本日も桜が綺麗

2025/02/16

朝6時半に起きて、シャワーとコーヒーをして、カラオケに向かう。今日は前回ほど喉の調子がよくなくて、声の代わりにたくさん首を振ったり部屋のソファに寝そべって跳ねまわったりバタ足をしたりして誤魔化した。その後に行ったラーメン屋占いは中吉だった。開店直後にしてはスープがいい感じであった。同ロットは硬め麺3名、普通麺2名の構成であったが、普通麺の1番手に提供されたせいか麺が好みより少し硬かった。普通麺2番手に提供されていたらおそらく大吉になっていた。いっそのこと柔らか目で注文したほうがいいのかもしれない。とても暖かくて穏やかな晴天だったので大きく遠回りしながらゆっくりゆっくり歩いて帰る。スーパーでビールとつまみを買って帰宅して、Jリーグの町田広島戦をぼんやり観戦しながらチビチビ呑んでいたらこの時間になっていた。闘争領域の拡大も少しだけ読んだ。面白いのはここからなのだが、すでに気持ちよさを感じている。ウェルベックの巧妙な皮肉と豊かな引用を交えた緻密かつ陰湿なシミュレーションは、他人の人生観を破壊するだけの威力があると思う。私は影響を受けたというより、もともとそっち方向の思想を持っていた中で完全な上位互換を読ませられた結果、平伏しているという感じだ。いつかああいう文章を書いてみたいという気持ちこそあるが、そのために詩や絵画、宗教や政治に関する知識を身に着けたり文章の練習に励んでも決して生活を好転させることはないから、今後も手を伸ばすことはない。そういうわけでいい休日であった。おかげで気持ち新たに仕事をサボることができそうだ。なんやかんや現状は「なるほど、あなたはなんとかルールに従って(ぎりぎり、瀬戸際という時もあるが、全体としてはどうにか逸脱することなく)生きている」わけで、これは非常に情けないことだ。この文を読むたびに顔が赤くなるほどに恥ずかしくなってしまう。あらゆる物事は中途半端に留めるよりもやり切ったほうがいいので、サボりではあるが、ぜひともやり切りたいところだ。人間として最低限持ち合わせているはずの罪悪感や責任感を振り切って堕ちることができたら、それはそれである種の功績だと考えている。残り10錠になってしまった。マレーシアの国際交換局から発送された眠剤一式は依然として来日しておらず、手元の在庫が尽きるまでに到着しないのは99.99%確定したといっていい。眠剤のない生活は久しぶりなので不安で一杯だ。

2025/02/15

つい先ほどまで死んでいた。昨日のダメージが思ったよりもあったようだ。一度午前9時くらいに目が覚めたのだが、まったく何もする気が起きず、また目を瞑ったりしていたら18時をすぎていた。スポーツニュースに目を通しつつ「よし、起きるぞ」と何度か唱えてようやく布団から出ることができたのが20時。いつもならそろそろ布団に入る時間である。昨晩、帰宅後に水を飲んでいなかったのが悪かったか、身体がとても怠い。このあとすぐ布団に戻るにしてもとにかく水だけはしっかり飲んでからにしよう。何かをしていた頃であれば貴重な休日を浪費したことへの後悔が生まれるのかもしれないが、これといった目的がない今はこうして1日が過ぎていくのが実にいいことのように思える。さて書くことがなくなった。じりじりと20分が経過してしまった。目的があって何もできていないのはよろしくない。緊急でカフェインを投入することにする。睡眠を考えると取りたくはない択なのだが、そもそも今夜を乗り切れなければゲームオーバーなので選ばざるを得ない。お湯が沸いたのでドリップコーヒーを淹れる。最近、コーヒー豆を挽くのに興味がある。1杯を淹れるのに10分くらい時間を使えるなら悪くない。私の知る範囲で尖ってい(る|た)独身男性は皆コーヒー豆を挽いたり、貝印のミートプレスをのせて鶏もも肉を焼いたり、肉や魚を真空パックに詰めて60℃前後のお湯に長時間漬けたりしているので、やはり同じようなことを考えていたのかもしれない。時間を潰すのも大変なのだ。さらに20分が経過している。過去最長に時間をかけた日報になりそうだ。27インチディスプレイいっぱいに広がるはてなブログの白いエディタが私の眼を苦しめる。さすがにあと2時間50分もあれば400字は書けるから、今日のゲームオーバーは回避できるか。散々計画的な死を望んでおいて、こんななんでもない日に唐突に死を迎えるのは御免だ。なぜかプレビューで1行目が改行されてしまう。ガチャガチャしていたら直った。こういうのは許せないので、直せてよかった。明日は外に出ることにする。幸いカラオケの予約が取れたので、いつも通り朝カラオケからラーメンと散歩、買い出しの流れが出来る。これもまた立派な時間潰しだ。残りの時間は……久しぶりに闘争領域の拡大でも読もうか。普通の小説と違って、心身が不安定なときに読むととても気持ちのいい作品なのだ。今はベストコンディションなので、自慰行為さながらの快楽が得られることだろう。

