田中邦衛さん訃報、テレビ・映画などで幅広く息長く活躍 [芸能]
田中邦衛さんの訃報でネットはもちきりです。
ご自身をして「俳優座劇場の建物の半分は自分が作った」と語るほど、テレビ、映画、舞台に長年活躍された大俳優です。
みなさんは、田中邦衛さんと言うと、どんな作品を思い出されますか。
田中邦衛さんというと、たぶん多くの方は『北の国から』の黒板五郎役を思い浮かべられるのではないでしょうか。
たしかに、『北の国から』は良いドラマだし、代表作のひとつであることは間違いないと思います。
ただし、田中邦衛さんはもう、いろいろな作品にいろいろなキャラクターで出演されています。
歳を取ると、ひょうひょうとした芸達者とか、円熟味をました演技とか、好々爺や重厚さなどを求められる役になるのですが、『渡る世間は鬼ばかり』の藤岡琢也さんが実はちょい悪オヤジだったように、田中邦衛さんももともと、『北の国から』の温厚な役におさまる人だったわけではありません。
『北の国から』以前の田中邦衛出演作品について、このブログでご紹介したものから印象深い作品を独断で選んでみます。
長男(田中邦衛)、次男(橋本功)、三男(山本圭)、四男(松山省二)、長女(佐藤オリエ)の5人兄妹の話です。
長男と次男は気が短くいつも喧嘩していて、三男はインテリを気取り、四男は気が弱くて、長女がまとめ役という構成でした。
加山雄三演じる若大将の、友人でありカタキ役でもある青大将を演じました。
『仁義なき戦い』シリーズの槙原政吉役は、現実に存在するモデルでした。
黒澤明監督作品『どですかでん』では、2組の仲がいい日雇い労働者夫婦が、あることがきっかけで夫がそれぞれ相手の家に住むようになってしまい、また別のきっかけで元に戻る設定でした。
『男はつらいよ奮闘篇』では、知的障害者役だったマドンナの榊原るみを迎えに来る福士先生役でした。
リアル出身地である山形のネイテイブな方言と佇まいは、今もファンの語り草です。
闇奉行、平松忠四郎(萬屋錦之介)とともに、悪徳商人をメスで仕留める蘭学医くずれの小暮良順役でした。
締めは『北の国から』の黒板五郎でしょう。
Facebookでも、この作品を代表作に推す声がいちばん多かったですね。
亡くなったのは老衰とのことですが、2010年以来出演作なし、2013年には「セリフが入らないから引退」と仕事を断っているというので、週刊誌が確認のため田中邦衛さん宅を訪れたところ、話をしようとした田中邦衛さんを夫人が遮った記事が出ました。
その後、施設に入ったという報道もありましたので、もしかしたら認知症が始まっていたので、夫人が遮ったのかもしれません。
健康には気を使われていたようで、ご自宅に戻られる際は電車と徒歩。
東急目蒲線(現多摩川線)の矢口渡駅から、東急池上線池上駅まで(20分ぐらいかな)歩いているところをみたことがあります。
散歩というより強歩という感じで、かなりはやめに歩いていました。
途中、商店街の人が気づいて声をかけると、手を降ったり会釈したりしていました。
私は何をしていたかというと、その間、ずっと後ろをコソコソ歩いていました(笑)。
声かけてご一緒しても良かったのですが、せっかく一人で気持よく歩いているのだからと思い、ストーカーのようにずっと後ろをコソコソ歩きました。
でも、田中邦衛さんは、私など気にもせず歩ききりましたね。
あの時声をかけておくんだったなあと思いました。
田中邦衛さんの生前のご遺徳をお偲び申し上げます。
みんなのいえ - 唐沢寿明, 田中邦衛, 田中直樹, 八木亜希子, 三谷幸喜, 三谷幸喜, 佐倉寛二郎, 空閑由美子, 重岡由美子
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ご自身をして「俳優座劇場の建物の半分は自分が作った」と語るほど、テレビ、映画、舞台に長年活躍された大俳優です。
みなさんは、田中邦衛さんと言うと、どんな作品を思い出されますか。
テレビドラマ・映画などに数多い出演作
田中邦衛さんというと、たぶん多くの方は『北の国から』の黒板五郎役を思い浮かべられるのではないでしょうか。
たしかに、『北の国から』は良いドラマだし、代表作のひとつであることは間違いないと思います。
ただし、田中邦衛さんはもう、いろいろな作品にいろいろなキャラクターで出演されています。
