私の写真帖:アラカルト 2007年05月
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東京都知事選挙ポスター掲示場/スナップ写真/


写真 2007-04-10 東京・新宿区 撮影:ONnoji ペンタックス ESPIO 928M

2007年4月8日に東京都知事選挙が行われました。

写真は、路地に設置されたポスター掲示場です。

撮影した日には、すでに選挙は終わっています。

この日のうちに、新宿区議会議員選挙のポスター掲示場に模様替えしたと思います。



石原慎太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石原 慎太郎(いしはら しんたろう、1932年9月30日 - )は、日本の小説家、政治家。一橋大学法学部卒業。学位は法学士。在学中の1956年に『太陽の季節』で第34回芥川賞を受賞。参議院議員、衆議院議員を経て、1999年からは東京都知事(三期目)。日本を代表するスターとして知られる石原裕次郎の実兄。

兵庫県神戸市須磨区生まれ。湘南高校卒業。公認会計士を目指し、一橋大学入学。在学中の1956年に文壇デビュー作である『太陽の季節』が第34回芥川賞を受賞、センセーショナルなブームを巻き起こした。また、同作品の映画化では弟・裕次郎をデビューさせた。作家としては他に芸術選奨文部大臣賞、平林たい子文学賞などを受賞。現在は芥川賞の選考委員を務めている。

神楽坂の風景/東京理科大学の近代科学資料館/博物館・建物



写真 2007-04-10 東京・神楽坂 撮影:ONnoji ペンタックス ESPIO 928M

東京理科大学の近代科学資料館を見学しました。

入場料は無料です。

計算機の歴史コーナーが充実しています。

パスカル、ライプニッツ・バベッジの計算機、算木、そろばん、機械式微分解析樹がありました。

パラメトロン電子計算機(FACOM 201)という、国産初期の電子計算機も置いてありました。

パソコンでは、懐かしのタンディーのTRS-80と対面できましたよ。

私がはじめて使ったマイコンだったので写真を撮りたかったのですが、撮影禁止でした。

計算機が好きな人にはおすすめのスポットですよ。




※東京理科大学|近代科学資料館ホームページ( http://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/

※富士通信機 FACOM201 1960年 パラメトロン電子計算機
( http://www.sut.ac.jp/info/setubi/museum/kannai/database/con_data/pc/17001.html )

天王洲アイルの風景/クリスタルヨットクラブ・レディクリスタル号/レストラン船





写真 2007-05-12 東京・東京港 撮影:ONnoji オリンパス OM-1

クリスタルヨットクラブで夕食をした時のスナップ写真です。

1枚めの写真は、桟橋へ降りるスロープです。

なにやら結婚式の飾り付けのようです。

2枚めの写真は、桟橋の前に停船したレディクリスタル号のために打ち上げられた花火です。
慌てて撮影したのでピンボケです

3~4枚めの写真は、桟橋に着いたレディクリスタル号です。

なんと!、ウエディングパーティーのお客様の貸切でした。

まず最初に船から出てきたのは、新郎新婦です。

大人数の盛大なウエディングパーティーでしたよ。



船  籍: 日本
全  長: 46.5m
喫  水: 2.1m
総トン数: 346トン
全  幅: 8.8m
速  力: 12ノット(約22km/h)
就  航: 1990年5月8日


※レディクリスタル|クリスタルヨットクラブ( http://www.crystal-yc.co.jp/index.html )

※クルーズ|クリスタルヨットクラブ( http://www.crystal-yc.co.jp/cruise/index.html )


【引用】天王洲アイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天王洲アイル(てんのうずアイル)は、東京都品川区の臨海部における地名。ビジネス街として有名。

