2015年 10月 25日
上浦幌中央小・上浦幌中が全校で新聞マラソン
7月から浦幌町の 上浦幌中学校と上浦幌中央小学校が,「新聞マラソン」 に取り組んでいます。児童・生徒と教職員が,毎日の運動量を積算して日本全国を地図上で旅する「上浦チャレンジマラソン」です。
上浦幌中央小では,到達した都府県の地域新聞を取り寄せ,都府県の魅力や特色を地元紙と読み比べながら社会への関心を高めています。
新聞マラソンは,浦幌町で今年度から導入された地域が小・中学校の教育活動に参加する「コミュニティ・スクール(CS)」の一環で,体力づくりを目的としています。
児童27人と生徒14人,教職員23人の計64人が対象で,地図上で上浦幌をスタートし,札幌,東北,関東など全47都道府県を通過します。
最終目的地は沖縄県那覇市で,行程は延べ4615.2kmになります。
十勝毎日新聞が, 「全校児童で新聞マラソン,上浦幌中央小」 と伝えています。
【浦幌】上浦幌中学校と上浦幌中央小学校が7月から取り組んでいる,児童・生徒と教職員が毎日の運動量を積算して日本全国を地図上で旅する「上浦チャレンジマラソン」。上浦幌中央小では,到達した都府県の地域新聞を取り寄せ,都府県の魅力や特色を地元紙と読み比べながら社会への関心を高めている。15日から「新聞週間」-。
同マラソンは浦幌町で今年度から導入された地域が小・中学校の教育活動に参加する「コミュニティ・スクール(CS)」の一環で,体力づくりを目的としている。児童27人と生徒14人,教職員23人の計64人が対象。地図上で上浦幌をスタートし,札幌,東北,関東など全47都道府県を通過する。最終目的地は沖縄県那覇市で,行程は延べ4615・2キロになる。
走行距離は,ランニングのほか,体を使った運動や遊びを10分間行うことで1キロに換算。小学校は日頃の授業や少年団活動,鬼ごっこやバドミントンなども対象としている。
7月13日に始まった同マラソンは,10月4日現在で1990・2キロ,17県を走破。地図上では,長野県に駒を進めている。当初はゴールまで2年ほどかかる想定だったが,今年度中に達成できる見込みだ。
同小が他地域の新聞を取り寄せているのは,新聞教育現場で新聞を教材として活用する「NIE」が根底にある。体力づくりと学力向上を同時に進めるだけではなく,普段読んでいる新聞との違いを知ることで,社会や地域への興味を養う。野上泰宏校長は「一番子どもが驚くのはテレビ欄のレイアウトや番組。そこから新聞に興味を持ち,読むきっかけにつながれば」と期待する。
届いた新聞は算数教室に置き,子どもたちが自由に読むことができる。他紙との社説や論説の違いを読み解いていく授業も行っている。
-略-
(松田亜弓)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2015年10月15日10時19分の記事