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木の奥の暗闇
季語に木下闇というのがある。 そんな暗闇を見ると何となくカメラを向けてしまう。 意識はしてないが、好きなんだろうな。 大分前から、パソコンが矢鱈と「応答なし」と表示 して動かなくなってしまう。 これなんかはパソコンの闇だな。 樹木と違って、実にイライラする暗闇だ。...
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若葉茂る
今年は梅雨がないのかな、中々梅雨に入る気配がない。 木々の葉も茂って、若葉から青葉へと移りつつある。 栗の木のそばを通ると生臭いような花の匂いが微かに 漂う。その花もそろそろ散り始めている。...
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見慣れぬ草
あまり見たことのない、草と言うか何と言うか、トウ モロコシに似た植物に出合った。 場所は、畑の端っこ。そこに一塊に植えられていた。 葉が白っぽいところをみると、観賞用なんだろうか。 背が高いから邪魔になったのかも知れない。...
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烏野豌豆の名
カラスノエンドウのカラスは、莢が黒いからの命名 だそうな、ならばその豆を見てみようと思っていて 確かに黒いことを確認した。 ネジネジの莢もあって、これは豆を弾き飛ばした後 にこうなるものらしい。 念のため、豆の入ってる莢を開いてみたら、中の豆 はどうも美味そうには見えなかった。...
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蜜を吸う蝶
百合に小さな蝶が止まっていた。 蝶か蛾か、実はよくは分かっていないけど。 頭の先の触角が、変な具合に曲がってると思って たら、パソコンに落したら触覚じゃなくて、口吻 だった。 と言うことは、蜜を吸ってるんだろうね。 だけど花のどこから吸ってるのかよく見えない。...
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涼しげな小径
そろそろ梅雨になる気配がしてきた。 日中は蒸暑いし、夜もそれほど気温が下がらない。 予報によれば今年の夏は暑いらしい。 そんなのを聞くと、無性に涼しさが欲しくなる。...
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一輪だけの花蔓草
枯れるでもなく、枯れないでもなく、見る影も ない花蔓草、それにたった一輪だけ花が咲いた。 松葉菊によく似た花だなと思う。 それにしてもこの落ちぶれた姿はどうだ。 少しは手入れをと思うばかりで、体がさっぱり 動かない。...
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こっちは赤い百合
昨日の黄色い百合よりも生命力があるのか、葉の 付け根に出来たむかごが零れて増えた。 濃くなってきた緑の中でその赤が一際目立つ。 百合では、山百合が匂いも色も好きだ。 それこそ山百合のむかごが有れば拾ってくるのだ が、今では自生してるのを見ることはない。...
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そろそろ百合の出番
時は忙しく移り変わり、いつの間にか百合が 花開いている。 これも植えてから大分経ち、年々花数が増え て、百合にはそうした性質があるのかと見て いる。 だが色はどうも薄くなってゆくように思えて ならない。 そんな事ってあるのかどうか知らないけど。...
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名前を度忘れ
長い蔓がスーッと伸びてきて、その先に小さな 葉が出て、次いで更に小さな蕾が出来た。 そしてついにその蕾が開いて白い花が咲いた。 さてこれ何て言ったっけ、ユウヅルラン? いや違うな、オリヅルラン だったかな。 確かに知ってたのに、急にあやふやになった。...