2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
No.4039(再) 【今日の映画】「べっぴんの町」 神戸三宮周辺も1995年の阪神淡路大震災で、昔の面影はなくなってしまった。おれは神戸出身なので、それが残念でならなかった。1989年の「べっぴんの町」は昔の神戸が観られる貴重な映画である。 元・刑務所の…
No.4038【浮月堂JAZZ名盤紹介】「夜のブルース」 永年聴いているジャズだが、加齢と共に好みが変わってきた。昔はピアノトリオにサックスかトランペットの入ったワンホーンカルテットなどが好みだった。しかし今はピアノ、ドラム、ベース(またはギター)の…
No.4037【今日の読書】「ふたたびの、荒野」 いよいよ、北方謙三のブラディドールシリーズの第1部の最終刊「ふたたびの、荒野」を読む。第1巻「さらば、荒野」に続き、川中が主人公だ。 街の酒場「ブラディ・ドール」のオーナー・川中良一は、喪った友を想…
No.4036(再)【癒される時間】「頭が疲れない音楽」 音楽には2種類あって、鑑賞するために〈聴く音楽〉と、癒しのために〈聞く音楽〉がある。定義は難しいが、聴く音楽はウォークマンやスマホからヘッドフォンで流すもの、聞く音楽はBGMやエステサロンなど…
No.4035(再)【今日の音楽】「Exotic Sounds」 大音量で聴くのはお勧めできないが、夏の昼寝に最適なのはエキゾチカサウンドだろうか。エキゾチカサウンドは1950年代から60年代に流行した、東洋やアフリカ、ラテン・アメリカなどの風土を連想させる音楽ジャ…
No.4034(再)【今日の料理】「鶏の酒蒸し」 料理を作るのも趣味なので、以前に作って撮影した写真が何枚かあったのでご紹介したい。1回目は手軽な鶏の酒蒸しだ。 【調理】①鶏のもも肉を用意して、包丁で身の部分を浅めに切れ目を10ヵ所ぐらい入れる。その…
No.4033【今日の1冊】「聖域」 北方謙三のブラディドールシリーズ第9作「聖域」を読む。今回の敵はN市の暴力団組織・美竜会。それを操る黒幕の姿が垣間見える。 東京の高校で教師をしている西尾正人は、家出した教え子の高岸を連れ戻すため、N市にやって…
No.4032(再)【名曲喫茶 浮月堂】「ヴァイオリン協奏曲」 ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームスが1878年に作曲したヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77は、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲だ。 クラシックでは、メンデルスゾーン、ベートーヴェン、そして…
No.4031(再)【おれの愛用品】「和の宗匠頭巾」 何年か前から自宅では宗匠頭巾を被っている。宗匠頭巾は別名を和帽子、利休帽、茶人帽とも呼ばいる。 おれの被っている宗匠頭巾は墨黒色のもので、数年前に俳句を趣味とするGFからいただいたものだ。このとこ…
No.4030(再)【今日も1曲】「フラッシュゴードンのテーマ」 おれの友人にはなぜかクィーンのファンが多い。おれはロックはあまり聴かないし、クィーンも殆んど聴くことがない。だが「バイシクルレース」と「フラッシュのテーマ」だけは割合好きだ。 クィー…
No.4029(再)【今日の1曲】「TRUTH」 おれの中学校時代の同級生で高校教師をしている友人がいる。彼のクルマにたまに乗るのだが実に安全運転なのだ。しかしある曲がカーステから流れると豹変する。THE SQUAREの「TRUTH」だ。 「TRUTH」はTHE SQUAREの12枚…
No.4028【今日も1冊】「鳥影」 北方謙三のブラディドールシリーズ第8弾「鳥影」を読む。川中の右腕の藤木が死に、「碑銘」で川中の命を狙っていた坂井と、前作「残照」の下村が、川中と共に巨大な敵と闘う。 三年前に別れた妻・和子に呼び出され、立野良明…
No.4027(再)【今日の1冊】「神様の定食屋」 GFからすごく泣ける小説がある、とメールが来たので、無料だったのでKindleで3冊読んでみた。中村颯希の「神様の定食屋」だ。 両親を事故で失った高坂哲史は、妹の志穂と共に定食屋「てしをや」を継ぐことにな…
No.4026(再)【今日の菓子】「足立音衛門 栗テリーヌ」 残念乍ら、女性にはなかなかわかってもらえない会社員(男性)の習慣は、接待とお中元お歳暮だ。理解してもらう必要はないのだが、上司に贈る中元歳暮の選別はなかなか難しい。 京都・丹波・福知山城…
