にほんブログ村「きっかけ見つけ勉強の習慣化を」という記事が、今日の新聞に掲載されていた。
この記事は、精神科医の和田秀樹さんによって書かれている。
和田さんは、灘中、灘高、東大医学部を突破した経験に基づき、受験関連の本を多数出版しているそうだ。
数学の勉強法や復習についてなど、受験生だけではなく、大人も、また子どもに勉強を教える際のコツについても参考になることが多い。
数学では、問題を解けなかったら、先に答えを見て解法を覚えるのが良いそうだ。
勉強ができない子は、基礎学力がないことと、問題を見た時に解く方針が立たないことだという。
基礎学力は、コツコツと身につけるしかないが、後者の場合は、解法を見て覚えて、組み合わせて思考すればよいそうだ。
勉強は、苦手な科目を無理に伸ばそうとするよりも、得意科目を伸ばした方がよいという。
苦手科目については、戦略を立てることが必要だそうだ。
たとえば、大人になって営業の仕事で、得意先を回数を多く回るより、効果的なアポイントメントの取り方や、よりよいプレゼンテーションの仕方を学ぶ方が良いという。
復習については、脳は必要がないと判断すると自然に忘れるそうだ。
だから、記憶に定着させるためには復習が必要だという。
まず、翌日に見直す。次に、日曜日に1週間分の勉強を復習し、月末に1ヵ月で進んだ範囲を見直すとよいそうだ。
勉強は、得意な科目や好きな科目からやらせて、問題を解ける喜びを体験させてあげることがよいという。
親は、やる気や意欲を見せる瞬間をしっかり観察して習慣づける方向に持っていくことが大切だそうだ。
勉強を習慣化させるというのは大変だと思う。
けれど、このコロナの時は、しっかり家庭で勉強するには適していると言えるかもしれない。
そして、勉強が習慣化し、工夫し、学ぶなら、将来、社会に出てから役立つと親がきちんと教えてやれば、やりがいも生まれると思う。
An article, '' きっかけ見つけ勉強の習慣化を '' was in today's newspaper.
This article is written by Hideki Wada who is a psychiatrist.
He graduated Nada High School and University of Tokyo Medical School, and published crambooks.
If a child can't solve problems in mathematics, it's good to see the answer, and he or she can learn how to solve.
He says that it's good to improve favorite subjects than improving weak subjects.
It is important to review to memorise things.
Parents need to make children experience to solve problems with joy.
It's important to make it a habit of studying observing children.
And it's important to teach about study, and it is useful in society in the future.
'' Passacaglia '' をお聴きください。