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読書感想@東野圭吾『マスカレード・ナイト』 [読書]


なかなかじっくり本を読む時間の無いのだが、興味のある作品はやはり読みたくなる。
休日の空き時間に小刻みに読むくらいなんだけどね。
今回読んだのは、今や知らない人はいない作家 東野圭吾
映画化もされた作品『マスカレード・ナイト』
東野圭吾「マスカレードナイト」.jpg
前作『マスカレード・ホテル』の続編

前作同様に、ホテルが舞台。
メインの刑事と、ホテルのフロント、それ以外の登場人物も同一人物が多い。
今回は、大みそかのイベント「マスカレード・ナイト」に、殺人犯がやってくるので捕まえてと警察に連絡がありこれに対応して警察、ホテルの様子が描かれたもの。

映画の影響もあり、メインの刑事は木村拓哉、ホテルのコンシェルジュは長澤まさみ のイメージになってしまっている。

ホテルに宿泊に来る様々な客。
コレに「無理」と言わないコンシェルジュ・

いろいろな人の人間ドラマがあって、事件や、背景にちょっとずつ絡んでいる感じが、読者をくすぐる。
最後までワーッと駆け抜ける感じが、いかにも東野作品。
事件の真相は、現代の世相を交えたものだし、トリックはなかなか複雑。
上手く張られた伏線ではあるが、最後で一気にネタ晴らしなのが駆け込み的に感じたけどね。

とは言え、さすがの東野作品

マスカレード・ナイト (集英社文庫)

マスカレード・ナイト (集英社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2020/09/18
  • メディア: ペーパーバック

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読書感想:東野圭吾『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』 [読書]


時々読書。
読んだのは、今一番の売れっ子作家 東野圭吾。
新作『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人.jpg

作品の背景が、既にコロナ禍の時代。
舞台は、町おこししようとしている観光地。
町おこしの計画と、それにからむ中学生の同級生の同窓会。
その舞台で殺人事件が発生し、事件解決に登場するのが、事件の被害者の弟と娘。
この弟が曲者で、元マジシャンで、色々と手品仕掛けの技で話が進んでいく。
この弟が、タイトルにある「ブラックショーマン」で、ストーリー的に探偵役ね。

リモート生活とか、密を避けるとかのコロナ禍の舞台の中を生活する人々の様子もあって、
あ~なるほど最近の事象だわ。と最近の様子を溶け込ませてくるのはさすが。
主人公の探偵役の、話術の巧みさに、ちょっと勉強になる部分はあったね。

ストーリー的には、殺人事件の解決を行う探偵もので、普通と言えば普通。
東野作品としては、地味で、感動も薄めかな。

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2020/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 


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五十嵐貴久先生のtwitter [読書]



昨日、五十嵐貴久氏の『リハーサル』を読んだと記事にしました。
このblogは、記事投稿時に、Twitterへの投稿を”する” or ”しない”が選択でき、
普通に、Twitterへも投稿を連携させた。

Twitter に投稿 ?  

そしたらなんと、五十嵐貴久氏 自らが、投稿されたTwitterに対して、
「イイね」をしてくれただけでなく、コメントもくれた。

五十嵐貴久_tweet.jpg

 「続編も読んでネ」
 という案内ではあるが、
作家さんが直接メッセージを頂けるなんて、凄い世の中です。




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読書@五十嵐貴久『リメンバー』 [読書]


秋の夜長に読書。
読んだのは、お気に入りの作家 五十嵐貴久さんの『リメンバー』

『リカ』、『リターン』、『リバース』、『リハーサル』の4連続ホラーの続編。

1作目『リカ』は、とにかく不気味。
2作目での、「リカ」の後日話『リターン』は、恐怖。
3作目での、誕生話『リバース』は、悪意。
4作目での、「リカ」の事前話『リハーサル』は、狂気。
で、本作『リメンバー』
五十嵐貴久『リメンバー』.jpg
1作目『リカ』から、20年後の世界。
ここでも『リカ』を髣髴させる事件が起こるところから幕開け。
舞台はメインが大学研究所であるが、ここでも同じような事件が起こる。
今回出て来るのは、リカ本人ではなく、リカの心理感染。
何とも不気味であったが、ストーリー展開も面白かったな。

こうやって、リカの怨念で、何作も書けるのが凄いね。
続編も楽しみにしてます。


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読書感想:東野圭吾『クスノキの番人』 [読書]


すっかり機会が減ってしまった読書。

読んだのは、売れっ子作家 東野圭吾。
新作『クスノキの番人』

クスノキの番人.jpg

タイトルとなる「クスノキ」
職場を解雇され、罪を犯し逮捕された主人公が、叔母の手助けにより釈放される。
その主人公に与えたのが、「クスノキの番人」を任せる話。
話はファンタジー。
誰も死なない、心温まる優しい話。

クスノキを中心に、主人公も含めて、登場人物が少しずつ成長していくもの。
さすが東野という伏線もあり、インパクトは少ないモノの楽しめました。

クスノキの番人

クスノキの番人

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2020/03/17
  • メディア: ハードカバー

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