海鮮じゃないけれど一杯:(3杯目)しろたま さる1号の蕎麦と甘味の探求記録:SSブログ
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静かな時間を味わいながら一杯 仙台・文化横丁 源氏 [海鮮じゃないけれど一杯]

先月、久々に仙台出張がありました
前乗りで仙台入り、そして文化横丁の源氏で一杯飲もうと計画をたてていましたが、何と言うことでしょう
架線事故により東北新幹線が運休しているではありませんか
復旧の目処は立たず、そのまま終日運休となってしまう始末
源氏で一杯の目論見は無残にも砕け散ってしまったのです
次いつ仙台出張が巡ってくるか分からないのに・・・多分、又暫く無いな
と、残念に思っていたのですが、そこは(お酒の?)神様はいるようで、なんと三月の頭にまた仙台出張の話が舞い込んできたのです
その仙台出張の翌日は健康診断、酒は控えた方が好ましいのでしょうが、そんなんもう関係ありません
飲む気満々で前乗りです


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行くなら早い方がいい
できれば開店ダッシュで
そんな訳で午前中で事務仕事を片付け、午後は仙台に向かいます
仙台駅に到着したのは16時、それからレンタカーを借り、HOTELにチェックインを済ませたのは16時半
開店の時間になってしまいました
それから出かけたので文化横丁に到着したのは17時

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少し横丁を散策したいのですが、のんびりしていたら満席になってしまうかもしれません
なので寄り道は無しで真っ直ぐ源氏へ


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細い路地を入り、すれ違うこともできないような通路を猫になったような気分で歩いてゆきます


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斜めの縄暖簾を潜ると年季の入った磨りガラスと格子の木戸
ガラガラと開けるとそこには時間も時代も止まったような空間(上の画像は初訪問時のものを流用)
使い込まれて角の取れた20席ほどのコの字レイアウトのカウンターの奥には割烹着姿の女将さんが立っています
「こちらへどうぞ」

長椅子に座りメニューを確認します


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おや、お酒の種類が増えていますね
日本酒が5種類にビール、ビールは3種類から選べるようです(モルツとエビスと・・・あとは銘柄忘れたけれど黒がひとつ)
以前は日本酒は4種類でした(前回訪問時も確かに4種類でした)
このお店は四杯ルールがあって四杯しか飲めません
なので4種類を順番に飲んでいたのです
この方式ならば迷わないからね
しかし困った、5種類あると迷い悩んでしまうではないですか


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最初は浦霞から

この店では一杯ごとにお通しが付いてきます
つまり特にアテは頼む必要はありません


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店内は薄暗く、そして静か
話し声はほとんど聞こえません
そして店内に流れる音楽の類は一切ナシ
この静かな空間がたまらなく好き


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お酒一杯ごとにお通しが付くのですが、それとは別にお通しもあります
枝豆と


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開店以来続くぬか床で漬けた漬物
これらだけで一杯は軽く飲めてしまいます



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一杯目のお通しがこれ
ワカメの上に鎮座するお三方は海鼠、海鞘、そして鮟肝
好物ばかりの揃い踏みに思わず涎が溢れます
これもお酒が進む進む


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この春、まだ蕗の薹を食べていないなぁ
蕗味噌が凄く食べたくなってオーダーしました
海苔の佃煮との合い盛りだそう


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蕗味噌、これがまたお酒を呼ぶこと呼ぶこと
アテはこれだけで良いと思うぐらい好き
海苔の佃煮も美味しかったです


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二杯目は高清水の生酛


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二杯目のお通しは冷奴
しっかり硬めの豆腐は懐かしい


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三杯目は高清水初しぼり


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三杯目のお通しは刺身


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ただ静かに飲む
この雰囲気、いいなぁ
最近はこういう静かに飲める場所ってなかななかないですよね


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四杯目は国盛にごり
濁りは重いから最後に^^


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四杯目のお通しは味噌汁
三杯目までのお通しはおまかせですが四杯目だけは味噌汁かおでんを選べます
久しぶりに源氏で一杯
充実の仙台出張でした
次、仙台に来るの何時かな・・・なんて思ってたら
何と4月にまた仙台出張が入りました^^¥

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源氏 
022-222-8485
宮城県仙台市青葉区一番町2-4-8 
16:30〜23:00
定休日 月曜日


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記事を書き上げてUPする前にちょっと横になったら

そのまま爆睡

真夜中に気付き慌ててUPです

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馬刺しで一杯 浜松駅前 酒肴楽縁 笑門 [海鮮じゃないけれど一杯]

さぁて、浜松出張
昨晩は鰻も食べたし、きょうは大人しく町中華でも食べようかなとHOTELを出ましたが・・・
外に出た途端あまりの蒸し暑さに冷たいのをキュッと飲みたくなってしまいました
「いやいやいや、お小遣いは有限、鰻で散財した翌日に又赤字になるようなことはやるべきじゃない」
と、ホワイトさる1号は今日はリーズナブルに済ませるべきだと力説するのですが、やはりブラックさる1号の囁く
「なぁに、二日連続で大赤字出張になったって明日からセーブすればいいだけ、そう、明日からでいいんだよ明日からで」の言葉にふらふらと向かった先は・・・・


