昨日土曜日、K氏が颯爽と
α9を携えて仕事場に現れました!
同時に持参したレンズは35、50、85mmのF1.4・・・圧巻です!
遅れてY氏もテストに参加!
先ずテストしてみたのは1/8000のFP発光。w
白バックでは予想通りシマシマが現れました。
白バックの前に人物が立ち、改めて発光させてみると
背景には確かにシマシマが確認できるが人物上では判別つかず。メデタシ!
電子先幕シャッターをオフにすれば背景のシマシマも出ません。
次に行ったのは無音秒間20コマでの動体AF(瞳AF)。
85、50、35(各F1.4開放で連写)
先ず驚いたのは瞳AFの優秀さ。
下の写真ほどの引きからスタートしましたが、この距離でも瞳AFはOKだったか。
たまたま中央部に顔が位置してますが、もっと端っこでも瞳AFはOKなはずです。
85/1.4開放、1/2500 ISO400 α9
流石はα9!バッチリ!!!!
と言いたいのですが、実は思わる伏兵が・・・
85と50のF1.4では歩き始めるに従いピントが怪しくなったのです・・・
これはレンズが大きく重いためにAFが遅いためではと
次に85、55(各F1.8開放で連写)どちらもSONY純正レンズ達でテストしてみると
お見事バッチリ!!!という塩梅でした。
上は55/1.8での撮影。先ほどと同程度の引きからスタートしてカメラの至近距離に・・・ほぼ全てにピントバッチリ!革命的です。モデルや人物撮影デでしたら被写体が複数の場合には顔の登録が必要かもしれませんが瞳AFさえ使えばピントの不安から開放されます。ファインダーを覗く必要もありません。
一つ不思議なのは瞳AFの割当ボタン。C1〜C4に設定しますが今までファインダー右手のC3ボタンに割り当てていた方が殆どでは?ところが、その場所にはC3ボタンが見当たらず瞳AFが設定できないのです。今回は左肩のC3ボタンに設定しましたがどうもシックリしません。何とかして欲しいかも・・・ 一度セットすればもう一度ボタンを押さぬ限り瞳AFがオンのままだと便利なのですが・・・ 結構押し続けることが負担になってきます。 ファインダー右手のボタンに設定できるそうです!!秒間20コマ、滅多に使用しないと思いますが危険です。アッという間にメモリーが一杯なります。w
それと電子シャッターでは秒間20コマが可能ですがメカニカルシャッターでは秒間5コマ。8コマあったらねえ・・・惜しい・・・
余計な心配ですが・・・この先の7と9の棲み分けはどうなのでしょう?そもそも7ですら初代とII代目があるしねえ。7シリーズでタイプIIIは登場するのか? タイプIIIが9なのか?9Rや9Sは登場するのか?個人的には9R或いは7RIIIにラブコールか?
Kさん、Yさん、ありがとうございました!!
追記:過去にも書きましたが、顔認識AFだけでは足りていません。ローアングルで撮影すれば顎にピントが合いますしハイアングルで撮影すれば頭にピントが・・・瞳AFのお陰でそのような現象は皆無。俺様はF16でしか撮影せん!という方は問題ないと思いますけど。w
今回のテスト開放絞りで動体。難易度は相当に高いはずです。何故ならば、カメラの至近距離まで迫ってくるって被写体の相対的なスピードが上がるからです。カメラに任せられる部分は任せる。撮影者はピント以外に頭を使うことが沢山ありますよね?まあ、α9のような革命的なカメラの出現は今までのカメラマンの存在価値を脅かす訳でもありましてプロカメラマンキラー的な諸刃の剣なのですけどね。
追記:05/30 SONY純正ヘビー級のF1.4レンズ達。α9の発売に合わせてファームウエアのアップがあったらしい。AFスピードも改善されたのか? 楽しみですね。