青々としてみるからに栄養たっぷりの小松菜は数少ない東京の地野菜。私にはおなじみの野菜ですが・・・あまり食べる事がないです。
なぜかな!? 多分たくましすぎるのかな・・・。
あまり育っていないものだと、サラダに使ったり出来るのですが、売り場には結構元気よく育ったものが多いです。これだとちょっと苦みがありますから、ほうれん草とか他の葉ものにしてしまいますね。
「ためしてガッテン!」(12/5放送)で小松菜特集でした。私の小松菜に対するイマイチ感を一掃するレシピを紹介してくれました。
そのレシピは「お漬け物」です。
小松菜の冷凍一夜漬け
なんと、小松菜が野沢菜の漬け物に変身!というビックリレシピ。
作り方はメッチャ簡単でした。
- 小松菜を茎と葉に半分に切って
- 塩を振りかけて軽くなじませたものを袋に入れて、空気を押し出して丸めます。
- これを一晩冷凍するだけです。(^_^)v
250グラムの小松菜に7.5グラム
ゲストの三人が口々に
「えっ!これ、野沢菜じゃない。どうして!?」
「野沢菜風、なんてものじゃなくて、野沢菜そのものですね!」
「おいし~い♪」
と賑やかに盛り上がってました。
んじゃあ私も作ってみよう!
張り切っての小松菜を買ってきました。
塩だけでなく「浅漬けのもと」もちょっと加えました。
一晩立ったものを、ワクワクして味見すると・・・
野沢菜より美味しいかも~♪
これ!野沢菜より美味しいです!
そりゃあ、さすがにお高い野沢菜漬けにはイマイチ迫れませんが、スーパーに並んでいる普通の野沢菜漬けには負けませんよ。
もともと小松菜と野沢菜は同じアブラナ科の野菜。非常に近い仲間なのだそうです。
うれしいのは野沢菜より繊維が少ないのでやわらかい。
味も青菜のみずみずしさが残っています。
「浅漬けのもと」が良い仕事をしてくれて、味わいが増していました♪
これはうちの定番になります!
今度作るときは、はじめからひとくちサイズにカットして作ってみよう。
この方が塩をなじませやすいし、出来てからも手間いらずです。
塩は使わず浅漬けのもとだけでも良いかもしれない。
麺汁を少し使うのもありかも・・・
などと盛り上がったのでした。
おにぎりと漬け物です。美味しそうでしょう。
小松菜の野沢菜漬けモドキ~完成レシピ
あれこれ試行錯誤して完成した「小松菜の野沢菜漬けモドキ」のおすすめの作り方です。
- 小松菜は始めにカットする。
- 塩だけでなく「浅漬けの素」、「麺つゆ」を入れる。どちらもなければせめて醤油を。
この冬は小松菜を例年の10倍は食べました。(笑)
小松菜の冷凍お浸し
検索して「ためしてガッテン!」公式サイトで以前の放送で紹介した「小松菜の冷凍お浸し」レシピを見つけました。「ビタミンパワー決定版」という特集で紹介していました。
- 小松菜を切って
- 生のまま冷凍する。
- 自然解凍して絞る。 ← 完成♪
「ビタミンパワー決定版」という特集のレシピだけあって、加熱ではなく冷凍なのでビタミンCがアップする、というのが売りです。
小松菜以外に白菜やキャベツでも美味しくできるそうですよ。
要するにこういうことですね。
● 塩を加えて冷凍すれば → 野沢菜漬けモドキ
● そのまま冷凍すれば → お浸し
小松菜のウンチク
最後に検索で見つけた小松菜の栄養と保存について。
小松菜の栄養
小松菜は緑黄色野菜の代表的な野菜ですね。
炭水化物・タンパク質・脂質の三大栄養素を含み、ビタミンC、B1、B2、ビタミンE、ナトリウムなどの無機質(ミネラル)も多い。
ビタミンAとビタミンCの1日の必要量がとれるんだよ。
βカロティンも豊富。
抗酸化作用でガン予防や免疫力が高まります。体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
カルシウム、鉄分が多い。カルシウムは牛乳と同じ位あり、ほうれん草の5倍。
むくみ防止や血圧の上昇を抑える働きのあるカリウムも含まれます。
水溶性と不溶性、両方の食物繊維を含みます。
小松菜の保存法
ネットでは茹でたものを冷凍する、という情報が多いですが、「ためしてガッテン!」の知恵で冷凍保存がもっとも栄養を残して保存できそうです。
すぐに使う分については乾燥しないように注意して、(根っこを下に)たてて野菜室に入れるのがいいみたいです。
眼からウロコ!ですよん。