突然だけど…、夢と言うのは不思議な物で、本当に突飛な状況を呈していることがあり、これは何らかの創作のヒントに成り得る貴重な体験だ!と思っていた。なので、これからは自分の見た夢をちゃんと、覚えている限り記録しておこうと思った。その、僕が見た夢の記録第一弾をここに転載しておこうと思う。
特に昼間、昼寝している時にこういう滅茶苦茶リアルで突飛な夢を見勝ちだなと思う。
以下、今回僕が見た夢の話。
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薄黄色の壁と照明の、乱雑だがそれなりに綺麗でお洒落な部屋に居て、そこには俺、池君、コバ、S君?、そしてキヌ君とシュン君もいる。家具や家電の様な物はほとんどない。他にも1~2人いて、池君かコバかS君かそれ以外の誰かの彼女と思しき女性が2人いる。部屋の大きさは12畳くらいの大きな部屋だがワンルーム。場所は東京のどこかでありアメリカのどこかでもある。
俺が「この部屋はコバの家ってこと?」と聞くと、コバと池君が「う~ん…コバの家というか、(名義はコバの名義で借りているけど)基本的には皆でお金を出し合って共有している物件で、誰も住んでいないけど誰でもいつでもここに集まれる場所として借りている部屋だ…」と言った。
それを聞いた俺はなんだか悔しいような気持になってきて、近くで寝そべって漫画か何かを読んでいたキヌ君に、「ああ、俺らも昔よくそういう事考えてたよな!?皆で金を出し合って共有の居場所や遊び場を作ろう!みたいなのって。でも俺らは結局そういうことは何一つ実現しなかったし何一つ叶わなかったし誰一人実際にその為に動いたりしなかったよなぁ!?」と皮肉交じりにキヌ君をなじった。それに対してキヌ君は「はあ?まあ…。」と言った感じにあまりリアクションしなかった。そんなんだから俺たちのアイデアはいつも夢物語で全く具現化しなかったんだ…と俺は改めて思った。
基本的に、池君、コバ、S君等は仲の良い友達で、俺とキヌ君とシュン君のグループと少し分かれている様な感じ。女の子二人はそれほど可愛い子たちではなかったが、そうして楽しい遊び場に誰かしらの彼女として入り浸っている状況が羨ましいと俺は思った。
彼女たちはそれぞれVRゴーグルの様な物を付けて仰向けに寝て、他の人達の事は全く意に介す様子もなくゲームの様なもので通信しながらキャッキャ言って遊んでいるようだった。
そこに居る人達は全員、俺の友達でもあるが、同時に関係の希薄さの様なものも感じて俺は孤独感の様なものを感じていた。特に池君、コバ、S君らは俺の知らないうちに俺が思っているよりもずっと良い状況を築きオシャレで幸せに暮らしていることに、嫉妬心にも似た言い様の無い淋しさの様なもの、疎外感と、そして自分や自分達(俺とキヌ君とシュン君)の不甲斐なさを感じていた。
するとそこになぜか俺宛ての郵便物、宅配が届いた。中身はスピーカーのツイーター部分とあともう一つ、何かオマケの様なものがあったのだが、俺はこの宅配物を「以前見た夢の中で注文したものだ…」と思った。つまりこの状況は以前見た夢の続きなのだ。以前見た夢の中で注文したものがこの夢で届いたのだ!と解釈した。しかしここは旅行先のアメリカである。何故アメリカに居る俺の元に宅配便が届いたのか…?しかもこんな、日本にまで持ち帰るのがちょっと荷物になって大変な物を…、と思ったが、「ああそうか、今の時代は宅配便もその人が実際に今どこに居るか、スマホの位置で導き出し、その人の家ではなくその人のいる場所に届けるシステムになっているから、たまたまアメリカ旅行中の俺の居場所が届け先になってしまってここに届いたのか…」と納得した。が、それを傍らで見ていた「中ちゃん」みたいなアメリカ人が笑っていた。俺もそれを見てこのおかしさに気付いて一緒になって笑った。
この夢を見た後の雑感としては、
