TortoiseSVN のリポジトリブラウザをすばやく起動する【Windows/Subversion/エクスプローラー】 - サポンテ 勉強ノート

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TortoiseSVN のリポジトリブラウザをすばやく起動する【Windows/Subversion/エクスプローラー】

はじめに

 Windows ではエクスプローラーのアドレスバーに cmd とか powershell とか入力すると、エクスプローラーで開いているディレクトリをカレントとしてターミナルを開いてくれます。

 便利!1

 Subversion でも同じことをしたい。いちいち右クリックとかしたくない。

 サポンテは職場で TortoiseSVN を使用しています。svn コマンドを直接使うことはほとんどないのですが、作業フォルダですばやく「リポジトリブラウザ」を開きたいことがよくあります。エクスプローラーのアドレスバーに subversion とか入力すると2リポジトリブラウザを起動してほしい!というコンセプトで、昨日の git に続いてスクリプトを作ります。

概要

 パスの通っている位置に、バッチファイルを作るだけです。

 サポンテは「Scripts」などの名前のフォルダを作って、そこに色々入れています。そのフォルダは Launchy のカタログ化対象にも登録していて、グローバルに起動するスクリプトもそこに格納しています。

バッチファイル内容

 Git に比べると少々複雑になります。

@echo off
for /f "usebackq delims=" %%A in (`cd`) do set CURRENT_DIR=%%A
start "subversion" "TortoiseProc.exe" /command:repobrowser /path:"%CURRENT_DIR%"

 これを subversion.bat のようなファイル名で、先ほどの「パスの通っているフォルダ」に置いてください。アドレスバーに subversion とタイプして Enter キーを押すと、リポジトリブラウザが開くはずです。

 以上です。3


  1. macOS の Finder では同じことはできないのですが、コマンドバーに好きなスクリプトを追加できるし、基本ターミナルを開きっぱなしにしているので、そもそも使い方が違うんですよね。
  2. svn でも良いのですが、ちょっと自分の環境だと別の名前と衝突するので subversion にしています。
  3. スクリプト中の "TortoiseProc.exe" の部分ですが、自分の環境だとパスが通っていたので直接書いていますが、環境によってはフルパスで記述する必要があります。