にほんブログ村北海道と東北では昨日、雪が降ったというので、今日は、雪の現代短歌を紹介しましょう。
もう雪の短歌なのと思われるかもしれないけれど、ひと時雪に思いを巡らせてみるのも良いと思う。
北国の人々は、雪をどのように受け止めているのだろうか。
積雪の多い地域の人々は雪とどのように向き合って生きていくのか、雪がほとんど降らない地域に住む者にはわからない。
雪との戦いが始まるのだろう。
短歌を通して、雪に思いを馳せてみたいと思う。
雪であることを忘れているようなゆきだるまからもらう手ぶくろ 笹井宏之
生と死を量るふたつの手のひらに同じ白さで雪は降りくる 中畑智江
ああ雪がふっていますね来る明日は品切れですと神さまがいう 杉﨑恒夫
はじめての雪にたかぶるわが子犬跳ねつつ白き木霊を待つも 佐佐木幸綱
しんしんと雪ふるなかにたたずめる馬の眼はまたたきにけり 斎藤茂吉
It snowed in Hokkaido and Tohoku yesterday.
So I'd like to introduce snow's tanka.
How do people think about snow in northern countries?
The battle against the snow begins.
We can't imagine the life with snow.
I want to think about snow through tanka.
「四季」より冬~ラルゴをお聴きください。
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