2012年 07月 21日
まきちゃん
まきちゃんと初めて知りあったのは某デパートの催事です。
せっかちなゆりりはエレベーターを待つのメンドーと階段を使っていたら、踊り場の段差の所にちょこんと座ってオニギリ食べてる人が。
それがまきちゃんでした。
「なにかひとつのからだかざり」という名前は前から耳にした事があったので、そんなことを話したら、そういう風に記憶してくれてうれしいと言われたのです。
彼女の意見は率直です。口調は柔らかいけれど、すんごく核心をついていて感心します。な〜〜〜るほどと思う事も多々あります。とってもおもしろいんです。嫌は嫌とハッキリとしたポリシーを持っていて、そこらへんはしっかり守ってたし。それもいやなかんじではなくて、なるほどそうなのねってくらい。
だから付き合いやすいんです。なあなあとかないから。
でもまた人への気の使いようはすごいですよお。しかも使ってるようにみせないさりげなさが!
義理を重んじるゆりりですが、そういうのとはまた違って、生きてく上できちんとセレクトして行かねばなことってあると思います。
女性にありがちなのが、仕事や、たとえばあたしたちの場合は作品を否定されると自分自身をも否定されてると思ってしまうこと。
それは違うと思うのです。
仕事も作品も自分がやったことだし、自分自身と思っちゃうかもかもなんですが、あくまでもそれは一部であって全部じゃないんです。しかもあくまでも意見であってケンカうってわけじゃないから。まあたまに、普通に話したらいいのにっていう位ヒステリックに言う方や相手を叩きつぶそうと思ってるのかと言う位の高圧的態度な方にはちょっと閉口しますけどね。あっヒステリックとか書くと女とか思うかもですが、男性もちゃんと含まれてますよ。
でもまあそういう態度も防御の気持ちが高い人ほどそうなっちゃう気がします。
考え方が違う人がいて当たり前なんですよね。
自分が考えた事が全てに通る訳なんかないことは誰もが経験上知ってる事。
自分がよかれと思った事が他人もよいと感じるかどうか。
そうじゃない時もたくさんあるんじゃないかな。
でもそれは自分を否定されたことでもなんでもないんです。
相手の考え方を聞いて、合わないな〜と思ったらそれはそれで、仕方ない事です。それに対して意見は言うけど、根本的に違う方ってどしたっているんです。
だから相成れないことは仕方ないんです。
そんな違う考えの相手の事も尊重はしなくてはいかないのかなって。
合わないとこをムリムリ仲良くしましょ〜なんてことを言ってるんじゃありませんよ〜。
相手の考えにムリムリ服従しよ〜ってのでもないです。
ただ自分が否定されてやだな〜と思うのであれば、相手だって同じだと思うのです。
プライベートなら会わなきゃいいだけですが、仕事となるとそうもいかないですよね。
ただもう否定されたから絶対イヤイヤバリアー出してるのと、合わないけどそれでも互いの存在を認めあっての関係とでは大きな違いです。えっ?到底認めたくない存在ですって???まあそれでも少し見方を変えてみたらどうなのかしら?
思い出話ではなくて、こんなまじめな話を書きつづったのは、まきちゃんからはそういう色々な対人関係に関して教えてもらった気がするからです。本人に言ったらそんなことないよぉ〜とか言いそうですが(笑)ゆりりもまだまだまだまだ未熟者ですから、色々な方に色々な意見を聴いて、もちっと人生の熟練モノになりたいな〜と思います。まきちゃんはそう言った意味で、先を行ってる人と思います。
オリジナルなモノを作り、オリジナル考え方をもち、たくさんの人と友達で。
これからはそうそうしょっちゅう会えなくなっちゃうのは、正直淋しいです。
でもきっと作品とはおつきあいがあると思うしね。
彼女の故郷はとっても物価が安くて、庭付き一軒家が月たったの4万で借りられるそうです。おいでよ〜と冗談めかしに言ってましたが、なかなか魅力的な話ですよね!
さてさてもう東京を出たのかしら???
昨日もぜひうちに泊まってと言うあちこちからラブコールがかかってたけど、どしたのかな。
まきちゃんはどこに行ってもまきちゃんだと思うから、なんの心配もしてません。
またいつか会いましょうね〜〜〜。
by shigekumablog
| 2012-07-21 09:07
| 雑記