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ここ、ハママツ ワラカド


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日本酒がいろいろ置いてあって、なかなか良いとお客さんから紹介してもらったお店
紹介してもらったのだから行かないとね


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日本酒は40種、半合から試せるそうですから種類をいろいろ楽しめます


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暖簾を潜り最初に目に入るのは日本酒のストッカー
40種だそうですからこの冷蔵庫で全部かな


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カウンター席に陣取ります


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ビーカーとか置かれていて何だろうと説明書きを読んでみると、日本酒のブレンドを好みに作って飲むためのようです
日本酒をブレンドして楽しむんだ、そんな事はしたことないなぁ
あっ、した事ないけど飲んだことはありますよ
随分と昔の事ですが、門仲にオフィスのある会社に勤めていた時の事ですが、オフィスの近くに立ち飲み屋さんがありました
酒屋のお婆ちゃんがやっているお店で缶詰をアテに日本酒とかを飲ませてくれました
銘柄は選べず一種類しかありません
日によって当たり外れが凄く、ある日めっちゃ美味しかったのでお婆ちゃんに「この酒は何て銘柄?」って訊ねたのですがお婆ちゃんは困ったような顔をしています
「いろいろだから・・・」
???
で、後日その意味が解りました
一升瓶が残り四分の一ぐらいになると継ぎ足して一升瓶を満たすのです(だから一升瓶のラベル=中身ではないのです^^;)
継ぎ足す酒は決まっておらず適当(酒屋で売れ残り気味のを選んで?)
なのでいろいろな酒がブレンドされて、それが当たればめっちゃ美味しいのですw
そんな事を思い出したビーカーでした


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おっと、品書きを確認しましょう
飲み比べのセットとかもありますが、最初は単品から


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ざっと眺めて・・・・静岡モノを探しますが静岡モノがありません


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地元の酒を置いていないのはちょっと残念
出張の楽しみは行く先々の地酒を楽しむ事なので

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峰乃白梅酒造の菱湖 (純米)を最初の一杯に
半合で頼みました
新潟の酒らしくスッキリ爽やかな飲み口
後口はほんのり甘みと酸

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菱湖のお相手はお通し
蒟蒻が美味しかったです

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さて、アテを選びましょうかね


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静岡ですから海鮮を期待しましたが意外と海鮮モノが少ない
お店のお兄ちゃんが言うにはオススメは馬刺しだとか
ならばオススメに従いましょう
選んだのは”上赤身”、ホワイトさる1号が「せめて脂は避けて」って言うから^^;


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馬刺しに合わせたのは宮城は川敬商店の黄金澤玉響(たまゆら)
山廃純米うすにごり原酒 
柔らかくて優しい甘さで軽やかさを感じます


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上赤身も到着


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しっかりした旨味
これ一切れで半合飲めちゃいます
つまり酒が足らない^^;


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次は福島の天明(純米)で
さらさら純米と言うだけあって軽やか
福島の酒って重いイメージがあるけれど(自分的には)こういうのもあるのですねぇ


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お店の方と色々話をしましたが、その中で「折角静岡に来たのに静岡の酒がないのはつまらないぞ」って話になって、じゃぁって訳で出してくれたのが(メニューにはないですが)これ、森本酒造のお酒
辛口特別純米、誉富士の名を支えるのは静岡だけだそう
常温でいただきます
辛口、爽快なキレがいいですね
又いいのがその名前


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”オヤジならでは”だそう
インパクトあって一発で覚えましたw


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この後出してもらったのが秋田の新政の三種飲み比べ
これは各60mlです


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まずは”陽乃鳥”
フルーティな甘さと適度な酸味がいい調和
とろりとした舌触りの後にふわっと香るのは何だろう


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次は”亜麻猫”
焼酎用の白麹を使っているそう
しっかりした酸味が新鮮でした


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そして”涅槃亀”
精米歩合90%以上、”ほぼ玄米”から作られた純米酒
この三本の中では”陽乃鳥”が好みかな


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夏野菜の煮浸しもオーダー
これがまた味が染みていて美味い
美味いとなればもう一杯


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って事で今度は富山は清都酒造場の勝駒(純米吟醸)
馴染んだ味で美味しい
富山出張、そろそろ行きたいなぁ
(お客さんからお呼びがかかりましたよ ٩(ˊᗜˋ*)وヤター )


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〆に頼んだのは三重の早川酒造 早春 純米酒袋しぼり
サラリとした口当たりがいいですね

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酒肴楽縁 笑門
053-413-1255
静岡県浜松市中区板屋町660
17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日 不定休


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ようやく夏休み

今回は久しぶりに実家に行くことにしました

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