2010年 04月 05日
昔ムカシのタイ料理
近所の八百屋で へちまを見つけた。
Oh my god! もうへちまが出回るとは!
というか、こういう食材が普通の八百屋の店先に転がっているとは、この八百屋の客層って!!!
はい、喜んで買い物籠に放り込みました。
ゲーン・リアン といいます。
でも、簡易バージョンということで。
ちゃんとしたものは、つる草みたいな葉っぱとか、お尻のどっしりした瓜とか、へちまの他にもアヤシイ野菜がたっぷり入る。
野菜がたっぷり、唐辛子を使わない、栄養たっぷりの食べるスープ。
お店によってはカレーのカテゴリーに入っている所もありますが、ご飯にかけても美味しいというのと、もともとタイではスープを単体で飲むというスタイルはなかったので、カレーといっても正解か。
この料理の味付けは、シャロット(紫小たまねぎ)、コショウ、カピを叩いたペーストと、ナムプラー。
これ、タイに唐辛子が入ってくる前から食べられているものだそうで。
辛味はコショウの量で調整します。
とはいっても
現代のタイ人は、唐辛子よりもコショウの辛さに弱いようですが。
辛さの質が違うからね。
コショウの量を少なくすれば辛くもなく優しい味付け、野菜たっぷり滋養たっぷり、それから、タイ語で「乳房」を意味する名前の小さい瓜が入るからか、産後の母乳の出をよくするためにこの料理を食べるそうです。
私はコレをせっせと食べる必要もありませんでしたが。。。。
そういえば、
タイでヘチマを使った料理って、このゲーン・リアンの他には何かあったか?と思えば。
卵と炒めてナムプラーで味付けしたものくらい?
ぶっかけ飯食堂の定番メニューの1つ。
地味すぎてあまり好んで頼まなかったけど、へちまがあればとりあえず作ってみる。
これも辛くないから娘もOK。
・・・・・って、やっぱりうちの娘って、何でも食べてすごいと思う。
それ以前にオカーチャン、何でも食べさせすぎか?