No.4025【浮月堂JAZZ名盤紹介】「スリーウェーブス」 永くジャズを聴いてきたが、まったく聴いたこともアルバムを持ってないミュージシャンもいる。セロニアス・モンクしかりチャールズ・ミンガスしかりだ。今回ご紹介するスティーブ・キューンは名前は知っ…
No.4024(再)【今日の1冊】「残照」 北方謙三の人気のブラディドールシリーズの第7作目「残照」を読む。今回の主人公は、女に逃げられた元サラリーマンだが、この男の生き様がなかなかいい。 自らの生き様を確認するため、下村敬は何も言わず自分の元を去…
No.4023(再)【今日のレトロ店】「ラーメン大学 関目店」 高校生の頃だったか、171号線沿いのドライブインで皿洗いのアルバイトをしていた。学校が終わってからなので、夕方の5時くらいから夜の10時くらいまで働いた。終わってからいつも近くの「ラーメン…
No.4022(再)【今日の氷菓子】「レディボーデンアイスクリーム」 久しぶりにアイスクリームを買った。ソーダのアイスキャンディーは食べることはあっても50を過ぎたあたりからアイスクリームは食べなくなった。 買ったのは「レディボーデン」だ。ハーゲンダ…
No.4021(再)【今日の映画】「回路」 怪談やホラーの小説や映画を読み尽くし観尽くしたためか、単なる心霊の類いでは反応しないばかりか、食傷気味になってしまった。清水崇や高橋洋の監督作品はもういい。やはりここは黒沢清の「回路」(2000)だ。 観葉植…
No.4020【今日も1冊】「黙約」 北方謙三のブラディドールシリーズの第6作「黙約」を読む。早いもので、このシリーズも6作目を突破した。Kindle370冊目の小説でもある。 男は流れてきた。いつ消えていくかもわからないこの街へ。闇を抱え港町N市に流れ着い…
No.4019【今日の1冊】「黒銹」 北方謙三のブラディドールシリーズの5作目「黒銹」を読む。前作「秋霜」が非力な老人画家が主人公だったが今回は少し陽気な謎の男・叶竜太郎が主人公だ。 叶竜太郎はある男を追って港町N市に来た。この街にある酒場『ブラデ…
No.4018 (再)【今日の水菓子】「京阿月のくず饅頭」 和菓子の中では桜餅(道明寺)、鶯餅、くず饅頭が一番好きだ。それに続くのがおはぎ、きんつばだ。 くず饅頭は夏だけの水菓子で、水羊羹、コーヒーゼリーと共に暑い夏の楽しみでもある。冷たいくず饅頭…
No.4017(再)【今日の1冊】「敗れざる者たち」 高校1年の時の担任に勧められながら読んでなかった沢木耕太郎の名著「敗れざる者たち」を読んでみた。このノンフィクションは栄光を掴めなかった男たちと1頭のサラブレッドを取材している。 中でも「三人の…
No.4016(再)【名曲喫茶 浮月堂】「交響曲第3番 英雄」 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの「交響曲第3番変ホ長調作品55 英雄」はいわゆるエロイカ(イタリア語で「英雄的な」)と呼ばれる作品だ。カネボウの化粧品の名前ではない。 「英雄」は1804…
No.4015 (再)【今日の1曲】「愛の世代の前に」 浜田省吾で好きな曲は「ラストショー」と「愛の世代の前に」だ。これは昔から変わらない。 浜田省吾の1981年の「愛の世代の前に」は、彼の7枚目のアルバムだ。竹内まりやの「VARIETY」同様に捨て曲がない。…
No.4014(再)【原田家御用達】「マルタイラーメン」 先日、サッポロ一番塩ラーメンが好きだ、と書いたけれど、同じくらいよく食べるのがマルタイラーメンだった。 店舗のラーメン屋では九州の長浜ラーメンのような細麺か、高井戸ラーメンのように太くて固い…
No.4013(再)【今日の絵本】「こぐまちゃん おやすみ」 28歳から約2年間、大阪は南森町の編集プロダクションで絵本の編集者をしていた。そのせいか、絵本が好きで今でもたまに購入している。読んで深く考えるものではなくて、サラッと読める内容と薄いペー…
No.4012【今日の1冊】「秋霜」 北方謙三のブラディドールシリーズ4巻目の「秋霜」を読む。なんかこのシリーズは速く読めていい。 ホテル「キーラーゴ」。港町N市から少し離れた海沿いにあるこのホテルに、画家の遠山一明は銀座のホステス・玲子と共に宿泊…
No.4011(再)【名曲喫茶 浮月堂】「ピアノソナタ 悲愴」 ベートーヴェンが1798年頃に作曲した第8番ハ短調 作品13「悲愴大ソナタ」ピアノソナタだ。ソナタとは器楽曲の一形式であり、普通は3つまたは4つの楽章から成る。 「悲愴」は、「月光」「熱情」と…
No.4010(再)【今日の菓子】「神戸屋のマイケーキ」 本当に美味しいな、と小学校の頃に思っていたのは神戸屋のマイケーキだった。 ホイップクリームを2枚のケーキ生地が挟み、当時としては菓子パンかデザートかはっきりしない位置にあったが子供のおやつと…