・地名の由来
天王洲は海中の土砂が堆積してできた州である。昭和初期までは海であった。この場所がまだ江戸湾であった宝暦元年(1751年)に、船人が牛頭天王のお面をこの辺りの海から引き上げたという。このお面は南品川の天王祭において神輿の屋根につける「神面」となっているが、この謂れが「天王洲」の地名の由来となっている。また、アイルとは英語で「島」を意味する言葉で、この地が東京湾のウォーターフロントの良き景観に恵まれたロケーションであるため、この名前がつけられた。


日本の主要レストラン船
・ルミナス神戸2(神戸港) - 総トン数4,778トン、全長106.0m、全幅16m、巡航速力18.0ノット、定員1,000名
・ロイヤルウイング(横浜港) - 総トン数2,872トン、全長86.7m、全幅13.4m、巡航速力16.4ノット、定員630名
・シンフォニーモデルナ(東京港) - 総トン数2,618トン、全長83.2m、全幅13m、巡航速力12.8 ノット、定員600名
・コンチェルト(神戸港) - 総トン数2,138トン、全長74.0m、全幅13m、巡航速力12.0ノット、定員604名
・ヴァンテアン(東京港) - 総トン数1,717トン、全長64.0m、全幅13.0m、巡航速力10.5ノット、定員690名
・モビーディック(那覇港) - 総トン数639トン、全長43.3m、全幅15.6m、巡航速力12.6ノット、定員410名
・銀河(広島港) - 総トン数602トン、全長52.0m、全幅9.4m、巡航速力14.2ノット、定員450名
・レディクリスタル(東京港) - 総トン数346トン、全長46.5mm、全幅8.8m、巡航速力12ノット、定員170名

天王洲アイルの風景/クリスタルヨットクラブ・レディクリスタル号/レインボーブリッジ・東京タワー・レストラン船








写真 2007-05-12 東京・東京港 撮影:ONnoji オリンパス OM-1

レディクリスタル号のナイトクルーズの様子です。

高感度フィルム(ISO 1600)で撮影しました。

1・3・6枚めの写真の吊り橋は「レインボーブリッジ」です。

2枚めの写真は、東京タワーの夜景です。

4~5枚めの写真は、レディクリスタル号の船内の様子です。

7枚めの写真は、クリスタルヨットクラブの桟橋のレディクリスタル号です。


船  籍: 日本
全  長: 46.5m
喫  水: 2.1m
総トン数: 346トン
全  幅: 8.8m
速  力: 12ノット(約22km/h)
就  航: 1990年5月8日



※レディクリスタル|クリスタルヨットクラブ( http://www.crystal-yc.co.jp/index.html )

※クルーズ|クリスタルヨットクラブ( http://www.crystal-yc.co.jp/cruise/index.html )


【引用】天王洲アイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天王洲アイル(てんのうずアイル)は、東京都品川区の臨海部における地名。ビジネス街として有名。

・地名の由来
天王洲は海中の土砂が堆積してできた州である。昭和初期までは海であった。この場所がまだ江戸湾であった宝暦元年(1751年)に、船人が牛頭天王のお面をこの辺りの海から引き上げたという。このお面は南品川の天王祭において神輿の屋根につける「神面」となっているが、この謂れが「天王洲」の地名の由来となっている。また、アイルとは英語で「島」を意味する言葉で、この地が東京湾のウォーターフロントの良き景観に恵まれたロケーションであるため、この名前がつけられた。


日本の主要レストラン船
・ルミナス神戸2(神戸港) - 総トン数4,778トン、全長106.0m、全幅16m、巡航速力18.0ノット、定員1,000名
・ロイヤルウイング(横浜港) - 総トン数2,872トン、全長86.7m、全幅13.4m、巡航速力16.4ノット、定員630名
・シンフォニーモデルナ(東京港) - 総トン数2,618トン、全長83.2m、全幅13m、巡航速力12.8 ノット、定員600名
・コンチェルト(神戸港) - 総トン数2,138トン、全長74.0m、全幅13m、巡航速力12.0ノット、定員604名
・ヴァンテアン(東京港) - 総トン数1,717トン、全長64.0m、全幅13.0m、巡航速力10.5ノット、定員690名
・モビーディック(那覇港) - 総トン数639トン、全長43.3m、全幅15.6m、巡航速力12.6ノット、定員410名
・銀河(広島港) - 総トン数602トン、全長52.0m、全幅9.4m、巡航速力14.2ノット、定員450名
・レディクリスタル(東京港) - 総トン数346トン、全長46.5mm、全幅8.8m、巡航速力12ノット、定員170名

