例えば1部屋自由にデザインしてときめく夜となるようラブホテルを作ってくださいと言われたらあなたはどんな部屋をつくりますか?
丸いベッド?レースのカーテン、淫靡なのかラグジュアリーなのか、色んな部屋ができると思います。その中で階段を上がりベッドに向かう部屋というものを作り出した人は恋人の聖域を作り出した者として讃えられるべきでしょう。
ベッドに向かうために階段を登るという非日常体験。
小さな階段は未知の世界に連れて行ってくれそうな気配。
窓を開ければ陽射しがずっしりとした木の質感を照らし出す。
なぜかブラックライトも付くのでギラギラさせたいときはこちらをどうぞ。
ベッドヘッドにはもちろん鏡。瓦屋根まで付いているので時代劇の世界観が好きな人にもおすすめ。
部屋の至る所に瓦がありコンコンと叩いてみたら重めの叩き心地だったので本格的だなぁと思ってみたり。
どこをとっても見事な作りで枯山水風の小さなスペースにしばらく見入ってしまった。
壁画とウォーターサーバーが並ぶ。令和感ありますね。
レトロラブホの気になる水回り。
アメニティが充実しており使いやすい。
浴室も清潔でありがたいです。
寝室と浴室の境目はガラス窓。
浴室から見た寝室が額に入った芸術品のよう。
この部屋で1番好きな眺めでした。
くつろぎスペースは座椅子。
飲み物の用意が豊富。
エアシューターの名残。
現在は自動会計システム。これもそのうち過去の遺産的な懐かしがられ方をするかもしれません。
なんとなくて電話機がレトロ、シャルⅡ。
ふんだんな石使いで贅をアピール。
帰りたくないって言わせて。
そんなホテルでした。
赤いくつ特別室編はこちら↓