【Windows PE】Hyper-VでWindows PEを起動できるかを調査 - Saturday and Sunday study notes

Saturday and Sunday study notes

技術調査、技術書で得た知識、ソフトウェアやツールの設計・開発について詳述します。

【Windows PE】Hyper-VでWindows PEを起動できるかを調査

この記事はこんな人におすすめ!

Hyper-VWindows PEを動かしたい人
・仮想環境でWindows PEを動かしたい人

 

Windows標準の仮想環境であるHyper-Vを使用してWindows PEを起動する方法を調べてます。
Hyper-Vとは、Windowsの標準で備わっている仮想マシンです。Hyper-Vの詳細についてはMicrosoftWebサイトを参考にしてみてください。

 

準備するもの

 

 

Hyper-VWindows PEの起動

 

まずはスタートメニューからHyper-Vを起動します.
起動したHyper-Vの"操作"を選択します.

 

Hyper-Vマネージャーの"選択"
Hyper-Vマネージャーの"選択"

 

"新規" > "仮想マシン" の順にクリックしてください.

 

Hyper-Vマネージャーの"新規" > "仮想マシン"
Hyper-Vマネージャーの"新規" > "仮想マシン"

 

仮想マシンを作成するためのウィザードが出てきます.
"開始する前に"のウィザードで"次へ"を選択します.

 

仮想マシンの新規作成ウィザードの開始する前に
仮想マシンの新規作成ウィザードの開始する前に

 

次に"名前と場所の指定"で任意の名前を付けます.
この名前が仮想マシンの名前として表示されます.
今回は"WindowsPE_Win11_22H2"という名前にしました.そして,"次へ"を選択します.

 

仮想マシンの新規ウィザードの名前の場所の指定
仮想マシンの新規ウィザードの名前の場所の指定

 

"世代の指定"では"第2世代"を選択して"次へ"をクリックします.

 

仮想マシンの新規ウィザードの世代の指定
仮想マシンの新規ウィザードの世代の指定

 

"メモリの割り当て"では任意の起動メモリを選択します.
今回は1024MBとして,"次へ"を選択します.

 

仮想マシンの新規ウィザードの世代の指定
仮想マシンの新規ウィザードの世代の指定

 

"ネットワークの構成"ではインターネットの接続先を選択します.
今回はインターネットに接続しないので”接続しない”とします.

 

仮想マシンの新規ウィザードのネットワークの構成
仮想マシンの新規ウィザードのネットワークの構成

 

"仮想ハードディスクの接続"では"仮想ハードディスクを作成する"のラジオボタンを選択して,"次へ"をクリックします.

 

仮想マシンの新規ウィザードの仮想ハードディスクの接続
仮想マシンの新規ウィザードの仮想ハードディスクの接続

 

"インストールオプション"では"ブートイメージファイルからオペレーティングシステムをインストールする"のラジオボタンを選択して,参照ボタンからWindows PEが起動するISOファイルを指定します.
そして,"次へ"を選択します.

 

仮想マシンの新規ウィザードのインストールオプション
仮想マシンの新規ウィザードのインストールオプション

 

最後に"仮想マシンの新規作成ウィザードの完了"で,作成する仮想マシンの内容が表示されます.
その内容で問題がなければ"完了"を選択します.

 

仮想マシンの新規ウィザードの仮想マシンの新規作成ウィザードの完了
仮想マシンの新規ウィザードの仮想マシンの新規作成ウィザードの完了

 

するとHyper-Vマネージャーに任意の名前を付けたWindows PEが追加されています.
以下の追加したWindows PEの仮想マシンをダブルクリックします(以下の赤枠内をダブルクリック).

 

Hyper-Vマネージャーに追加されたWindows PE仮想マシン
Hyper-Vマネージャーに追加されたWindows PE仮想マシン

 

Windows PEの仮想マシンが起動してくるので"起動"を押します.

 

Windows PE仮想マシン起動画面
Windows PE仮想マシン起動画面

 

Windows PEがHyper-V上で起動できました.

 

Hyper-Vで起動したWindows PE
Hyper-Vで起動したWindows PE

 

まとめ

 

Windowsのデフォルトで入っている仮想マシンHyper-Vを使用してWindows PEを起動することができました。Hyper-V上でWindows PEを起動できることで、複数台のパソコンを準備しなくても簡単にWindows PE上の動作を確認することができます。また、簡単に同じ環境を再構築することができるので、さまざまな動作の検証をアクティブに行うことができます。