【Aぇ! group】ドキュメンタリー『BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側』の制作発表会をレポート!
Aぇ! groupのドキュメンタリーシリーズ『BORDERLESS』の第二弾『BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側』が、11月28日(木)21:00よりNetflixで世界独占配信されるよ(※全4話国外の配信日は調整中)。このドキュメンタリーは、Aぇ! groupがデビューシングル「《A》BEGINNING」を引っさげて、全国8都市で開催したデビューツアーの裏側に密着しているんだって! 配信開始に先立って、Netflixオフィスで開催された制作発表会見にSeventeenが潜入。その様子をレポートするよ♪
Aぇ! groupのドキュメンタリーシリーズ第二弾『BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側』が11月28日よりNetflixで世界独占配信!
左から)小島健、正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、佐野晶哉
爆笑の連続! メンバーのユーモアが炸裂した自己紹介
定刻になり「Gotta Be」が流れる中、登壇したメンバーはまず集まった記者にあいさつ。しょっぱなからツッコミどころ満載で爆笑の嵐を巻き起こしていたよ。
――あいさつをお願いします!
小島健(以下、小島):どうも、Aぇ! groupのリーダーの小島健でございます。水と塩があれば一か月……(周囲からマイクの電源がオフになっていることをツッコまれる)
佐野晶哉(以下、佐野):気になる! 水と塩の続き、気になる!
小島:やらしいわ~。やらしいことしますね~。
末澤誠也(以下、末澤さん):イヤな言い方(笑)。
小島:すみません、ありがとうございます(笑)。恥ずかしい! (マイクをオンにして)ということで、改めて自己紹介させていただきます。
佐野:水と塩が気になる! 水と塩、何!?
正門良規(以下、正門):気になるなぁ。
小島:上々の滑り出しとなりました。Aぇ! groupのリーダーの小島健でございます。水と塩があれば……
佐野:キターッ!!
一同:(笑)
小島:普通の人間は一か月生きると言われていますが、僕の場合はそこにNetflixも必要となっております。これが言いたかったんです。
会場:(爆笑)
小島:恥ずかしい〜! デビューの時の記者会見よりも緊張します。恥ずかしい出だしでアレですけども、今日はよろしくお願いします! ありがとうございます!
正門:Aぇ! groupの正門良規です。第二弾ということで、こうやってみなさんにドキュメンタリーの完成を発表できるということがすごく誇らしいですし、これを機に『BORDERLESS』 が盛り上がっていけばいいなと思っております。
末澤:えー(自己紹介しようとするも、小島さん同様にマイクの電源がオフ)
佐野:お前もかい!
小島:天丼!(※同じことを二度、三度くり返して笑いを取るテクニック)
末澤:末澤誠也です。今回も密着していただいたんですけど、Aぇ! groupの素が見られる映像になっているんじゃないかなと思いますし、何回も繰り返し観ていただけるとうれしいです。よろしくお願いします!
草間リチャード敬太(以下、草間):草間リチャード敬太です。映像の中では髪の毛が長いんですけど、(少し噛みながら)同一人物ですのでお間違いなく(笑)。よろしくお願いします。以上です!
佐野:(低音ボイスで)最年少の佐野晶哉です。お願いします。
小島:渋っ!
佐野:こんなに素敵な記者会見がなぜ第一弾の時になかったのかな……って思っているんですけど(笑)、第二弾でこうやって皆さんに集まっていただけて、こんな素敵な場所で「(第二弾が)配信されるよ!」っていう発表できて本当に幸せです。デビューまでの道のりも本当にたくさんのドラマがありましたけれども、デビューしてから一発目のライブもたくさんドラマが詰まっていて、僕ら5人の個性や悩みとか、いろんなものが映っていると思うので、ぜひぜひ楽しみにして♯@%……!
末澤:最後噛むんかい!
