あけましておめでとうございます [生活]
So-netブログ→SSブログにおいて、15回目の新年ご挨拶です。
もう初詣には行かれましたか。
私の地元には、池上本門寺という、日蓮宗の総本山があるため、三が日は参拝客で賑わいます。
では、どうして、お寺で初詣が行われるようになったのでしょうか。
神道は、自然や神々を敬う信仰です。
特に生活の平安や繁栄を祈る側面があるので、神社の初詣はもっともなことです。
一方、仏教のもともとのあり方は、個人の悟りや解脱を目指すものであり、また神様を前提としていないので、商売繁盛とか家内安全をお願いするのは、本来ですとお門違いなのです。
ただ、仏教というのは、インドから中国に伝来したときも、そして中国や朝鮮から日本に伝来したときも、他の宗教や土着信仰と融合する形で、その地域の人々に寄り添う形で変容してきた歴史があります。
たとえば、神仏習合といって、日本に伝来した際に、すでにあった神道と調和して、現世利益(商売繁盛、家内安全など)を祈る形で受け入れられました。
このため、寺院でも神社と同様に、お願いごとをする習慣が広まったのです。
ですから結論としては、初詣は神社でもお寺でもよい、ということです。
みなさんは、初詣は神社派ですか、お寺派ですか。
※「あけましておめでとうございます」のやりとりの重複になってしまうので、3日間コメントはお休みとさせていただきます。
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