小山 健吾 | 北國新聞社 採用サイト
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先輩たちの声

VOICE05

地域ビジネス部事業部

こやま・けんご

小山 健吾

2004年入社、大阪経済大学卒

来場者の笑顔に疲れ吹き飛ぶ

 金沢の誇る伝統芸に、客席から盛大な拍手が沸き起こります。毎年秋、金沢の三茶屋街の芸妓衆が華やかな舞台を繰り広げる「金沢おどり」は、北國新聞社の主催事業の中でも高く評価されてきた舞台です。事業部では、演目のすりあわせや稽古の日程調整、公演当日の舞台裏の世話など、いわば裏方の仕事を担います。舞台を終えて充実した表情の出演者、笑顔で家路に就く来場者を見ると、疲れも吹き飛びます。
 事業部の主な業務は、イベントの企画運営です。手がける分野は、演劇やミュージカル、コンサート、落語などの舞台公演から、相撲大会やマラソンなどのスポーツイベント、花火大会、美術展まで幅広く、県内外から多くの人が訪れます。
 「金沢おどり」をはじめ、地元作家が会派や社中を超えて競う総合美術展「現代美術展」、金沢城と兼六園周辺で行う「金沢城・兼六園大茶会」など、独自の催しも実施しています。催しによっては、数年かけて準備し、施設や出演者と何度も打ち合わせを重ねる必要があります。担当したイベントが無事に本番を迎えられるか、成功させることができるか、不安になったり、思わぬハプニングに見舞われることもありますが、そんな時は上司や同僚と協力し合って乗り越えます。実際、これまで何度も助けられています。
 自分のやりたかった企画を実現させ、イベント会場を満員にした時は、とてもやりがいを感じます。2023年は、北國新聞創刊130年記念事業がめじろ押しで、県内で2度目となる国民文化祭も開催されることから、さらに石川の伝統文化、芸能が全国から注目されるでしょう。これまで以上に全力投球です。

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