佐野:噛んでない人おらんな、今のところ(笑)。
「ドキュメンタリーには、Aぇ! groupの持つ熱量やがむしゃらさが詰まってる」(正門)
続いて、司会者や記者からの質問にメンバーが回答するコーナーへ。ドキュメンタリーの見どころや、デビューツアーのビハインドを教えてくれたよ。一部抜粋してお届け!
――ドキュメンタリー第二弾が配信される今の気持ちを教えてください!
小島:第二弾ということで、まず役作りからしっかり入って、髪の毛はどんどん役を重ねるごとに白髪を増やしてメガネの形とかも心情によって変えたりしました。
正門:マイクを持ってるやつ、誰か言ってくれ! マイク持ってんねんから誰か!
佐野:(マイクを持っていた佐野さん)巻きこまれたくないねん……もう。
小島:あ、すみません。間違えちゃいました。僕、『地面師たち』の綾野剛さんの役作りの話を……。
会場:(爆笑)
佐野:だからメガネの話を(笑)
小島:はい、ごめんなさい。
佐野:髪型ちょっと似てる。
正門:ええねん、そんなの(笑)。
末澤:ちゃんとして欲しいわ(笑)。
小島:ちゃんと言うから(笑)
佐野:もうええです。
小島:(佐野さんに向かって)今なんて言った?
佐野:恥ずかしい(笑)。……もうええでしょう。
小島:はい、佐野がスベったところで話を戻すと、「BORDERLESS」第二弾ということで、僕たちは先行で出来上がった映像を観させてもらったんですけど、Aぇ! groupのいちファンとして、本当に時間があっという間でしたね。ただただ楽しませていただきました。第二弾には、僕たちのデビューツアーに向けての軌跡が描かれていますが、すごくリアル。メンバー一人ひとりの個性やしゃべっていることも違うので、「この人こんなこと言ってたんや!」みたいなのも思いながら見てました。だから早く皆さんに見ていただきたいというのが今一番の気持ちです。
――本作は「Aぇ! group Debut Tour ~世界で1番AぇLive~」に密着したドキュメンタリーですが、デビュー後初のツアーと、それ以前のツアーとで何か変化はありましたか?
正門:デビューツアーというものを作るところからまず難航しました。打ち合わせもそうですけど、「デビューツアーって具体的にライブで何をやんねやろ」っていう話から始まり、今までで一番5人が話し合ったライブになっているし、その分初日にお客さんを前にしてスタンバイしている僕たちの気持ちというのは、過去のライブにはなかったような不思議な気持ちがいっぱいありました。もしかしたら今、第二弾を観ることで、改めて整理ができる部分もあるかなと思ってます。当時は本当に無我夢中で、曲順や演出、ファンの方のこととか、とにかく一生懸命目の前にあることに必死でした。いろんなことをいっぱい考えていました。その時の熱量やがむしゃらさとか、「これぞAぇ! group」みたいなものも詰まっていると思うので、みなさんもそういった発見があるとうれしいです。
――正門さんは、今回のツアーでまとめ役を担っていたとお聞きしました。
正門:そうですね、スタッフさんと連携を取るとかはやりましたけど、基本的には5人でアイデアを出し合っていたんで、僕が引っ張ったというよりは、5人で机に向き合いって、スタッフさんも交えて一緒に作った、っていう感じですかね。
――末澤さんは衣装の制作に携わったそうですが、大変だった点やこだわったことはありますか?
末澤:デビューツアーということもあって、オープニングは派手にいきたいなと思って、黒いファーの衣装でやらせてもらったんですけど、何よりデビューして衣装の予算があがりまして。
一同:ハハハハハ。
佐野:やらしい(笑)
末澤:デビューってすごいなって改めて実感しましたね。
佐野:2カ所目から変わったしね。
末澤:そうなんですよ。1カ所目の北海道で、もともと準備していた衣装を俯瞰したときに、スタッフさんを含め「ちょっと暗いな。もうちょっと明るい色のほうがいいんじゃないか」という話になったんです。それで、次の都市までに新しい衣装をもう一着作ってもらって、そっちを使うことになって。だから、北海道公演でしか着てない衣装は、今後どこかで着たいなと思ってます。あと、私服みたいな衣装もあったんですけど、そのときにメンバーの要望を聞いて、「この衣装でお願いします」って言ったら、ホンマにそのまんまの衣装を用意してくださって。そのへんも含めて、デビューってすごいんだなって改めて思いました。
――私服みたいな衣装は、メンバーから無茶な提案があったりしましたか?