天王洲アイルの風景/クリスタルヨットクラブ・レディクリスタル号/レストラン船




写真 2007-05-12 東京・天王洲アイル 撮影:ONnoji オリンパス OM-1

天王洲アイルのクリスタルヨットクラブのレストランで夕食をしました。

夕食の後には、レディクリスタル号に乗船して、東京湾のナイトクルーズを楽しみしましたよ。

船  籍: 日本
全  長: 46.5m
喫  水: 2.1m
総トン数: 346トン
全  幅: 8.8m
速  力: 12ノット(約22km/h)
就  航: 1990年5月8日



※レディクリスタル|クリスタルヨットクラブ( http://www.crystal-yc.co.jp/index.html )


【引用】天王洲アイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天王洲アイル(てんのうずアイル)は、東京都品川区の臨海部における地名。ビジネス街として有名。

・地名の由来
天王洲は海中の土砂が堆積してできた州である。昭和初期までは海であった。この場所がまだ江戸湾であった宝暦元年(1751年)に、船人が牛頭天王のお面をこの辺りの海から引き上げたという。このお面は南品川の天王祭において神輿の屋根につける「神面」となっているが、この謂れが「天王洲」の地名の由来となっている。また、アイルとは英語で「島」を意味する言葉で、この地が東京湾のウォーターフロントの良き景観に恵まれたロケーションであるため、この名前がつけられた。


日本の主要レストラン船
・ルミナス神戸2(神戸港) - 総トン数4,778トン、全長106.0m、全幅16m、巡航速力18.0ノット、定員1,000名
・ロイヤルウイング(横浜港) - 総トン数2,872トン、全長86.7m、全幅13.4m、巡航速力16.4ノット、定員630名
・シンフォニーモデルナ(東京港) - 総トン数2,618トン、全長83.2m、全幅13m、巡航速力12.8 ノット、定員600名
・コンチェルト(神戸港) - 総トン数2,138トン、全長74.0m、全幅13m、巡航速力12.0ノット、定員604名
・ヴァンテアン(東京港) - 総トン数1,717トン、全長64.0m、全幅13.0m、巡航速力10.5ノット、定員690名
・モビーディック(那覇港) - 総トン数639トン、全長43.3m、全幅15.6m、巡航速力12.6ノット、定員410名
・銀河(広島港) - 総トン数602トン、全長52.0m、全幅9.4m、巡航速力14.2ノット、定員450名
・レディクリスタル(東京港) - 総トン数346トン、全長46.5mm、全幅8.8m、巡航速力12ノット、定員170名

鎌倉の風景/江ノ電・腰越駅・鎌倉駅



写真 2007-04-30 神奈川県・腰越/鎌倉 撮影:ONnoji ペンタックス ESPIO 928M

今年(2007年)のGW旅行の二泊めは、江の島でした。

江の島の「恵比寿屋」さんに宿泊しました。

江の島から、「江ノ電」の腰越駅(こしごええき)へ行き、鎌倉へ。

1枚めの写真は、腰越駅(こしごええき)の景色です。

近くに腰越漁港があり、とくにシラスが特産品として知られているそうですよ。
※シラスとは、カタクチイワシなどイワシ類の稚魚のこと

腰越には、源義経が腰越状をしたためた満幅寺があります。

2枚めの写真は、「江ノ電」の鎌倉駅の景色です。

GWなので、狭い江ノ電の車内は満員でした。

途中下車する予定でしたが、混雑のため取りやめて鎌倉へ直行しました。



※江ノ電Goods|江ノ電最中:扇屋( http://homepage3.nifty.com/eermodels/goods.html )

