ようこそ！日本酒マルシェへ

終了後、大急ぎで片付けを済ませ会場の大テーブルに集まり、古川まみちゃん
がサプライズで用意してくれていた盃（もちろん、まみちゃん作）で、みんな
で乾杯しました！車のひとは、うちに帰るまでのガマンよーってことで、お茶
で乾杯。



みんなお酒が好きな人が集まっているので、お客さまの美味しそうな笑顔を
見ながら過ごす１日は嬉しいけれど、「嗚呼、私も飲みたい〜」という気持ち
との戦いだったろうと思います（笑）。

最後に、今回のイベントは直接お名前をあげた参加メンバーさん意外にも、
たくさんのかたのお力に支えられて実現することができました。ご来場くだ
さったお客さま、そして影で支えてくださったみなさま、本当にありがとう
ございました。

心なしか、みなさんの笑顔に「やりきった感」を感じたプチ打ち上げでした。
お疲れさまでしたー！

砂丘屋マスター菊池さんの美味しいおつまみが並びます。



ご予約制のおつまみ盛り合わせセット以外にも、ご予約なしでお楽しみいた
だけける大皿料理も…。





夜は、食券形式で立食スタイル。昼のカフェからの切り替えがなかなかうまい
具合にお客様にお伝えすることが出来ずにご面倒をおかけしてしまいました。
ごめんなさい。



たくさんのご来場、本当にありがとうございました！

日本酒をテーマにした展示ブースも、かわいい作品が並びました。



古川まみちゃんのとっくりと盃。やさしい色遣いです。




フライヤーも担当してくれた平岡瞳ちゃんの版画作品と、奥田丹さんの酒粕
せっけんも。この酒粕せっけん、メイクもしっかり落ちるのに、すごくしっ
とりします。驚きです。





作家さんとじかに話しをしながら、モノを買えるのは楽しいですよね。
お客さまからは「アートとお酒がふんわり共存しているのが、新鮮でした」とい
う感想もいただきました。

展示を見ながらも、奥の日本酒ブースから、お酒の香りが漂ってきて、それも
なかなかにいい感じでしたよ。

「西荻のまちを散歩途中に、かわいいイラスト（フライヤーの）を見つけて、
なんとなく来てみたら、入りやすい感じのギャラリーで。作家さんの作品を楽し
みながら奥に入ったらおいしい日本酒があって…」なんてお客さまも。

入口はなんでもいいのだと思います。お酒は体質的に飲めないというかたは
展示だけ楽しんでもらってもいいし。

そんなゆる〜い雰囲気の会もあっていいんじゃないかな。

続いては、昼夜通してがんばってくださった日本酒ブースです。
大塚屋の京子さん、作の理絵さん、新八の池田さんが担当してくださいました。



ふだん、あまり日本酒を飲まないという若い女性のお客様も、「プロのアドバイス
を聞きながら、いろいろなお酒を試せて楽しい！」と好評だった日本酒ブース。
（夜は繁盛しすぎてて、混みこみで写真うつせませんでした。すんません）





お酒に限らないかもしれないけれど、提供する側が本当に商品について
愛情をもって楽しそうに話をしてくれると、お客さんも嬉しくなって、つい
つい買いたくなる。そんなことってある気がします。（もちろん、お酒自体
も美味しいのですが）

そして、いつもなら遠慮してなかなか聞けない質問も「なんでも答えますよ〜」と
受けとめてもらえると、聞きやすいです。会話は大事。

そうそう…
「お燗酒の美味しさに目覚めました」というかたも、多数、目撃！
もしかしたら、まだまだ「おいしいお酒をお燗にするなんてもったいない…」と
いう考えをお持ちのかたも多いのかもしれません。

でも、「本当においしいお酒は、お燗にするとその本領を発揮する（真価がわ
かる）」といいますよね。

ちなみに、うちのダンナさんも、マルシェでいろいろお燗酒を試して「日本酒
って、温度で本当に味が変わるね。まるで別物になる。面白い！」と帰って
から興奮気味に話しておりました。

うちでも燗酒はよく飲んでいるはずですが、やはり丁寧にそのお酒ごとの個性を
活かす温度でお燗をつけたお酒は、格別の美味しさのようです。

家でいかに、適当にお燗をつけているかを反省しつつ…、それでこそ、さすがお
燗番と思うわけです！

嗚呼、うちにもお燗番がいてくれればいいのにな〜。

さて…
おうちで、お燗をつけるという作業は、慣れないと少し気持ちに余裕のあると
きしか、もしかしたら出来ないかもしれませんが、そこをあえて重い腰をあげ
て、家庭の食卓にもお燗酒がフツーに並ぶようになると、毎日の食事もちょっと
豊かなものになるような気がします。

特に冷え性の女性が「私、冷えるんです」と言いながら、ビールとかガブガブ飲
んでるのを見ると、いつもとっても矛盾を感じるので、冷え性女子はぜひあった
か燗酒を！

私のような、怠け者の適当燗酒でも結構「フハー」と、湯船につかったみたいにリ
ラックスできますよ〜。

最後に、こちらは来場されたお客様にお渡しした日本酒マルシェ「本日のお酒」
リスト。



愛情のこもったお酒の紹介コメントが載っています。ちなみに、裏は池田さんの
「日本酒ビギナーQ＆A」になっています。読みながら飲むもよし。
「マルシェが終わってからも役に立つ」とおかげさまで喜んでいただきました。

日本酒マルシェ、当日の写真をまとめてアップします。
トップバッターは、日本酒カフェ tetoteto。

カフェ会場はこんな感じです。みずのそらさんの雰囲気と、とてもよくあっ
てました。




小野寺さんがランチをせっせと作ってます。日本酒＝和食のイメージをお持ちの
かたも多いけれど、大塚屋の京子さんも「日本酒は懐が深いから、そんなに何と
何を合わせないといけないってものでもないですよ」と言われていたので、今回
は、ちょっとスパイスをきかせたアジアなランチに決定！



日本酒と一緒に（または、南さんセレクトの美味しい紅茶と一緒に）味わって
いただく、鳥居さんと松枝さん合作のスイーツのセットも「かわいくて、食べる
のもったいないね」と言われながら人気でした。






お客様からは、「昼間の穏やかな光を感じながら、日本酒を飲むのもいいですね」
「日本酒って、こういう楽しみ方もできるんですね」などの、感想もいただきまし
た。




ランチとあわせて、松枝さんと坂戸屋さん（影でいろいろ支えてくれたノミーさん
も、ありがとう！）に選んでもらったお酒（大那と酉与右衛門）も、あっという間に
なくなってしまいました。

お休みの日に、おいしいランチとかる〜くノンビリ昼酒。
こういうお店であれば、お子様連れでも行きやすい感じでしょうか？

私は、中身がおじさんなのでディープな居酒屋スタイルも大好きですが、こんな
日本酒カフェなら若いカフェ好きのお客様も気軽に、日本酒を楽しめるかもしれ
ませんね。