青森もいよいよ天気予報に雪マークが現れる季節になって来ました。
朝晩の冷え込みはかなり厳しいものがあります。
もう少ししたら雪かきに追われる毎日になるんでしょうね…
さて、当社のモットーでありブログタイトルにもある「ひと手間を惜しまない」ことについてちょっと。
車はどこまでいっても機械であって、人のように自己治癒能力というものはありません。
また、どこの調子が悪いとか言ってくれません。
そこで我々整備士が物言わぬ車の声を聞き、なるべくベストコンディションを維持出来るように整備するわけです。
その際に重要なのがどんなシステムで、どんな作動をするのかをどこまで理解出来ているかだと思います。
そして「ひと手間を惜しまない」こと。
最近入庫する車で気になるのが、最初の記事でも書いたブレーキローターの錆やブレーキオイルの量です。
パッドを分解清掃しなかった故に起こるローターの錆つきや液量を調整しなかった故のブレーキ警告灯の不点灯。
これらはシステムや作動を理解していたら絶対に作業しなければいけない事だと思っています。
手間を考えても５分、１０分くらいです。
ほんの「ひと手間を惜しまない」ことで後々の整備料金を抑えたり、ベストの状態を長く維持出来るのです。
また、エアフロメーターと言う部品がエンジンには付いています。
これも使用過程で汚れていきますが、車検時などに清掃することで長持ちしますしトラブルにもなり難いです。
これも作業時間はホンの５分くらいでしょうか。
エアフロメーターがダメになるとエンジン不調や走行不良、最悪の場合は走行出来ずにレッカーのお世話になるかもしれません。
他には最近はめっきり少なくなりましたが、クラッチのワイヤー調整なんかもマメにしたほうが良いかと思います。
ワイヤー調整は２～３分もあれば出来るんではないでしょうか。
でも、これらは意外と整備されていないと感じています。料金重視（安いが１番）の弊害なのかもしれません…
当社では車のシステムや作動を考えた上で、車のコンディションを維持しトラブル予防のための「ひと手間を惜しまない」ことを今後も大切にしていきます。
さて、いよいよ明日からヂャイアント恒例のタイヤ交換が始まります。
もちろん、タイヤ交換でも当社のモットーである「ひと手間を惜しまない」ことが大切にされています。
空気圧の調整、規定トルクでの締め付け、タイヤの状態を見て取り付け位置を考えるなどなど！
混雑でお客様をお待たせすることになるかもしれませんが、是非ご利用お待ちしております。
- 2013/11/10(日) 22:03:36|
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