※鎌倉紀行 鎌倉ハイキングと観光ガイド|鎌倉紀行第6回 江ノ電物語( http://homepage3.nifty.com/kamakurakikou/bkikou6enoden.html )


【引用】江ノ島電鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
江ノ島電鉄株式会社(えのしまでんてつ)は、神奈川県に鉄道路線(江ノ島電鉄線)を有する小田急グループの鉄道会社である。本社所在地は神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目4番7号。江ノ電(えのでん)と略称される。旧社名は江ノ島鎌倉観光株式会社。以前は株式を公開していたが、現在は非上場企業である。

鉄道事業のほか、路線バス事業(江ノ電バス)、不動産業、旅行業も行う。かつては子会社によって百貨店業も営み、藤沢駅に「江ノ電百貨店」もあったが、1985年からは小田急百貨店藤沢店になっている。

沿線に観光名所や名勝が多数存在し、さらに車両が特徴的で被写体になりやすい所から、テレビドラマやグラビア写真の撮影に利用されることも多い(著作への出演については後述)。

正式名称の「江ノ島電鉄」で呼ばれることは、小田急線・JR東海道線の乗り換え放送で「江ノ島電鉄線」と案内される以外にはほとんどなく、専ら「江ノ電」と親しまれている。


【引用】鎌倉史跡散策|満福寺
( http://www.kamakura-burabura.com/meisyokosigoemanpukuji.htm )
・由来 
鎌倉の腰越にあるこの寺は、天平16年(744年)僧・行基が開山した寺で、京都大覚寺派真言宗です。この寺は、源義経の腰越状で世に知られた寺である。源義経伝説を語る際、満福寺は絶対に落とすことは出来ない。一の谷、屋島、壇ノ浦と次々に平家の軍を破って、平家を滅ぼすという大手柄を立てた源義経であったが兄・源頼朝とは方針が合わず、元歴2年(1185)5月、源義経は平家の捕虜を同行し兄・源頼朝に面会するために、京から鎌倉へ向かったが、源頼朝は義経を鎌倉に入る事を許さなかった。
しかなく源義経は腰越の満福寺に逗留し、元歴2年(1185)5月24日、義経は一通の嘆願状(腰越状)を書き、源頼朝の信望の厚かった公文所別当・大江広元に差し出し申し開きをするが、それも空しく、ついに鎌倉の門は開かれなかった。

江の島の風景/江の島・江ノ島・砂嘴(さし)・鎌倉



写真 2007-04-30 神奈川県・江の島 撮影:ONnoji ペンタックス ESPIO 928M

今年(2007年)のGW旅行の二泊めは、江の島でした。

江の島の「恵比寿屋」さんに宿泊しました。

1枚めの写真は、宿泊した部屋から眺めた景色です。

干潮の時間なので、砂嘴(さし)が現れて対岸の湘南海岸と地続きになっています。

2つの橋が見えますが、左は歩行者専用の「江の島弁天橋」です。

右の橋は、自動車用の「江の島大橋」です。

宿をチェックアウトして、砂嘴(さし)の上を歩いて対岸の湘南海岸へ渡りました。

2枚めの写真は、「江ノ電」の腰越駅(こしごええき)へ向かう途中からの景色です。



【引用】江の島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
江の島(えのしま、 江ノ島)は神奈川県藤沢市にある陸繋島である。古来は引き潮の時のみ洲鼻(すばな)という砂嘴(さし)が現れて対岸の湘南海岸と地続きとなって歩いて渡ることができた。関東地震で島全体が隆起して以降は常に陸地と地続きとなった。湘南のシンボルでもある。神奈川県指定史跡名勝。