末澤:無茶な提案……。でもみんな結構「こんな感じがいいです」って分かりやすく言ってくれるから良かったんですけど、佐野だけは本当に服に興味がなくて、「なんでもいい」「お任せします」っていうタイプなので、佐野だけはちょっと困りましたね。ホンマはどんなのがいいか言ってくれた方がありがたいんですけどね。まぁ、でも、なんとなく適当に……。
佐野:適当やったんや、あれ。良かったよ。めっちゃ!
末澤:本当?
佐野:100点、100点!
小島:みんな私服と似た雰囲気の衣装なんですけど、佐野だけスタイリストさんが本気で用意したコーディネートやった。
末澤:そうね(笑)。
小島:めちゃめちゃおしゃれ。
末澤:確かに、普段の佐野じゃない感じがあるよね。
佐野:いやいや、普段もあれですよ。最近は。
末澤:そんなことない。一緒の服しか着てへんがな、お前(笑)
メンバーが大感動したライブ飯とは? デビューして豪華になったケータリングトーク
ーーデビューツアーでは新たな挑戦としてアコースティックコーナー取り入れたそうですが、どういったきっかけで始まったのでしょうか?
佐野:5年ぐらい前、バンドを始めてすぐの頃から「アコースティックコーナーがしたい」って言ってたんですけど、なかなかタイミングが合わなくてできてなかったんです。それで今回、デビューツアーだし、何か今まで挑戦したことのないコーナーを入れてたいよねという話になり、「じゃあアコースティックコーナーをしようぜ!」ってことになりました。
ーー草間さんは、アコースティックコーナーではサックス、他のコーナーではベースにも挑戦されました。忙しい中、練習は大変だったのでは?
草間:大変でした。デビュー発表の時にもベースを披露させてもらったんですけど、その時からどんどん楽曲が増えていって、1曲ちゃんとできるまでにまた次にツアーでやる曲が増えていって、どれを先に練習したらいいのか全然わからへん状態でした。その悩んでいる様子も映像に映っていましたね。サックスは元々やっていたので、やっぱりファンの人も見たい部分やろうなと思ってたから、アコースティックコーナーに入れられたのは本当に良かったです。サックスはこれからもどこかで入れられるところがあれば入れていきたいなと思っていますし、ベースもまた次の機会があったら「また成長したやん!」と言ってもらえるように今も頑張っていますので、その成長過程がこの『BORDERLESS』の中で見てもらえるのかなと思います。
――草間さん、「ここは見て欲しい!」というシーンは?
草間:え~~~~~~~~~~~~~~~‼︎
佐野:なさそ~。
草間:ベースソロをやるかやらへんかっていう会議が本編にしっかり入っていたので、そのシーンはめちゃくちゃリアルやなって思います。
佐野:思ってたよりもゴネてましたね(笑)。
草間:うん(笑)。
小島:ゴネるって言い方はあれですけど(笑)、相談してた、やな!
草間:いやいやいや。
正門:怖いっすよ普通(笑)。
草間:ちゃんと嫌そうな顔してた。
末澤:でもそれがリアルでいいんじゃない?
小島:「BORDERLESS」ならではだね。
ーーライブにおいてデビュー前後で一番変わったことは?
小島:規模は変わりましたよね。1年前はホールツアーだったのが、今回はアリーナツアーなので。規模が違うと、使える装置も変わりますし、外周ができたりもして。はじめてづくしで、めちゃくちゃ悩む部分はありました。
佐野:ケータリングもめっちゃ豪華になってた。今までとは違うかったよな?
