にほんブログ村今日は、山村暮鳥の詩を紹介しましょう。
或る日の詩ひとりは寂しい
群衆の中はさらに寂しい
自分ばかりか
否
おお寂しい人間よ
かくも生(いのち)はさびしいものか
此の眞實に生きよと
木の葉はちる
はらはらとちる
秋の黄昏
みよ、いま世界は黄金色に夕燒けして
此の一日を終るところだ
はらはらとちる木の葉つぱ
寂しい詩である。
木の葉がはらはらと散り、生きることの寂しさを黄昏の中に感じる。
夕焼けにはらはらと散る葉を映しながら・・・
It's a beautiful and sad poem.
I feel loneliness of living with falling leaves in dusk.
Leaves scatter in the sunset...
「おだやかな午後に」をお聴きください。
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