A.V.C 64(Series181)
Audio.Visual.Camera...
EH800(函館本線廃止)~JR北は再国有化しかないのでは 
朝日新聞によれば、北海道新幹線が札幌まで延伸された時の並行在来線の函館本線(函館~小樽、約288km)の存廃が現在協議中とのことです。
既に長万部~小樽間は廃止・バス転換で決着しており、沿線自治体は新幹線に連絡する函館~新函館北斗間のみを第三セクターで存続させたいとの意見が多く、函館~長万部間の廃線もほぼ確実となったそうです。
一方で、同区間は十勝地方などの農産物や本州からの様々な生活用品を運ぶ貨物の大動脈のため、国交省は並行在来線の沿線協議とは別に道やJR2社と協議の場を設けることにしたとのことです。
写真は、北海道と本州を結ぶ貨物列車を牽引するEH800-6号機です。(2015年7月撮影)
新幹線開業に伴い平行在来線をJRから切り離せばこうなることは予想されていたはずです。
北海道新幹線が開業してもJR北海道の経営が改善するとは思われません。
また、通常の貨物輸送に加えて、北海道は地政学的にもリスクが特に高い地域であり、有事輸送に鉄路が重要なことは今回のウクライナ危機で明らかになっています。
函館~長万部間を幹線として維持するには、JR北海道を将来的に再国有化するしか道は残されていないのではないでしょうか。
朝日新聞の記事はこちら
JR貨物 JR北海道 国鉄 EH800 EH500 函館本線 青函トンネル 撮り鉄 鉄道
| h o m e |