1年弱くらい使った作業台を作りかえます。
▲↑▲ こんな形にしました。
クランプを使いやすいような足の形を選びました。
▲↑▲ 足が組んである部分でもクランプをかけることができます。
▲↑▲ この写真は改良前。
何も考えず「ロの字」に足を組んでしまったので クランプをかける機会が多い部分(作業台の 端っこ)で クランプが使えない状態でした。
作業台を作る
既存の作業台を分解して、材料を再利用します。
材の狂い(ねじれ?)を鉋(かんな)で整えます。材の狂いを取ることで 組み立てたときのガタガタが 大幅に軽減することを 改めて実感しました。
前回 作業台を組んだときは ねじれとか狂いとか そういう不都合な要素に起因する悪い影響が 全く分かっていなかったので そのまま材料を使っていました。
今回は まぁまぁそれなりに? 材料が直方体になるように整えてから 組みました。組みあがったときのカッチリ感が、前回よりも大幅に向上しました。
なんとなく着色。
材の狂いを取っただけ(ようするに 高い部分を落としただけ)なので 元の色が残っています。
作業台の高さ
作業台の高さは 95cmにしました。
前回は102cmで作っていました。立って作業することを前提に ちょっと高いと感じたので 高さを低く作り直します。
作業台の長手方向に 補強を入れます。天板の大きさは 450mm×1200mmのパイン集成材です。
集成材とはいえ(木が反ると書いて板なので)ばっちり反ります。夏目と冬目でボコボコします。
鉋でザックリと 取りつけ面の平面を出してから 補強を組みつけます。
ここからが大変でした。
作業台の平面を出す
L字のアルミ棒を頼りに 鉋を使って 作業台の平面を 出します。
板の歪み(ゆがみ)を取り除きます。
おそらく最大で1mm程度だったと思います。たったの1mmですが その1mmがカタカタの元です。
L地のアルミ材で 天板の凹凸を読み取りながら 高いところを鉋で削ります。文章にすると サラッとした1文なんですが、結構しんどい作業です。
最後の方につかんできたコツ ⇒ あせらない。
L地のアルミ材をあてる方向を いろいろと変えて 高い部分を慎重に探し当てることです。
高いところをすべて削り終えると平面が出ます。もし高いところだと勘違いして 低いところを削ってしまうと、その周りは相対的にすべてが高いところになるので 削る必要がある部分が爆発的に増加します。
アジト(おうち)で使うスツールを作る ⇒ スツールを作りました
手押しかんな盤を自作する為の試行錯誤 ⇒ 電気かんなを 手押しかんな盤に改造したい