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ポツンと咲く花
時には雪や霰が降るのに、忘れたようにポツンと咲いて いる花がある。 生気が無くて、どこか怨めし気に見えるからおかしなも のだ。そう見えるのは見てるこっちに原因があるのかな。 それにしても葉の落ちるこの時期によく咲くもんだね。 アベリアなんかはまだまだ咲いていそうだ。...
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背筋ピーン
何と言う名の木か知らないが、スックと立った姿が好きだ。 青葉の時もいいし、紅葉の時もまたいい。 それで今までに何度か撮っている。 葉が全て落ちて、冬木になったのは撮ってたかな。 その頃また来てみようか。...
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黄色い木の実
木の実は赤い実が多いが、黒い実もあって色々なんだと 思ってたら、今度は黄色いのに出合った。 黄色はあまり記憶がないので、先ずは記録と撮った。 その後、青い実なんかはまだ若い実で、熟すと赤くなる のを思い出した。これはどうなんだろう変わるのかな。 しかし何だな、幾つになっても知らない事ばっかりだ。...
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川原の枯芒
歌の文句にもある枯芒は写真でもよく見る機会が多い。 偶々通った川原にそんな芒があったので、それではと カメラを向けた。 絵になってるかどうか、となると、どうなんだかなァ。 確かに芒ではあるけど絵にはご縁がなさそうだ。 狙いどころに問題があるんだろうけど、それが分かれ ば苦労はな~い。...
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左側の壁は流動
昨日のを正面とすると、これはその左側の面。 流れるように伸びた蔦の姿が、全く違った印象だ。 どこかの名刹の襖絵にでもありそうな感じだな。 そう思っても、どう切取るかは名人には及びもつかない。...
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蔦の壁画
いつもの所の蔦、壁画のようだと通る度に思っている。 その内に撮りたいとチラチラ見ていて、今日夕方から 散歩がてら出掛けて思いを果たした。...
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或る日の公園
昔の城址が、今は公園になっている。 大分前にこの表門が造られた。 観光バスが来るような所ではないが、桜や紅葉の頃に は結構多くの人が集まる。 これでも小学生の頃にはまだ動物園があって、観桜会 にはサーカス小屋なんかも建ったんだよなー。...
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ゴリラと芸術作品
芸術の小径とでもいうか、作品が点々と立っている。 一方、子供の広場では、地から這い出たようなゴリラ がデンと控えている。 才能なしの身にとっては、何だかよく分からない芸術 作品よりも、ゴリラの方がよっぽど身近なものに感じ られ、悩む必要もないし安心して見ていられる。...
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もみじの彩
もみじの紅葉は一際鮮やかだ。 何しろ、紅葉と書いてもみじと読むくらいだからね。 そこで一瞬アレッと思った。 木のモミジは何と書くのだろう、カエデなら木偏に 風の楓だけどな。モミジは知らない。 そこで手持ちのポケット版の国語辞典を開いたら椛 とあった。 解説に、紅葉。かば、カバノキ科の総称。とある。 モミジはカバノキ科なのかなァ、カエデ科だったよ うな。白樺の兄弟とはとても思えないけど。 余計...
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落葉樹の別れの歌
散歩道でのささやかな紅葉狩りも、その色や良し で案外乙なものだ。 ぶらぶら歩きの目に飛び込んでくる、残り少ない 木の葉はあたかも別れの歌でも歌ってるみたいだ。...