三亜市は中国の海南島の南端にある都市で、海とビーチに誇る「中国のハワイ」のようなリゾート地です。中国で最も人気な旅先に数えられ、毎年の夏休みと冬休み、三亜市のホテルの値段はとんでもないほど高いこと、いつもニュースになっています。
三亜市の位置
ずっと行きたかったですが、あんまりにも人気なので、航空券代も割高で、オフシーズンの乗り放題チケットもなかなか思い通りに取れませんでした。今回は去年の11月の頭から計画して、ダブルイレブンセールで安いホテルを確保し、乗り放題チケットで1ヶ月先の航空券を引き換え、保有する未使用の航空券の数が限りがありますので、この1ヶ月間は使えない状態です。そこまでやって、ようやく三亜市の旅を遂行しました。
スケジュールは以下のとおりです。
1/13 西島、市内散策
1/14 天涯海角、天涯小鎮(天涯タウン)
遅い航空便ですが、空港からホテルまでタクシーわずか10分ほどなので、便利です。ビーチから歩いて1分の五つ星ホテルで、少々古いですし、空港から近いのもあって、飛行機の音がややうるさいですが、2泊朝食付きでわずか398元なので、文句は言えません。
早速、大勢な人が動く前に、タクシーで西島への港へ行きました。朝イチの便なら、またそこまで混んでいません。西島は三亜湾に浮かぶより海の綺麗な小島で、港から船でわずか10分で行けます。ダイビングやマリンスポーツが人気ですが、私は特にそういうものを目当てにしていません。
8時すぎ、肖旗港に到着しました。すでに始発の船が登船開始していました。事前に船のチケットをネットで買ったので、すぐに改札を通って、船に乗りました。
ここまでは歩いて行ける距離でした。西島の一番人気観光スポットは、南西隅にある牛王岭(牛王島)です。実は散歩の途中でよく島民から「電動バイクをレンタルしないか」「(電動観覧車に)乗らないか」と声をかけられてきました。牛王岭までは遠いので、往復30元で値段を決めて、個人の電動観覧車に乗りました。
お昼12時の観光センターがとても混んでいます。やはり早起きが正解でした。
午前中の観光が終了です。ホテルの近くに戻って、遅めの一人贅沢ランチをしました。
椰子飯は三亜市の名物、おいしいですが、もち米で作ってすぐお腹がいっぱいになるので、持ち帰りにしました。
さすが昨夜遅かったし、午後気温が高いので、ホテルに戻ってお昼寝をしました。
夕方に起きて、夕日を見ました。
日が暮れて、バスで市内へ行きました。特に目標もなく、お土産でも買おうかと思って、ぶらぶらしましたが、海南省は二度目なので、三亜市ならではのお土産が特に見つけられませんでした。
運動も兼ねて自転車でホテルまで帰って、夕食がまだなので、出前を頼みました。
一人で観光都市でのご飯は難しいです。三亜市のレストランで食べたらすごい値段になったというニュースがよくあるので、道端のレストラン、特に海鮮レストランを控えるようにしています。一人でそんなに食べられませんし。
最終日もゆっくりホテルの朝食を楽しんだあと、タクシーで三亜市のランドマーク的な観光スポット「天涯海角」へ行きました。近い奇岩の点在する海岸で、昔からすごく有名ですが、若者にとってはちょっと石しかないし、チケット代が高いし、人が多いし、人気が下がったのですが、去年から無料になったし、その観光スポットに特別な風景印があると聞いたので、行くことにしました。
到着が早すぎて、風景印に置いてある「天涯書局」の営業開始(9時)を15分ほど待っていました。
観覧車に乗って、その奇岩のエリアへ。「天涯海角」風景区の入場が無料になりましたが、観覧車代とかいろいろところでお金がかかります。
「天涯海角」は世界の果てという意味で、恋人の聖地でもあります。
観光エリアを出て、歩いて20分のところに、民宿やカフェで盛んでいる天涯小鎮(天涯タウン)へ行きました。
最後のランチはホテルの近くに戻って、一人前の海南鶏飯とデザートを注文しました。
今回は三亜市に行く前に実は元旦からの風邪(インフル?)がずっと続いて、医者さんからの検査が大丈夫でしたが、咳が止まらなくて、大変でした。三亜市に行ったら、空気がきれいのか、咳がだいぶん収まりました。よかったです!
今回はまた週末旅で、今までと比べてスケジュールはそんなにキツくないですが、三亜湾で移動範囲を圧縮しています。それにしても、デカい観音菩薩がある南山風景区、鹿回頭、大小洞天が行く時間がありません。ほかには、もっときれいな亜龍湾ともっと静かな海棠湾があって、また行きたいです。