俺が「この部屋はコバの家ってこと?」と聞くと、コバと池君が「う~ん…コバの家というか、(名義はコバの名義で借りているけど)基本的には皆でお金を出し合って共有している物件で、誰も住んでいないけど誰でもいつでもここに集まれる場所として借りている部屋だ…」と言った。
それを聞いた俺はなんだか悔しいような気持になってきて、近くで寝そべって漫画か何かを読んでいたキヌ君に、「ああ、俺らも昔よくそういう事考えてたよな!?皆で金を出し合って共有の居場所や遊び場を作ろう!みたいなのって。でも俺らは結局そういうことは何一つ実現しなかったし何一つ叶わなかったし誰一人実際にその為に動いたりしなかったよなぁ!?」と皮肉交じりにキヌ君をなじった。それに対してキヌ君は「はあ?まあ…。」と言った感じにあまりリアクションしなかった。そんなんだから俺たちのアイデアはいつも夢物語で全く具現化しなかったんだ…と俺は改めて思った。
基本的に、池君、コバ、S君等は仲の良い友達で、俺とキヌ君とシュン君のグループと少し分かれている様な感じ。女の子二人はそれほど可愛い子たちではなかったが、そうして楽しい遊び場に誰かしらの彼女として入り浸っている状況が羨ましいと俺は思った。
彼女たちはそれぞれVRゴーグルの様な物を付けて仰向けに寝て、他の人達の事は全く意に介す様子もなくゲームの様なもので通信しながらキャッキャ言って遊んでいるようだった。
そこに居る人達は全員、俺の友達でもあるが、同時に関係の希薄さの様なものも感じて俺は孤独感の様なものを感じていた。特に池君、コバ、S君らは俺の知らないうちに俺が思っているよりもずっと良い状況を築きオシャレで幸せに暮らしていることに、嫉妬心にも似た言い様の無い淋しさの様なもの、疎外感と、そして自分や自分達(俺とキヌ君とシュン君)の不甲斐なさを感じていた。
するとそこになぜか俺宛ての郵便物、宅配が届いた。中身はスピーカーのツイーター部分とあともう一つ、何かオマケの様なものがあったのだが、俺はこの宅配物を「以前見た夢の中で注文したものだ…」と思った。つまりこの状況は以前見た夢の続きなのだ。以前見た夢の中で注文したものがこの夢で届いたのだ!と解釈した。しかしここは旅行先のアメリカである。何故アメリカに居る俺の元に宅配便が届いたのか…?しかもこんな、日本にまで持ち帰るのがちょっと荷物になって大変な物を…、と思ったが、「ああそうか、今の時代は宅配便もその人が実際に今どこに居るか、スマホの位置で導き出し、その人の家ではなくその人のいる場所に届けるシステムになっているから、たまたまアメリカ旅行中の俺の居場所が届け先になってしまってここに届いたのか…」と納得した。が、それを傍らで見ていた「中ちゃん」みたいなアメリカ人が笑っていた。俺もそれを見てこのおかしさに気付いて一緒になって笑った。
※注釈
登場人物は基本的に実在の僕の旧友で、ここでは少し名前を変えてある。
実在しないのは二人の女の子だが、この女の子たちは僕が実際に見てきた「友達の彼女」の集合体イメージなのだと思う。
「中ちゃん」というのは(現実世界で)シュン君が組んでいたバンドのドラムの人で、ぼくも1,2回会って話をしたことがある程度の人物なのだが、最近、この「中ちゃん」の事をなぜか思い出していた影響で夢に登場してきたのだと思う。
この夢を見た後の雑感としては、
まず、なぜこんな夢を見たのか?は大体理解できるが、それにしてもあまり良い気分にはならない夢で、かと言って悪い夢でもないが、今はもう失われてしまった僕の理想と人間関係が、あと、現実の「俺」が普段妄想している過去の理想、これからの理想がゴチャ混ぜになって出てきた夢なのだな…と、そう…思った。
ああ、あと、しいて言うなら、ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」に似た話でもあるなと思いました。