四川省の省都は成都市で、成都の中心地といえば、「天府広場」と思っている人が多いでしょう。「天府広場」は地理的にも成都市内の中心地であり、やや「天安門広場」のマネという意味もあって、中国の大都市ならきっとそういう広場があります。天府広場の周りは毛沢東の像、四川省科学技術館、四川省図書館、成都市博物館、四川大劇場などがあります。
上から見ると天府広場は「太極」の図(ネット画像)
そういう場所に、「成都百貨大楼」という1952年に開業した成都初のデパートがありました。近年老朽化になって、その跡地に再開したのは「天府紅」ショッピングセンター(Tianfu Hoooot)です。それは今回行った場所です。
昔の成都百貨大楼(2007年)(ネット画像)
家から自転車で30分、「天府紅」に到着。お昼12時にしては少し寂しい感じです。
ショッピングセンターなのに、華やかさが全くなくて、ちょっとボロいインダストリアルな感じ。食事後、上の階から回りました。7階は飲食店のほうか、20世紀80年代頃の成都の町様子を思い浮かぶシーンがたくさん。時代の爪痕をわざっと写真スポットとして作った感じです。
下の階に降りると、なにこれ!私、秋葉原にいるじゃないかと思うくらい。アニメやゲームのグッズ専門店、カードゲームの専門店、メイドカフェ、フィギュア専門店、オタクダンス練習場とステージ...
地下鉄「天府広場」駅(ネット画像)
地下鉄「天府広場」駅へ向かう途中になんとAKBの歌が聞こえてきました!ステージでパフォーマンスをやっています。メイドやJKの格好をしている女の子たち、ステージ下にオタクの男たちみんなが踊っています!
なんかとても不思議!成都ではそもそも日本文化に親しく感じる人が多くて、そういう場所がどこかあると知っていますが、まさにここになります!Amazingしか言ようがありません!