MARQUEE vol.70 - 日々の音色とことば

日々の音色とことば

usual tones and words

MARQUEE vol.70

MARQUEE vol.70  マーキー70号MARQUEE vol.70 マーキー70号
(2008/12)
不明

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『MARQUEE vol.70』に原稿を書きました。

今号も、ここのところ連続して続けている「新感覚派ロック・バンド」特集を担当。PEOPLE IN THE BOX、the telephones、avengers in sci-fiの3バンドのインタヴューが掲載されています。

原稿にも書いたけれど、音楽性自体はちょっと違う方向性を持った3組がまったく同じことを言っていたのがすごく印象的だった。それは、「自分達はポップ・ミュージックをやっている」という意識、そして「ロックとは“進化する音楽”である」という認識。

PEOPLE IN THE BOXのVo/G波多野が、影響を受けた作曲家として「メシアン」と「アンディ・パートリッジ」を挙げていたのにも度肝を抜かれた。XTCはまだしも、メシアンはフランスの現代音楽の作曲家なわけで。

wikipedia:「オリヴィア・メシアン」
wikipedia::「アンディ・パートリッジ」

そういうルーツを持ち、「ギター・ロックをあんまり知らない」という人が、これだけ真ん中に変化球を投げることができるような時代。面白いなあ、と思う。