歳を取ると、ひょうひょうとした芸達者とか、円熟味をました演技とか、好々爺や重厚さなどを求められる役になるのですが、『渡る世間は鬼ばかり』の藤岡琢也さんが実はちょい悪オヤジだったように、田中邦衛さんももともと、『北の国から』の温厚な役におさまる人だったわけではありません。
『北の国から』以前の田中邦衛出演作品について、このブログでご紹介したものから印象深い作品を独断で選んでみます。
過去の出演作品
『若者たち』
長男(田中邦衛)、次男(橋本功)、三男(山本圭)、四男(松山省二)、長女(佐藤オリエ)の5人兄妹の話です。
長男と次男は気が短くいつも喧嘩していて、三男はインテリを気取り、四男は気が弱くて、長女がまとめ役という構成でした。
若大将シリーズ
#エレキの若大将 バンドを組んだ #田中邦衛 #寺内タケシ #加山雄三 #黒沢年男 #二瓶正也 pic.twitter.com/cNtlMpm330
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) April 2, 2021
『若大将対青大将』 初代 #青大将(#田中邦衛)から2代目青大将の襲名を強制的にさせられる #高松しげお https://t.co/osTusqV8dS #若大将 pic.twitter.com/YIT23eAiCA
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) April 2, 2021
加山雄三演じる若大将の、友人でありカタキ役でもある青大将を演じました。
『仁義なき戦い』
『仁義なき戦い』シリーズの槙原政吉役は、現実に存在するモデルでした。
『どですかでん』
#どですかでん 夫婦交換をしてしまった #田中邦衛 と #井川比佐志 左は田中邦衛夫人役の #吉村実子 https://t.co/4kfIaiY03M #田中邦衛さん死去 pic.twitter.com/UXv6xMcvRc
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) April 2, 2021
黒澤明監督作品『どですかでん』では、2組の仲がいい日雇い労働者夫婦が、あることがきっかけで夫がそれぞれ相手の家に住むようになってしまい、また別のきっかけで元に戻る設定でした。
『男はつらいよ奮闘篇』
『男はつらいよ奮闘篇』では、知的障害者役だったマドンナの榊原るみを迎えに来る福士先生役でした。
リアル出身地である山形のネイテイブな方言と佇まいは、今もファンの語り草です。
『長崎犯科帳』
#長崎犯科帳 平松忠四郎(#萬屋錦之介)と小暮良順(#田中邦衛)#田中邦衛さん死去 pic.twitter.com/zLEgw1dRIF
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) April 2, 2021
闇奉行、平松忠四郎(萬屋錦之介)とともに、悪徳商人をメスで仕留める蘭学医くずれの小暮良順役でした。
『北の国から』
締めは『北の国から』の黒板五郎でしょう。
Facebookでも、この作品を代表作に推す声がいちばん多かったですね。
2010年で引退か
亡くなったのは老衰とのことですが、2010年以来出演作なし、2013年には「セリフが入らないから引退」と仕事を断っているというので、週刊誌が確認のため田中邦衛さん宅を訪れたところ、話をしようとした田中邦衛さんを夫人が遮った記事が出ました。
その後、施設に入ったという報道もありましたので、もしかしたら認知症が始まっていたので、夫人が遮ったのかもしれません。
健康には気を使われていたようで、ご自宅に戻られる際は電車と徒歩。
東急目蒲線(現多摩川線)の矢口渡駅から、東急池上線池上駅まで(20分ぐらいかな)歩いているところをみたことがあります。
散歩というより強歩という感じで、かなりはやめに歩いていました。
途中、商店街の人が気づいて声をかけると、手を降ったり会釈したりしていました。
私は何をしていたかというと、その間、ずっと後ろをコソコソ歩いていました(笑)。
声かけてご一緒しても良かったのですが、せっかく一人で気持よく歩いているのだからと思い、ストーカーのようにずっと後ろをコソコソ歩きました。