2025/02/14

オフィス勤務を終え、いつもの居酒屋に来た。いつも通り日報を書き終えるまでお邪魔させていただく。今日は金曜日なので青天井の気分で臨む。身体の芯から疲れている。朝から先ほどまでずっとしゃべり倒していたので当然だ。1ヶ月は誰とも会話をしなくてもいい。嘘、1週間。生中が来た。一気に流し込む。大体はこのために生きている。豚の胃袋のポン酢和え物も届く。コリコリしていてほんのり甘みがある。美味い。実に酒が進む。執筆は進まない。もう少しアルコールを補充しなければならないか。生中が空になったのでお代わりを頼む。これでは日報ではなく、実況だ。しかし毎日1000字という無理難題をこなすにはこういう立ち回りも必要になってくる。というかもう何度もやっていて、これは自分の中では許せる手口なので存分に使わせてもらう。ありのままをありのまま文字にする技術というのは、この先どんな世界に放り込まれることになってもきっと無駄にはならないはずだ。生中のお代わりが届く。半分ほどを一息で飲み干す。行きの電車ではオービタル・クラウドを読もうと思っていたが、脳が受け付けなかったので、猫背の王子/中山可穂を読み始めた。最も衝撃を受けた作者である。この作品も、もう何度読み返したか分からない。どうやって出会ったのか、具体的なエピソードは思い出せないが、2014年あたりの百合を探求していたころにたどり着いた記憶がある。逆に百合というものが陳腐に思えたというか、単純に恋愛の1つの形でありそう特別視するものではないと認識するに至った。レバニラ炒めが来る。レバーは普段摂取している食物と比較すると抜群に身体にいいので、いくら食べてもいい。カウンター席には私だけで、テーブル席は満杯。西尾維新的に言えば、今この店内で最高の人間強度を誇っているのは私だろう。豚の胃袋で咀嚼回数が増えたためか、思ったよりも腹が満たされている。串も食べたかったが、今日はやめておこう。それまで生きていればの話だが、またすぐここには来ることになる。週末の予定を考える。麻雀だけは無いとして、また降りたことのない駅に行くか、何かしらの時間のかかる料理でも作るか……脳に浮かぶ選択肢の少なさに絶望する。生中のお代わりを頼む。瞼が重くなり、脳がぼんやりしてくる。自意識が増長して、世界を征服したような気分になってくる。ようやくアルコールが効いてきたようだ。そろそろ1000字だろうか。片手にスマホを持っていると、酒とつまみを同時に楽しめない。早く終わらせたい。あ、超えていた。それでは。

