明石市制施行90周年記念事業として行われている「旬感！明石海峡グルメ道楽2009」
その事業の一環として、10月31日（土）・11月1日（日）の2日間に渡り開催されているイベント「明石キッチンスタジアム」に行ってきました。

会場には、「明石の名店屋台」として7店舗、「世界のグルメ屋台」として12店舗が出店。
特に、「世界のグルメ屋台」の方は、ギリシャ・フィリピン・トルコ・オーストリアなど、料理としては、あまり馴染みが無い国も参加しており興味深い。
はじめに、入り口ゲート近くで販売している「網元券」を購入しました。

「網元券」とは、会場内はもちろん、協賛している市内61店舗で使用できる商品券のこと。
1000円で100円券11枚綴りになっています。
「網元券」を購入すると、イベントのタイムスケジュールや、使用できる店舗が書かれたガイドブックをくれました。
さあ、屋台巡りです！

たこ入り塩焼きそば500円＆たこクリームコロッケ400円

こちらは、魚住駅前の洋食屋「桧亭」さんと焼鳥屋「とりどり」さんの屋台。
たこ入り塩焼きそばは、塩ダレが非常に美味しく、たっぷり入ったタコによく合います。
クリームコロッケは、店頭には2個400円とあり、割高感からか、注文する人が少ない感じでしたが、実際には4個で400円でした。
破れているものもありますが、中身が抜け出したりはしていませんよ。
トローリ濃厚なホワイトソースと、「桧亭」特製のデミグラスソースが相まって、ウマ～い！
このコロッケで、1個100円なら、むしろ安いんじゃないでしょうか。

トルティーヤラップ400円
こちらは、メキシコ＆アメリカ料理の「パシオン」さんの屋台。
トルティーヤ生地に、ソーセージ・ひき肉・野菜をくるんでチリソースをかけたもので、想像どおりの味ながら、ソーセージが非常にジューシーで美味しい！
ハンバーガーより手軽で美味しいファーストフードだと思うんですが、流行らないかなあ？
昔、ケント・ギルバートがやっていた頃よりは、一般受けすると思うんですが・・・

シュニッツェル500円
こちらは、オーストリア・中欧料理の「シシィー」さんの屋台。
薄～く伸ばしたポークカツに、きのこのソースをかけたものです。
サクサクとした食感のポークカツは、意外に油っこくありませんし、そのままで充分美味しい。
きのこソースが、また素朴な味わいで、カツによく合い、ご飯が欲しくなりました。
量もたっぷりで、ビールを飲まれるなら、アテには、これがピッタリだと思いますよ。

スブラキ500円
こちらは、ギリシャ料理の「サラキニコ」さんの屋台。
炭火で焼いたチキンに、トマトソースとヨーグルトソースをかけたもので、下にはたっぷりのフライドポテトが敷き詰められています。
香ばしいチキンに、ヨーグルトソースの甘みと酸味がメッチャ合っていて旨い！
「500円でいいのかなあ？」と思うほどのボリュームにも圧倒されました。
食べた中ではイチオシです。

グリーンカレー（ガン・キュウ・ワン）500円
こちらは、タイ料理の「シィータイレストラン」さんの屋台。
タイ風焼きそばの「パッタイ」がよく売れていたようですが、塩焼きそばを食べているので「グリーンカレー」をチョイス。
たっぷりのご飯にたっぷりのカレーがかけられています。
タケノコ・チキン・ピーマン・パプリカなどがメインの具材で、タイナスが入っていなかったのは残念でしたが、色んなハーブが入っているのか複雑な香りがします。
ちゃんと辛～く仕上げられていて旨い！！！
これ、お店だったら500円じゃ食べられないでしょうね。
オススメです！

食べていないところも、とりあえず、ひととおり見て回りましたが、「世界のグルメ屋台」の各店は、採算が合うのか心配になるぐらい、豪快に盛り付けてボリュームがあるものを提供しているところが多いのに対し、「明石の名店屋台」は、「え？これだけ？」と感じるものが多く、総じてコスパが悪いように思えました。
明石の食材を使用した屋台ということで、材料費がかかっているのかもしれませんが、明石市民として、ちょっと寂しい気分になりました。
来年もこのイベントが開催されるのかは、わかりませんが、もし開催するなら、そのあたりをもう少し考えてもらいたいですね。

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<会場>明石市中崎2-7-1（たこフェリー乗り場駐車場）