Android端末を安心・安全に使うためにできること
利用者が増えるにつれて、スマートフォンユーザーを狙ったさまざまな攻撃が横行しています。
ここでは、Android端末を安心・安全に使うために今からできることを、3つご説明します。
(1)提供元不明のアプリを入れないようにする
(2)SMSなどで送られる確認コードは誰にも教えない。偽サイトに気をつける
(3)アプリはGoogle Playからインストールする
(4)スマートフォンはこまめにアップデートする
(1)提供元不明のアプリを入れないようにする
Android版のウイルスの多くは、アプリとして端末に侵入します。
提供元不明のアプリを入れないようにすることで、ウイルス感染の機会を減らせます。
Android 8.0以降のバージョンをお使いの場合
提供元不明のアプリをインストールしようとしたときに毎回インストールするか尋ねるメッセージが表示されます。(下図)
このとき、許可しないようにしましょう。
Android 8.0未満のバージョンをお使いの場合の設定方法 ※機種によって表示が多少異なります
「設定」を開きます。
「アプリケーション」を開きます。
「提供元不明のアプリ」の項目で提供元不明のアプリがインストールできない設定になっていることを確認します。
(2)SMSなどで送られる確認コードは誰にも教えない。偽サイトに気をつける
第三者があなたになりすましてログインするのを防ぐために、ショートメッセージ(SMS)などで短い桁数の確認コードを送り、それを使って本人確認をするサイトが増えています。
推測されやすいパスワードや他のサイトで使い回されているパスワードに比べるとこの仕組みはとても安全ですが、確認コードを他人に教えたり、偽サイトに入力してしまっては意味がありません。
・確認コードは誰にも教えない。
・確認コードを偽サイトに入力しないよう気をつける。
この2点を守りましょう。
(3)アプリはGoogle Playからインストールする
インターネット上にはGoogle Play以外にも多くのアプリマーケットが存在しています。なかにはアプリの安全性の審査をしていないところや、「Google Playでは有料のアプリが、無料で使える」などとうたって、ウイルスアプリを配布しているところもあります。
Google Playのアプリは、Google社が一定の審査をしたうえで掲載されています。
100%安心とは言いきれませんが、不正なアプリが入り込むリスクを減らすために、アプリはGoogle Playからインストールするようにしましょう。
(4) スマートフォンはこまめにアップデートする
スマートフォンに不具合やセキュリティ上の問題が見つかると、問題を修正したAndroid OS*の更新版が出ます。
更新版があるときには、お使いのスマートフォンをアップデートしておきましょう。
更新方法がわからないときには「Android <お使いの機種名やメーカー名> 更新方法」などをキーワードにして、検索してみましょう。
*Androidスマートフォンを動かすための基本となるソフトウェア