にほんブログ村秋空に投げた地球のひとかけら/石川和巳
この川柳は、一昨日の新聞に掲載された作品である。
選者は、この川柳についての評論を、理学博士で作家の桂雄三氏の著書「石ころ地球のかけら」という絵本と照らして書かれている。
この本は、石ころがどこから来たのか、そして、石ころは気が遠くなるような年月をかけて移動し、地球を旅しているその様子が描かれているそうだ。
地球では、平和な国もあり、戦争が続いている国もある。
選者は、「秋空に投げた地球のひとかけら」というこの川柳について、作者は「秋空」に「地球のひとかけら」を投げることによって、平和な世界が訪れるようにとの祈りを表現していると書かれている。
石はどんどん姿を変えていく。
自然の大きな力の中で、人間もまた地球のひとかけらとして生きている。
地球のひとかけらとして平和な世界が訪れるよう祈りたい。
他にも気になった川柳があるので掲載したいと思う。
紙風船昭和の空を懐かしむ/島田正美
一匙の善意が明日の虹となる/持田道夫
見習おうたおやかに立つコスモスよ/角屋節子
This senryu was published in the newspaper the day before yesterday.
A selector wrote about a picture book which was written by Yuzo Katsura who is a Doctor of Science and a writer.
This book is written about stones which travel the earth over a long period of time.
The selector says that the writer prays for world peace through the work.
Stones keep changing shape.
Humans are also pieces of stone.
I pray that a peaceful world will come.
『明日 』アンドレ・ギャニオンをお聴きください。
石ころの様に自然体で流れて行くのもいいですね〜
一匙の善意、ささやかでイイ! それが幸せへの第一歩
解っちゃ〜いるけど、どうにもならない? それが世の中でしょうか?
「秋空に投げた地球のひとかけら」この句は、ひとかけらの石を投げて、地球の平和を願うという、とても壮大な句なのですね。
「紙風船」という言葉にとても懐かしさを覚えました。小さい頃、家の中で紙風船をポンポン下から手を当てて遊んだ記憶が今も残っています。酢言えば、今も紙風船はダイソーなどで売っていますね。今度購入して孫娘と遊んでみます。
いつもありがとうございます。
石ころも最初は大きな岩石が時を経てけずられて、小さな丸い石になりますね。
そんな石ころのように自然体で川を流れるように流れて行くのもよいかもしれませんね。
流れに身を任せて。
一匙の善意が明日の虹となる
この川柳からは、ほんの小さな善意でもいつも行っていれば良いことがあるということですね。
でも、世の中いろいろな人がいますからその中で生きていくのは難しいですね。
コメントありがとうございます。
「秋空に投げた地球のひとかけら」
この川柳は、作者が秋空に投げた地球のひとかけらの石はどこから来たものだろうかという思いに至り、投げた石はどこに行きつくのだろうかと感じたのだと思います。
そして、自分たちは幸せだけれど戦争をしている国の人々への思いから地球の平和を願うことに繋がったのだと思います。
紙風船昭和の空を懐かしむ
この川柳、いいですね。
私も子どもの頃紙風船で遊びました。
ダイソーで売っているのですね。
お孫さん、喜びますね。
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