ちょっと慌しかった今週。やっと週末がやってきました。
今日は、ドイツに遊びにいらしている友人のお父様が友人と一緒に
我が家に遊びに来てくれました。
せっかくエッセンまで足を運んで下さるので、是非、お食事を食べて頂こうと
お食事会を企画。
エッセンに住んでいる別の友人や友人夫婦も招いて、総勢6名での
宴会(笑)メニューを作りました。
ここはドイツなのでドイツ料理でも・・と思ったのですが、お父様と友人の
ご希望で和食に決定。
食材の都合上、日本で作れるようなラインナップは出来ませんが、
アジア食材店で購入できる食材や普通のスーパーで購入できる食材を
駆使して、居酒屋風メニューにしてみました。
まぁ・・赤提灯『しの』と言ったところでしょうか・・・(笑)
今夜の赤提灯居酒屋『しの』のメニュー
・牛すじ煮
・タコと里芋の煮付け
・レンコンと豚肉の炒め煮
・スイゼンジナのおひたし
・アサリとキュウリの酢の物
・Matjes(マティエス)のぬた・芥子酢味噌和え
・空芯菜の炒め物
・信田巻き(友人・作)
・アサリとヒジキの混ぜご飯
・さつま揚げ
・塩炒り銀杏
・ミミガーとチャンジャ
友人の持参してくれた信田巻きや、アジア食材店で購入してそのまま器に
盛った物も含めると、全13品。
お酒がすすむメニューばかりです。
過去に作った事のあるメニューは作り方を載せませんが、それでも今回は
写真が多いです(笑)
まずは牛すじ煮から。
牛すじは前回購入してトガニタンを作った時に、多目に下茹でして
冷凍していたものを使いました。
(トガニタンの作り方は、先日ご紹介した
こちら 。)
下茹でしてから冷凍しておいた牛すじは解凍後一口大に。
湯通しして切ったコンニャク、中華スープ、日本酒、砂糖、醤油、生姜の千切りと一緒に煮込みました。
牛すじがトロトロになり味が染みこんだら、味噌で味を整えて出来上がり。
タコと里芋の煮付け。
出汁、日本酒を入れたお湯で皮を剥いた里芋を煮込みます。
里芋が少し柔らかくなったら、キレイに洗った生タコを投入。
タコは友人がキレイに洗ってくれました♪
ミリンと醤油を加え、
タコが柔らかくなるまで煮込んで出来上がり。
添え物の獅子唐は、何もひいていないフライパンで焼きました。
レンコンと豚肉の炒め煮。
豚肉を炒めて色が変ったら、皮を剥いて切り、酢水でさらした
レンコンを投入。
出汁、日本酒、ミリン、砂糖を加えて炒り煮します。
醤油、味噌を加えて味を調え、水分を飛ばして出来上がり。
スイゼンジナのおひたし。
スイゼンジナとは
こちら。
緑色の葉ですが、葉脈近くの色が紫色の野菜。
日本では地域によって、ハンダマ、金時草などと呼ばれているそうです。
こちらはアジア食材店で購入。
塩を入れたお湯でスイゼンジナを茹でます。
こんな感じで煮汁が紫色になりましたよ。
茹でて水気を切ったスイゼンジナを、塩、醤油で味を調えた出汁にしばらく浸しておきます。
アサリとキュウリの酢の物。
アサリはアジア食材店で購入した剥き身の冷凍を使用。
解凍したアサリを出汁で軽く火を入れ、
切って塩もみしたキュウリ、酢、醤油、砂糖を混ぜて作った三杯酢に絡めます。
赤唐辛子も加えました。
アサリとヒジキの混ぜご飯。
ぬるま湯で戻したヒジキを胡麻油で炒め、解凍した剥きアサリ、出汁、日本酒、醤油、生姜のみじん切りを加えて汁気が無くなるまで煮込みます。
汁気が無くなったら、炊きたてご飯に混ぜ込みました。
さつま揚げ。
こちらもアジア食材店で購入。
温めたさつま揚げは、何もひいていないフライパンで表面を焼きました。
そして・・宴会スタートです♪
まずはビールで乾杯!!
牛すじ煮。
お鍋ごとテーブルに載せました。
タップリの葱とお好みで七味唐辛子と一緒に。
濃厚トロトロに仕上がりました。
タコと里芋の煮付け。
里芋、タコ、獅子唐を盛り合わせ、少し煮詰めた煮汁をかけました。
じっくり煮込んだので、タコはとっても柔らかく仕上がりました。
レンコンと豚肉の炒め煮。
器に盛ってから糸唐辛子を載せました。
コク出しの味噌が良い感じです。
スイゼンジナのおひたし。
出汁にしばらく浸しておいたら、キレイな紫色になりましたよ。
ほんのりヌメリのあるサッパリとしたおひたしです。
アサリとキュウリの酢の物。
戻したワカメと一緒に器に盛りました。
アサリエキスたっぷりの酢の物ですよ。
Matjes(マティエス)のぬた・芥子酢味噌和え。
茹でた葱、ワカメ、切ったマティエス(オイル塩漬けニシン)に芥子酢味噌をかけ、
白胡麻をふりかけ、赤紫蘇を添えました。
ドイツで食べられるお魚の中で、私のお気に入りの1つです。
(以前ご紹介したマティエスのぬた・芥子酢味噌和えの作り方は
こちら 。)
空芯菜の炒め物。
唯一の中華風。
シャキシャキ感がクセになるんですよね~
(以前ご紹介した空芯菜の炒め物の作り方は
こちら 。)
信田巻き。
近所に住む友人が持参してくれました。
鶏のひき肉を油揚げで巻き込んで煮たヘルシーな一皿。
煮汁にトロミをつけてかけてあります。
アサリとヒジキの混ぜご飯。
食べる直前に針生姜、紫蘇の千切りを散らしました。
こちらもアサリエキスをたっぷり吸い込んだご飯が美味しい。
冷えても美味しい混ぜご飯です。
さつま揚げ。
切ってお皿に盛り合わせた後、葱、かつお節をちらしておろし生姜を添えました。
お好みでお醤油を垂らして頂きます。
塩炒り銀杏。
たこ焼き用の経木に盛ってみました。
アジア食材店で購入した殻付き銀杏にペンチでヒビを入れ、少し水をまぶした後、
タップリの塩を絡ませて電子レンジで加熱しました。
秋の居酒屋定番メニューです。
ミミガーとチャンジャ。
こちらもアジア食材店で購入。
ミミガーは豚の耳。ドイツ人友人は味見をしてくれましたが・・・
多分、ドイツの方々はこういうの嫌いだろうなぁ。。。
でもロシア系ドイツ人の方には、チャンジャが大好評でした。
テーブルに乗り切らないくらいの品数になっちゃいました(笑)
でも、皆さん喜んでくれましたよ。
何より、友人のお父様の「美味しい!」の言葉が嬉しい宴会でした。
こちらは、友人のお父様が試飲をして選んでくださった、お土産の日本酒♪
兵庫のお酒です。
これが美味しくて美味しくて・・・
ドイツのビールやワインも好きだけれど、やっぱり日本酒は最高。
気分は本当に赤提灯な居酒屋でしたよ♪