11月15日の終値は2,877円。