2025/02/13

2025/02/12の酷い日報を書き終えた私はさっそく横になった。残り20錠になった眠剤の包装シートから2錠を摘まんで飲み、じっと目を瞑っていると、久々に発作がやってきた。こめかみの圧迫感と全方位からの罵声じみたノイズ、胸の痛みと息苦しさを同時に押し付けてくるこの発作は、5年ほど前から不定期に起きている。ひとたび起きると「あー」だの「うー」だの「やばい」だの「まだだよ」だの呻きながら、ジッとするか、とにかく動いてやり過ごすかの2択になってしまう。今日はまずジッとしてみたらますます酷くなって室内物干し竿にかけてあった〇殺用のロープを掴んだりしてしまったので、布団から飛び出して席につき明日の日報スペースをお借りして、とにかくありのままを冷静に書き出して、この幻術のような現象を振り払いにかかっているというわけだ。電車とかに飛び込む人たちも直前にこういう発作がおきているならかなり気持ちはわかる。私も普段から死について真剣に計画していなかったら危なかったのかもしれない。普段からちゃんと死について考えておくと、衝動的な自〇を回避できて生存率が上がるというライフハック。久しぶりに借金玉のTwitter見たけどこんなんだったっけ。まあ何年も経てば色々あるから人も変わるか。よし、峠はすぎた。いったん下書き保存して、明日に回す。目が覚めたのは6時。閃光のハサウェイを観始める。観終わる。あ、これ続くのか。じれったくなってしまう。労働を開始する。セーラームーンを流そうと思ったが、想定の何倍も話数が多くて尻込みをしてしまったので、保留することにした。暇を持て余していたこともあって、溜まっていた仕事をまったり消化して時間を潰していた。昼過ぎにまた弱い発作が起きたので緊急で1錠を飲む。15分後にもう1錠を飲む。残りは16錠。先日注文した剤は今日マレーシアから旅立ったばかりなので、間に合うかどうかはギリギリである。明日はオフィスに出社だけど、オフィスで剤を飲むことになるかもしれない。精神異常者ムーブをして自らクビを引き寄せる事態だけは避けたいところだ。退勤後に寄るであろう居酒屋のレバニラ炒めと冷えたビールに思いを馳せて、あと1日を乗り切ろう。2錠を飲んでしまったから、平静だけでなく眠気も貰ってしまった。あと3分で退勤できる時間になるから、またすぐ横になるとしよう。質はともかく、睡眠が何も考えなくてすむ幸せな時間であることに変わりはないのだから。

2025/02/12

朝4時半に目が覚める。もはや恒例だ。勝手に目が覚めてしまうので仕方がない。二度寝は不可能だが始業まではかなり時間がある。いったんシャワーとコーヒーで時間を稼いでから、逆襲のシャアを観始めた。実は昨晩、日報を書き終えた後にZZガンダムをすべて観ていたのであった。最後は名勝負でしたね。ようやくたどり着いた逆襲のシャアも、アムロとシャアの喧嘩というだけで心が躍り、最後まで楽しく観ることができた。大満足だ。8時前、そのまま業務を開始して、何かをやっている振りをしながらガンダムユニコーンを観始めて、相関図やキャラクター名鑑を行ったり来たりしながら観終えたのが今。終わってみればシンプルな構図なのだが、そもそもこれまでの用語や作中の歴史を踏まえなければ世界観を理解できないなかで、個々を掘り下げつつミステリー小説のごとく少しずつ情報が明かされていくので脳みそが大変だった。一気に観て正解だった。逆襲のシャアの直後に見始めたのも、素晴らしい選択だった。謎のサイコパワーに関する解釈、回答の一つを提示されたような気がする。過去作に比べて説明や長台詞が多いのは現代流か。あそこまで説明があると解釈の余地はあまりなく、そのまま受け入れられるので楽ではあった。次の閃光のハサウェイでいったんガンダムシリーズの視聴は一区切りになるだろう。長く続いている作品はそれなりに理由があるのだなと改めて感じた。というわけでしばらくは教養の補充も兼ねて、長編のシリーズものをあさってみようと思う。実はもう次の算段もついている。気が変わらなければセーラームーンだ。かなり興味がある。実は小学生のころ、妹が妹の友人から借りてきたという録画したVHSを一人でこっそり観ていたこともあった。そのときはエピソードも飛ばし飛ばしだったが、夢中になっていた。きっと悪いことをしているというスリルもあったのだろうが、とても甘酸っぱい思い出として残っている。おジャ魔女どれみも、ぴちぴちピッチも、しゅごキャラ!も東京ミュウミュウもそんな感じでこっそり観ていたように思う。それから20年近く内なる欲望としてひた隠しにしていたが、無限の時間を得た今、存分に発散させていただくとしようか。将来犯罪者になったときに、この記事は有識者有識者モドキ達による心理分析の素材として切り刻まれることになるが、ニュータイプでもなければ死後に会ったり迎え入れたりするような事態にはならないのでそこは安心だ。