小島:北海道のルイベ漬け! あんなんデビュー前は食べられないですよ。
佐野:うまかった~!
末澤:ルイベ漬けはめっちゃ食べたよな。
佐野:鮭もいくらも入ってるもんな! ご当地のものをたくさん用意していただきました。あと、皿も紙皿じゃなくて陶器やった!
末澤:たしかに!
佐野:それだけで食欲が違うんすよ!
小島:カンカン!って音がね、いいですよね。
佐野:(草間さんの方を向いて)リチャ君は一回も食べてないですよね。
末澤:このツアー中にご飯食べてへんもんな、リチャ。
草間:(笑)
小島:(草間さんに)マイク渡してあげて。
草間:(マイクなしで、大声で)食べました! ちゃんと食べましたからねぇ!
(左から)末澤誠也、草間リチャード敬太、佐野晶哉
――12月にはライブDVDも発売されますが、そこに収録されているメイキングと今回のドキュメンタリーの違いは?
佐野:僕たちはまだメイキングの方は見られてないんですけど、全く違うものが出来上がってます!
会場:(爆笑)
末澤:いや、見てないやろ? 見てないんやろ!?
佐野:同じデビューツアーに向けての裏側ですけど、これでもかってくらい違う!
末澤:ちゃう、見てへんやろ?(笑)。
小島:晶哉、嘘はアカン! ドキュメンタリーの会見で嘘しかついてへん。
佐野:メンバー含め優秀なスタッフさん、同じ場所にいたはずやのにやっぱり撮る人が違うと、こんなにも違うんかと。全然違う。
小島:ホンマ? でも特典映像でもメイキングは入っていますが、多分『BORDERLESS』のほうがよりリアルなのかなと思います。
末澤:そうやね。
佐野:弱みを見せてるよな。
小島:ホンマに結構、ギリの奥まで言ってる。実際に完成した映像を見てて、これも使われるんやみたいな部分がホンマにたくさんあったんで。
佐野:ライブ前に死ぬほど咳き込んでるシーンとか映ってるもんな。
小島:そうそうそう。僕の表では絶対に見せないこの弱み!
会場:(爆笑)
佐野:ええふうに言うな。ちょっと風邪引いて咳き込んでるだけやん!
小島:悪い言い方に聞こえちゃうかもしれないですけど、あえて言うと、より生々しくリアルに現実を撮って、それをお送りしていますね。もう結構丸裸になっています。
佐野:そういえば、真面目なインタビューを受けてるシーンで、俺らが掃除してて。「デビューしても掃除してるんですよ」って話をしている時に、小島くんがカメラマンさんにモップで「ウェイ〜!!」ってやって、次のシーンにいくところがあるけど、あれはマジでいらんかったなと。
一同:(爆笑)
小島:それリアルやな。
佐野:めっちゃリアル。あれが一番リアルなAぇ! groupかも。
小島:多分、ライブDVDの特典には、結構明るいポジティブな内容の会議の様子が使われることが多いと思ってて。「BORDERLESS」ではNetflixさんならではの、僕たちの生々しい一面がいい意味で詰まっていると思いますね。
――そんなリアルな皆さんに映した「BORDERLESS」。長い期間、カメラが密着していると思いますが、その環境には慣れましたか? 小島さんいかがですか?
小島:あの…
末澤:ようしゃべるな! お前。
小島:「ようしゃべるな」もちゃうやろ! ええやろ!
末澤:今日ようしゃべるわ!
正門:楽屋で意気込んでましたもんね(笑)
小島:楽屋で「30分間しゃべり倒したろ」って言ってました。今日これが初仕事なんで。あ、みません、質問何でしたっけ?
末澤:嘘やろ!?
会場:(笑)
ーー密着カメラにも慣れて、より自然体な皆さんが見られるのしょうか?