・地名表記
しばしば表記が揺れる「江ノ島」と「江の島」だが、現在、藤沢市が正式な地名としているのは「江の島」である。これは時代によってその表記が「江乃島」「江之島」「江ノ島」「江の島」などと変わっていることにも起因している。 なお、江ノ島電鉄や小田急江ノ島線の駅名はそれぞれ「江ノ島駅」「片瀬江ノ島駅」であるが、湘南モノレールの駅名は「湘南江の島駅」となっている

・交通
1216年:干潮時に徒歩で江の島に行けるようになる。
1897年:初めて橋が架けられる。往復3銭徴収。
1930年:橋が県営になる。往復2銭徴収。
1949年:橋桁がコンクリート製の江の島弁天橋が完成。往復5円徴収。
1958年:鉄筋コンクリート製の現在の江の島弁天橋が架けられる。
1964年:自動車用の江の島大橋(神奈川県道305号江の島線)が架けられる

江の島の風景/夕陽・富士山・箱根



写真 2007-04-29 神奈川県・江の島 撮影:ONnoji ペンタックス ESPIO 928M

今年(2007年)のGW旅行の二泊めは、江の島でした。

江の島の「恵比寿屋」さんに宿泊しました。

夕食前に、江島神社(えのしまじんじゃ)の参道を散歩しました。

きれいな夕陽が見えるところを探して、参道から脇道へ入ってみると、

夕陽と富士山・箱根がよく見える場所がありました。

夕陽が山影に沈むまで、静かな波の音を聞きながらずっと景色を見ていました。

江の島からの富士山は美しいです。

イチョウの雄花・銀杏/植物




写真 2007-04-27 撮影:ONnoji ペンタックス ESPIO 928M

春に花を咲かせる植物はたくさんありますね。

写真は、地上にたくさん落ちてきた「イチョウの雄花」です。
※雄花は、多数の黄色い雄(ゆう)ずいが集り、2~3cmの穂状の花序(かじょ)