2025/02/11

朝5時に目覚める。ちょっとして、今日が休日であると知る。労働があったとして、同じようにダラダラするだけなので特に変わらない。むしろ給料が発生しない分、損とすら言える。やることが思いつかなかったので、酒とつまみを買ってZZガンダムを観ることにする。マルエツカニクリームコロッケは本当に美味い。これほどの炭水化物が300円で食べられるのに、米5キロを云千円で買うのは実に馬鹿らしい。ZZガンダムはまあまあ面白くなってきた。面白くなってきたというより、敵も味方もテンプレ化してきて安心して観られるようになったというほうが正しいかもしれない。まだモンドだけ鬱陶しいが、パワーアップイベントが此奴だけ起きていないからか。親しい人が死なないと学ばないのは逆に親近感がある。私もクビになるまでは学ばないだろうから。プルプルしていたが、我慢してよかった。完走はできそうだ。主目的の「逆襲のシャア」まではもう少しだ。酒も順調に消費している。明日に残すより、今日飲み切ってしまおう。そのほうが最終的な飲酒量は減る。急にはてなブログから「タグをつける」の案内が出てきた。かけがえのない執筆タイムの邪魔をしないでほしい。年額8434円でこの仕打ちは酷い。Proに切り替える前には出てこなったが、どういうことだろう。Pro化を検討されている方がいらしたら注意されたし。あとこれははてなブログによらず様々なサブスクリプションサービスで思っていることなのだが、上位プランに切り替えたときに機能を増やすだけでなく、視界から消せるようにもして欲しい。サービスを運用して利益を得るために日々機能拡充しなければならないのは理解しているが、本当に使いこなせているユーザーはどのくらいいるのか。直近のはてなブログの新機能を眺めているが、いまいちピンとこない。私がただシンプルで早く動いて長く使えるのが望みの人種で、新機能で遊ぶタイプでないからこう思っているだけで、皆様は喜んでいるのかもしれない。まあブログシステムそのものがまあまあ枯れているサービスだから、こうして続けてくれるだけでありがたいと思ったほうがいいか。無くなったら静的サイトジェネレータとか使ってGitHub PagesやAWS S3で公開しなければならないわけだから、想像するだけで恐ろしい。足るを知る、というと若干意味合いが違うのかもしれないが、贅沢は言わないほうがいいだろう。

2025/02/10

点滅するカーソルを眺めること2分。「点滅するカーソルを眺めること2分」と打ち込んで、なんとか本日の第一歩を踏み出す。しかし二歩目が出ない。「しかし二歩目が出ない」で二歩目をやり過ごす。これ以上、同じ手口は使えない。文字数を稼ぐためのテクニックだけが上手くなっていく。お前の一番嫌いな文章を書く人間になりつつある。生きるために仕方がなくやっているならまだしも、死ぬまで誤魔化すためにやっているこのブログでそういう文章を書くのは本末転倒だろう。せっかく時間があることだし、もっとじっくり日報に向き合うべきなのではないか。進歩のない雑文ばかり書いていても、イマジナリー・おねえちゃんは戻ってきてはくれない。昨日の日報で契約周りの整理が出来ていないことに気づいたので、部屋の奥に置いてある、ありとあらゆる書類を一手に引き受けてくれているファイルボックスを引っ張り出して、中身を洗ってみることにした。電気、なんとかWebからログインをして料金を確認することができた。料金を見たのは本当に年単位ぶりなのだが、暖房を1秒も止めていないせいか料金が2倍になっていた。ガス、何も分からない。Web領収書に切り替わったというお便りは確認できたが、WebのログインIDがわからない。軽く調べたところ、紙の検針票に記載されているという案内を見かける。何かがおかしい。保留する。水道、紙で届いている。回線、書類とWebで確認できた。賃貸、書類は見つけた。軽く目を通してみる。家賃保証サービスと連帯保証人はどちらかにしてくれないだろうか。保険、医療保険を見つけた。そういえば入っていた。ガン保険は入るかどうかを考え始めてから3年くらい経ってしまっている。どうしたものか。あと3年くらい考えてみることにする。無くしていたゆうちょ銀行のキャッシュカードを見つける。ポイントカードを詰め込んだ封筒の中に紛れ込んでいた。ICチップが壊れていないことを祈る。上京した当時、生活を成し遂げようとして家賃光熱費通信費と生活費の口座を分けてみた結果うみだされた口座だが、もはや手間でしかない。口座を一本化したいところだが、メイン口座のUFJは絶賛没落中で、いつ行員に抜き取られるか分かったものではないから、リスク回避のために一定額はゆうちょに押し込んでおいたほうがいいだろう。お金に関しては自分以外の全員を敵と想定しておいたほうが損をしないと思っている。一通りの確認が終わった。解こうと思えばすぐに解けることがわかったので一安心だ。