小島:そうですね。本当に四六時中、ずっとカメラを回してくださっていて、バッテリーが切れてもすぐ入れ替えてずっと撮影を続けてくれたんです。ただのダンスの練習もずっと撮ってくださるんですが、第1弾では、その環境にまだ慣れてない部分もあったと思うし、どこかカッコつけている部分もあったと思います。でも、第二弾では、カメラがあるのが日常になっていた。何もカッコつけれない状況やったというのが1と2の違いですし、僕たちも楽しめました。
グループのギリギリに迫ったドキュメンタリー。カット希望の衝撃シーンとは!?
――実際にドキュメンタリーを見て気づいた、メンバーの新しい一面があれば教えて!
小島:(メンバーに向かって)どうでしょう?
正門:(場を)まわしはじめた!
小島:(回答者が)全部小島になるから(笑)。
佐野:でも小島くんが……。
末澤:もうええて(笑)
小島:それはいいやんか、俺の新しい一面やから!
佐野:今回のデビューツアーで初披露した「愛してるって言わNight」っていうYouTubeの大喜利から生まれた僕のソロ曲があるんです。衣装を小島くんが作ってくれたのは知っていたし、毎公演その衣装を羽織って出ていたんですが、制作風景を見たのは今回が初めてだったんです。「この愛って文字に俺が愛を込めて、その服を佐野が着て、ファンのみんなに愛を届けてくれるんやな」みたいなくっさいことを言ってて。
小島:くさいってなんやねん。
末澤:めっちゃカッコつけてるんちゃう?
小島:カッコつけてへんやん。
正門:カッコつけてるよ。
小島:カッコつけてない言うてんから、カッコつけてない。あれが素やねん!
佐野:素であれ?
小島:裏でもあれ。
佐野:めっちゃかっこよかった。よかった、衣装をプロデュースしてくれて。
小島:うれしいわ。ありがとうございます。さあ、ほかに(発見したメンバーの新しい一面は)ありますか?
末澤:メンバーの裏側で? なにあったかな……。
小島:ま、なんかでも……
小島以外:(また小島さんが話し始めて)ハハハハハハ。
小島:これ、みんなが話さんからやで(笑)。あの、僕が佐野ちゃんに裏のノリで……。
佐野:ずっとここ(佐野さんと小島さん)でしゃべってる!(笑)
小島:(記者のほうを見て)ごめんなさいね〜!
佐野:お互いほめあって(笑)。何?
小島:僕が佐野ちゃんに裏側でダル絡みするってことがたくさんあって、今日の楽屋でもダル絡みしてたんですけど、ドキュメンタリーではそれがエスカレートしていて、どこかで僕が佐野ちゃんにチューしているシーンがあるんです。しかもそのチューしてる場所がめちゃくちゃ……見て欲しくないなぁ〜(笑)。今からでもカットして欲しいな。
佐野:濁すほうがやばい!(笑)。言い切ったほうがまだなんかいい。
小島:ほっぺたとかはまだなんかなね、アイドルってあるあるじゃないですか。仕事とかで。
佐野:まぁなんかあるよな。雑誌とかでね。
小島:ハハハ。僕はたぶんもう一生に一回しか、そこにチューせえへんねやろうなって場所にチューしてるんです。
佐野:カメラが回っていてよかったよな。裏側でなんもなく俺たちの中だけであれが起きてたら……。
末澤:でも、カメラが回ってなくてもやってるやん!
小島:まぁ、それが撮られちゃったという。わざわざカメラさんが走ってこう(カメラさんがかけ寄ってくる真似)
正門:ハハハハハ。
末澤:わざわざ撮りに来た感じやもんな。
(左から)小島健、正門良規
ーーデビューツアー中に、メンバーとの絆を感じた瞬間はありますか?
