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気づけば時間が経っている感覚を目指して。

将来が不安になったり、自分が何をして何に向かっているのかがわからなくなることがある。
今の自分は、今までのさまざまな選択の結果だ。もちろん、いろんな人に影響されたり、まねをしたり、憧れたりを繰り返しているので、完全に自分で決めたわけではない。

今を生きる人にとって、他人の影響を一切受けていない人はいないだろう。言葉とか声とか、空気感とか、何かしら他者からの影響を受けたうえで今がある。

かといって、今の自分を後悔したり、誰かのせいにしたいというわけではない。

どちらかというと、私は今の私が好きだし、今までの選択を後悔していることはない。むしろ、その時は失敗とおもっていても、後から見ると「良い経験だった。あの時失敗して良かった。」と思えるようになった。

夜ベットの中で、寝るまでの時間をすごしていると、ふと怖くなることがある。毎日「今日は幸せだった!明日も頑張ろう!」と思えればいいのだけれど、私の性格上、そういう日の方が少ない。

何かしら不安や恐怖を感じたり、反省会をしてしまうことも少なくない。

そういう時は、本を読む。ゲームをしたり、動画を見たりしていると、必ずと言っていいほど、不安や恐怖の対象に引きずられてしまう。

読書(小説)は集中して、登場人物に共感したり、考えたり、予想したりしながら楽しむものだと思っているので、物語にのめりこむことができる。ブルーライトも浴びずにすむので、眠気も同時に手に入れられる。

スマホ(特にSNS。最近は動画を見ていても、ショート動画として悲しい内容のものや、不安をあおるものも多いため注意が必要。コメント欄も批判的な意見が書かれているのを見ると、自分に向けられた言葉じゃなくても悲しくなる。)は、目はもちろん、心を疲れさせる原因になることが多い。(手放すことは不可能だけれど)

ふとした隙間時間や、不安に押しつぶされそうになっているときこそ、本を開くことで、少しの時間だけでも自分を手放せる気がする。悩んだり、落ち込んだりしているときこそ、思考はまとまらないし、良い解決策は見つからない。だからこそ、一旦自分と離れて物語の中の誰かにくっついてしまっても問題ないと思う。

本を読んで新しい価値観や考え方を手に入れられたら、また元の自分に戻ってくればいい。落ち着いた後では、案外どうにでもなるやと楽観的に物事を考えられたり、良いことをふと思いついたりする。

自分は自分でしかないけれど、常に自分と向き合い続ける必要はない。自分にとって優しい方法(私にとっては読書のことが多い)で、自分と離れる時間を作ることは、穏やかに生きるための秘訣なのかもしれない。

気づけば時間が経っていた。という感覚が好きなので、我を忘れて夢中になれるものをたくさん見つけていきたい。

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