イチョウ(銀杏)は、樹齢20年くらいで花が咲くようになるそうです。

イチョウは中国原産の植物で、

恐竜が生きていた中生代(約2億5000万年前~約6500万年前)から生息している、

「生きた化石」として有名ですよ。

イチョウを初めてヨーロッパに紹介した人は、

1693年長崎のオランダ商館付ドイツ人医師のケンペルという人だそうです。

現在は、ヨーロッパおよび北アメリカでも植栽されています。



【引用】埼玉県立自然史博物館|自然史だより 第5号,1986/08/25刊|イチョウのことあれこれ
( http://www.kumagaya.or.jp/~sizensi/print/dayori/05/05_06.html )
 イチョウには実がつきます。このことは、イチョウが種子植物の仲間であり、花をつける植物であるという根拠でもあります。しかし、花は特に目立つほどのものでもないので、いつ、どんな花が、どこに咲くのか気がつかないのです。
 写真A・Bは、昭和62年4月29日に撮影したものです(埼玉県深谷市)。雄花も雌花も新葉と共に伸びて、4月下旬から5月上旬に咲きます。
雄花は、多数の黄色い雄(ゆう)ずいが集り、2~3cmの穂状の花序(かじょ)となります。雌花は、長い花柄に1~数個、裸出(らしゅつ)した胚珠(はいしゅ)がついています。花というには、どちらもまことに飾り気のないものですが、開花後、雄花の花粉は風で雌花に運ばれ、受粉した花粉は、9月頃胚珠の花粉室で精子に変わり、その後、卵と受精します。
 ところで、種子植物で精子がみられるのは、イチョウとソテツの仲間があります。この事実を発見したのはいずれも日本人で、明治29(1896)年のことでした。その頃のわが国は、いわば発展途上の国でしたから、世界の学問の舞台で未だ名もない日本の若い学者が次つぎと発表した成果は、世界の学者を驚倒させた大発見でした。イチョウとソテツは、種子植物の中の裸子植物に属する仲間ですが、この発見は、裸子植物としだ植物との類縁関係を明らかにすることにもなりました。
 イチョウの精子は平瀬作五郎、ソテツの精子は池野成一郎という、いずれも東京大学植物学教室の先生によって発見されました。平瀬氏は大学の教授用あるいは研究用の図版を描くのが、おもな仕事でした。氏は業務のかたわら、顕微鏡の操作法や顕微鏡観察用の標本(プレパラート)作製法を身につけました。顕微鏡を通して自分で作ったプレパラートを観察し、得意の腕で克明にスケッチしたのでしょう。それが大発見のもとになったのです。池野氏も、前後してソテツの精子を発見しました。平瀬氏は、この研究でその後学士院恩賜賞を受けました。また、この発見のもとになったイチョウの木は、東京大学附属小石川植物園に現存しています。
 イチョウは、世にも稀な植物といわれ、「生きている化石」ともいわれます。原始のイチョウの仲間は、およそ4億年前に現われ、かの巨大な恐竜が全盛だった1億5千万年前頃、世界的に大いに繁茂しました。しかし、7千万年ほど前急激に衰えて、仲間のほとんどが地上から姿を消してしまいました。恐竜たちと同じ運命をたどったわけです。イチョウの仲間の化石は、世界各地から発見されていますが、現生のイチョウは、仲間が亡びてしまった中で、たった1種だけ中国大陸に生き続けたものといわれます。現在わが国に見られるイチョウは、稲作文化の渡来と共に大陸から渡ってきたとする説、古事記や日本書紀・源氏物語や枕草子などに記述が見られないことから、鎌倉時代か室町時代に渡来したとする説、また、日本原産説など多くの考え方があります。
 ヨーロッパに渡った植物のうち、イチョウほどもてはやされたものはないといわれます。イチョウを初めてヨーロッパに紹介した人は、長崎のオランダ商館付ドイツ人医師のケンペルという人でした。彼は元禄5年(1692)まで滞在し、帰国後日本紹介の本を出版して、その中にイチョウのことを図入りで紹介しています。18世紀になると、イギリス・フランス・ドイツなどヨーロッパ各地に、また、アメリカにも渡りました。スエーデンのリンネは、イギリスの植物学者から1枝を送られましたが、枝と葉だけでは、さすがの分類学の大家でも、その所属をきめられなかったということです。文学界で有名なドイツのゲーテは、植物についても造けいが深く、著書「植物変態論」の中にイチョウの記述が見られます。また彼は、ハイデルベルク城苑でイチョウを見て「イチョウの詩」を詠み、ウィルマー夫人に贈っています。
 来日した欧米の自然科学者がイチョウ並木を見ると、「ワンダフル」を連発するそうです。欧米人にとって、イチョウは遠い昔に地上から消え去った植物であり化石であるわけで、目の前にのびやかなその並木を見るとき、不思議な思いにかられるのももっともなことと思います。


※人が好き 自然が好き|自然のおもしろクイズ7|QUIZ31 イチョウさんのひらひら( http://www.fuchu.or.jp/~okiomoya/kuizu7.htm )


【引用】イチョウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イチョウ(銀杏、公孫樹、学名:Ginkgo biloba Linne)はイチョウ科に属する裸子植物イチョウ類の中で唯一の現存している種である。

・進化史
近縁の化石種は古生代から知られ、中生代ジュラ紀の頃には世界的に分布していたことが化石からわかっているが、現在では中国にのみ生き残った、「生きている化石」である。
絶滅したイチョウ科はイチョウを含め17属あったとされる。これらはイチョウを除き、氷河期を迎えたころに絶滅した。

ベトナム料理のレストラン/スナップ写真


写真 2007-04-07 撮影:ONnoji ペンタックス ESPIO 928M

気楽な感じのベトナム料理のレストラン。

ガラス越しに差し込む光線がちょっとオシャレに。

面白いので、パチリ!。

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