でも、田中邦衛さんは、私など気にもせず歩ききりましたね。
あの時声をかけておくんだったなあと思いました。
田中邦衛さんの生前のご遺徳をお偲び申し上げます。
みんなのいえ - 唐沢寿明, 田中邦衛, 田中直樹, 八木亜希子, 三谷幸喜, 三谷幸喜, 佐倉寛二郎, 空閑由美子, 重岡由美子
北の国から 98 時代 [DVD] - 田中邦衛, 吉岡秀隆, 中嶋朋子, 岩城滉一, 宮沢りえ, 地井武男, 竹下景子, 中澤佳仁, 倉本聰, 倉本聰, 田中邦衛
【中古】 ハワイの若大将 /福田純(監督),藤本真澄(製作),笠原良三(脚本),広瀬健次郎(音楽),加山雄三,星由里子,田中邦衛,中丸忠雄 【中古】afb - ブックオフオンライン楽天市場店
田中邦衛さん、「北の国から」が真っ先に出てきます。
ニュースでも速報が出るぐらいでしたので、今回の件は相当な影響があったでしょうね。
by ナベちはる (2021-04-03 00:32)
本当にさみしいですね。
by 萌田かずきち (2021-04-03 02:10)
田中邦衛さんと聞くと、わたしはすぐに「学校」のイノさん役を思い出してしまいます。
by ハマコウ (2021-04-03 05:29)
実写版のルパン三世(古いやつね)に出てるんですよ次元大介役で。イメージ合わないんだけど結構しっくりくるのが不思議(笑)
by pn (2021-04-03 06:30)
田中邦衛さんの競歩並スピードを後ろで付いていくのも、大変だったことを想像するとほっこりしました。私は「北の国から」の大ファンで北海道ロケ地巡りを自転車でしたところ、ちょうどロケ中で休憩中に一緒に写真とっていただきました~気さくな感じであのドラマのまんまで、あの時の感動が蘇ってきました。エピソードありがとうございました!
by はるかぜ (2021-04-03 07:40)
田中邦衛さんの映画は北の国から他沢山見ました。
あの独特のしゃべり方が大きな特徴で大好きでした。
ご冥福をお祈り致します。
by 旅爺さん (2021-04-03 07:49)
田中邦衛さんは個性的な俳優さんでしたね、思い出すのはやはり北の国でしょうね。
by kousaku (2021-04-03 08:16)
田中邦衛さんで思い出す役がわたしは北の国から
のお父さん、母は青大将でした。世代の違いが
くっきりと。でも実は北の国からって田中邦衛さ
んのモノマネでしか見た事なくてドラマのあらす
じはほとんど知らないんですけど。個性的な昭和
の役者さんがどんどんいなくなって淋しいです。
by mio (2021-04-03 10:17)
この方が演じていたチンピラのような役(口を尖らせてセリフを言う)を思い出します。あれは青大将かしら?
北の国からももちろん見ておりました。とても個性が強くて貴重な役者さんでしたね。
ご冥福をお祈り致します。
by エンジェル (2021-04-03 13:58)
うまい俳優さんでしたね。演じているというより地がそのままでている感じがします。
by JUNKO (2021-04-03 16:40)
小生の田中邦衛さんの思い出は、若大将シリーズですね。小学生の時、大晦日に浅草に友達3人とその友達のお父さんの4人で映画を見に行きました。その時に映画が、2年連続で「若大将」と「怪獣」でした。その時の青大将役の田中さんが良かったなぁ~。ご冥福をお祈りします。
by newton (2021-04-03 17:20)
「北の国から」しか思い浮かびませんが、かなり個性的な俳優さんでしたね。
by kou (2021-04-03 17:40)
とても味のある個性的な演技で
皆の心を掴んでましたね。
by ぴーすけ君 (2021-04-03 17:44)
口を尖らせて喋る話し方が独特でした。
私は、「若者たち」の長兄役と真ん中が抜けて
「北の国」からの黒板五郎役ですね。
by そらへい (2021-04-03 20:14)
こんばんは。
私は「北の国から」の田中邦衛さんが好きです。他のは、TVドラマ以外みたことがありません。でもすばらしい俳優さんだと思います。ご冥福をお祈り申し上げます。
by coco030705 (2021-04-04 21:00)