佐野:アコースティクコーナーをやる、やらんのシーンは絆を感じましたね。本番前日にサウンドチェックをしたら、正直、人前で披露できるようなクオリティじゃなくて、ボロッボロだったんです。これは明日の本番でやるべきなのかって話になり、一度は「やらんでええか」という方向になったんですが、その後に「それはアカン」とメンバー全員が思って、それぞれ練習して、本番当日にはしっかり仕上げてきたんです。あの5人の向かう方向が一致している感じや、「ここは頑張らなアカン」という高め合い方に、僕ら5年半の歴史を感じましたね。
小島:公演数が多いから「途中からやる?」とか、いろんな作戦を話し合いもしました。でも、お互いにアイコンタクトを交わして、「これなら明日やってみるか。チャレンジできるか」というところまでやり切ることができた。そのアイコンタクトだけで演奏が一気に変わった感じがして、そういう部分も「BORDERLESS」を見ていただいたら分かるんじゃないかなと思います。
――末澤さんは弾き語りをされたそうですが、そのへんはいかがでしたか。
末澤:佐野ちゃんが、わかりやす〜く教えてくれましたね。
佐野:わかりやすかったすね!
末澤:あんま自分で言わんとって欲しいねんけど。
佐野:改めて観て。「BORDERLESS」を観て。
末澤:分かりやすかったんやろな、たぶんな。
佐野:俺こんなふうに教えてんねやって思った。お金取れるわ。
会場:(爆笑)
佐野:いいレッスンしてはった〜。
末澤:佐野はギターじゃないんすけど。正門がギターなんですけどね。
小島:まっさん(正門さん)も参加して教えてたよね。で、その横でリチャくんがベース初挑戦やから、悩んでずっと練習しててという。ちなみに、そういう時の画角って基本的に僕いないんです。
会場:(爆笑)
末澤:真面目なシーンおらんかった。
小島:そう、たぶん休憩してるんですよ。わぁぁ〜ミスったー! 俺も練習しとけばよかったぁぁぁ。
末澤:そういうのじゃない。そういうのも含めて、「BORDERLESS」は“リアル”やから。
小島:めちゃめちゃリアル。
末澤:そうそうそう。
佐野:誠也くん、ギターを弾きながら歌うだけじゃなくて、サビはメロディではなくハモ(リ)なんです。ギターを弾きながら上ハモいったり、下ハモいったり……弾き語りに慣れてない中であんな難しいことをしているのはマジですごいなと思います。
末澤:難しかったですね。
佐野:チェックしてほしいです。
――正門さん、最後にメッセージをお願いします!
正門:あの第一弾では結成から5年間を追っていただいたんですけど、第二弾はデビューツアーの裏側が放送されます。Aぇ! groupのパーソナルな部分や、普段どのように物作りを考えているのかが、いい意味で生々しく映像に映っていると思います。非常に濃い内容になっていると思いますので、ぜひすみずみまで楽しんでいただけたらうれしいと思います。
何度も笑いに包まれた制作発表会もいよいよ終了。集まった記者にあいさつしながら、メンバーが順番に退場していく中、佐野さんだけが会場に残り、カメラに向かって楽しそうにポーズをキメめてソロシューティングを満喫していていたよ♪
11月28日から配信スタートの『BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側』、忘れずチェックしてね!
11/28(木)より世界独占配信! ドキュメンタリー「BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側」
【あらすじ】
正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、佐野晶哉の 5 人からなる A ぇ! group。歌やダンス にとどまらず、“笑い”やバンド活動にも励み、従来のアイドル像を覆してきた。そんな 5 人にとってデビューツアーは試行錯誤の連続だった。セットリスト、舞台演出、衣装やグッズ の制作など、多忙なスケジュールの合間を縫って準備すべきことは実にさまざま。理想のエンターテイ ンメントを追い求め、本番前日を迎えてもなお修正が続くなか、彼らは“ある決断”を迫られていた――。 6 ヵ月におよぶ密着で、A ぇ! group の成⻑や葛藤、舞台裏の素顔を映し出す。
【配信スケジュール】
episode1:11/28(木)21:00〜
episode2:12/5(木)21:00〜
episode3:12/12(木)21:00〜
episode4:12/19(木)21:00〜
※国外の配信日は調整中
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