パスワードは使いまわさない

あなたになりすまして不正にログインしようとする攻撃は、複数のサイトにまたがって行われています。
同じパスワードを複数のサイトで使いまわしていると、どこかひとつのセキュリティの甘いサイトでログイン情報が漏れたとき、そのほかのサイトでもログインできるようになってしまい、とても危険です。
面倒でも別々のパスワードを設定しましょう。

Yahoo! JAPAN IDのパスワード変更方法はこちらから

攻撃者は複数のウェブサイトでパスワードを使いまわすユーザーを狙っています。
かんたんなパスワードは見破られる
自分にしかわからない強力なパスワードを、ウェブサイトごとに使い分けましょう

あなたにとって覚えやすいそのパスワードは、他の人にも推測するのが簡単なパスワードかもしれません。
他の人が推測できるパスワードを設定していませんか?

・Yahoo! JAPAN IDに設定している文字列と同じもの
・電話番号、口座番号、住所の番地など
・SNSのプロフィールなどで公開している情報(誕生日、家族の名前、ペットの名前など)
・単純な数字やキーボードの並びのままの文字列 (「123456」「qwerty」逆方向も×)
・辞書に載っているような単語 (「password」「Hello World」など)

思い当たるところがあった場合には、パスワードの変更をしましょう。

Yahoo! JAPAN IDのパスワード変更はこちらから

変えたパスワードは元に戻さない
不審なできごとが起きた当時に使っていたパスワードに戻すのはやめましょう

「新しいパスワードは覚えにくいから……」と、慣れ親しんだ元のパスワードに戻していませんか?
万が一、元のパスワードが他の人に知られていた場合、再び乗っ取られてしまう恐れがあります。
不審なことがあって設定し直した新しいパスワードを、前に使っていたパスワードに戻すのは避けましょう。

実際にあった手口のひとつ
あなたが重要な情報を入力しようとしているそのウェブサイトは本物でしょうか

これは実際にあった乗っ取りの手口です。

1.Aさんはある懸賞サイトにYahoo! JAPAN IDに設定している文字列と同じパスワードとYahoo!メールのメールアドレスを登録しました
2.実はその懸賞サイトは情報を盗む目的で運営されているサイトでした
3.そのサイトの運営者は、登録されたメールアドレスとパスワードを使い、Yahoo! JAPANへのログインを試みました
4.Aさんは同じパスワードを使いまわしていたので、不正にログインされ、知らないうちにオークションに出品されてしまいました

パスワードは使いまわさないようにしましょう。