夏の終わりの備忘録、中島公園の中にある豊平館の裏手にある和食店・【温味】さん
温味さんに初めて行ったのは2009年。まだススキノのビルの中で営業しているときでした
その時のブログ
最初に移転のことを聞いた時、わざわざ街の外れに行くの?と驚いたのですが、移転してからすでに8年が経つのですね
※お料理は8月末のものですので、現在のコース内容とは違います
この日オーダーしたのは16000円コース
だだちゃ豆のすり流し 湯葉ムース・花咲ガニ ほおずき梅ゼリーで始まりました
ドリンクは焼酎ソーダ割り
夏の終わりと秋のはじまりを感じさせる前菜に、ワクワク
だだちゃ豆のすり流しには、花咲ガニが隠れていました!!
まだ蒸し暑い夜でしたので、一つ味わうごとに身体がス~ッと涼しくなっていく感覚^^
2皿目は、鯵棒寿司 焼き海苔
一つはそのまま、もう一つは海苔で巻いて味わうと、また少し違う味わいが楽しめるようになっています
鯵の締め加減がとてもよく、これまた夏の疲れが吹っ飛ぶ味わい
鱧団子の椀物
美しい器に入った椀物は、見た目は控えめですが味の存在感がすごい!ポイントは焼いたネギ
この香りが全体に広がって、またまた食欲が湧くのです^^
鯛のお造り 気仙沼産
見ただけで分かる、圧倒的な鮮度の良さ!もちろん歯触りも最高!!
温味さんは、冷酒の出し方もオシャレなのです♪
どちらもステキだったなぁ^^
鰹の藁焼き 土佐醤油ポン酢 明石産
こちらもまた、見るからに鮮度良し、しかもメチャクチャいい塩梅の火入れ
さらにポン酢が美味しかった😋
八寸 柿インゲン粟麩胡麻クリーム あん肝 ウニイカ 梅肉 縞エビ・とうもろこし・さつまいも
温味さんのメイン的な存在の八寸は、見た目が楽しい^^
そして一つ一つがとても丁寧に作られていて、全部飲まさる!!
こちらもまた、夏の終わりと秋のはじまりを感じたお料理^^
真名鰹西京 銀杏 里芋
西京漬けって何度も食べたことのあるお料理だけど、だからこそ味の違いが分かりやすい
こんなに上品で味わい深い西京漬けは、そう食べられません
添えてあった里芋との相性も抜群で、あっという間になくなってしまった一皿
ステキな鳥獣戯画の器に入っていたのは、鱧ごぼう巻き 南瓜 ササゲ 針柚子
見た目も味も、本当に丁寧!
こういうお料理を味わうと、和食って本当に素晴らしい料理だなって思います^^
何でも大雑把な自分では到底作れない一皿!
冷や汁と香の物
のん兵衛なので、普段ご飯モノは少な目でっていう方ですが、思わずお替りしてしまった!!写真を見てたら味を思いだして、また食べたくなってしまった
デザートは、すいか・夕張メロン・シャインマスカットの水玉!!
か、可愛すぎるっ
そしてどのフルーツも、ちゃんと食べごろなものを出しているのが素晴らしい!
予約を入れた時点で、お客様のことを思い浮かべながら料理構成を考え、食材を準備していることが分かった瞬間です
山本さんとのお付き合いも、もう15年になるのですね(しみじみ)
ところで温味さんは、お一人様でもOKなのはご存知でしたか?
2階は山本さんの仕事ぶりを見ながら味わえるカウンター席なので、割とお一人様の方もいらっしゃるそうです
1皿1皿お料理にじっくり向き合って味わうことが出来るので、オススメです^^
それと温味さんに向かう時はぜひ地下鉄中島公園駅から歩いて向かってみて下さい
日本庭園横を抜けていくのですが、街中なのにすごく風情があるのです^^