EEEE JUMP - とってもおしゃれブログ

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へそまがりな洋服好きの中年が全然おしゃれじゃない偏屈アイテムについて個人的な思い入れを語るブログです。

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これまで自分の中では定番色ではなかった黒が、突然しっくりくるようになりました。その経緯は以下で記しています。

 

なので、これまでは黒いスニーカーをVANS以外でほぼ持っていませんでした。


しかし中年となってからはローテクスニーカーや革靴で外出するのが本当にキツくなってしまい、これから履くスニーカーはハイテクだけでよいと思うようになってきています。見た目よりもまずはそっち。


そして、黒い服を着始めた今。黒いハイテクなスニーカーがすぐ必要だなァと、あれこれ検討していました。

 

New Balanceの990v6が買えたらよかったんですが...... はい、さすがに値段が高いですね。

hb.afl.rakuten.co.jp

それに、都内では街なかで履いてる人が異様に多い。流行っていようが不人気だろうが関係なく履くのがNB原理主義者ではあるのですが、「ちょっとつまらないな......」と感じてしまっているのは否定できない。

 

なので当初は、すでにネイビーを履いている On “cloud 5” を色違いで買う予定でした。でも実は、見た目が今の好みよりもちょっとシュッとし過ぎているんです。昔は細ければ細いほどよかったんですけど、今の流行やスタイル的には、もう少しボリュームがあったほうが嬉しい。

 

そんな折、フィナムの記事で、あるクリエイターが昨年のベストバイとして挙げているスニーカーが目に止まったのです。

それはライフスタイルのカテゴリではなく本格的なランニング用として展開されている最新機種で、ファッション関連では目にしたことのないモデルでした。

 

それがこれ。New Balanceの「Fresh Foam X 1080 v13」

shop.newbalance.jp

FRESH FOAMという素材の厚底モデルがあることくらいは知っていました。でも普段はUSA製のフラッグシップをメインに愛用していますし、本格ランニングシューズは普段履きには向いていないという先入観と、FRESH FOAMの廉価モデルはルックスがチープすぎてファッションアイテムとしてはかなり劣るというイメージでいましたので、これまで注目することはほぼありませんでした。

 

ところがこの「1080 v13」はランニング向けの最新モデルでありながら用途はオールマイティで、普段履きとしての使用も想定されているらしい。そして何より「ファッションアイテムとしてはさほど注目されていない」ということに、逆に好奇心を掻き立てられるようになりました。

 

そこでラインナップを見てみたら、黒アッパーには僕がこだわっているホワイトソールのカラバリがある。これは昔の藤原ヒロシの受け売りでもあるのですが、ソールが黒いスニーカーは全体の印象が重くなりすぎて、どうも好きではない。

 

そして品番が「1000番台」というのも嬉しいところ。かつては900番台ではなく1000番台がフラッグシップの扱いでしたからね。

 

そんなんで気になるようになり、一度、New Balanceオフィシャルストアへ実物を見に行きました。

するとどうでしょう。店に入ってすぐの一番目立つメインコーナーに、かなり大きなスペースを取ってこの FRESH FOAM X 1080 v13 がドーンと展開されているではありませんか。

NBが本来主戦場としているランニングシーンでは、むしろこのモデルこそがイチオシの主力商品だったのです。自分の無知と偏った見方を、大いに恥じることとなりました......

 

このモデルを知ってから3週間後。熟考を重ねがちな自分としては、かなり早めに入手しました。

NBストアでは(当然ながら)定価販売なのですが、大手スポーツショップ楽天では、かなり割引いて販売されています。もし買うならばネット通販が圧倒的にお得。

 

さて、そんな中、悩んだのは Width(ワイズ)選び

 

NBはモデルによって、足幅が複数展開されているのはご存知のとおり。こちらのモデルは「D(狭い)」 「2E(標準)」 「4E(幅広)」 の3種類があります。でも僕はデフォルト原理主義ですので、基本的にはいつもDワイズしか履きません。

 

ところがスポーツ用品店で「D」を試着してみたところ、どうも狭すぎる。「4E」はかなりゆとりがあって、リラックスして履ける。そして残念ながら「2E」は取り扱いがなく試着できず。

ビシっと履くにはたぶん2Eがジャストな気がするけど、実物がない。しかし自分的にはD以外は認めたくないし...... どうしよう......

 

でもそこで考えたのです。

かつては服も靴も細身がトレンドだったので、見た目的にもD widthがよかった。でも今はどうでしょう。スタイル的には絶対にファットめなほうが良いに決まってる。大体、Onも細身なのがネックで購入を躊躇していたわけだし。そもそも4Eがゆったりとストレスなく履けるんであれば、わざわざ無理して細身を選ぶ必要はないじゃないか!

 

なんだか、Dであることにこだわり続けていた自分が、急にアホらしくなってしまいました。

というわけでコレ。ブラックアッパーで白ソールの4Eモデルを購入

▼ 4Eモデル

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▼ 2Eモデル

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▼ Dモデル

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気になるその履き心地は……、まァすごいですよ。

990の旧モデルがローテクに感じるほどのクッション性と反発力

深く沈み込みつつもバネが付いているような反発性があって、まるで自然とジャンプするようにスイスイと足が前に出る。本格ランニング仕様なだけあってソールの形状は特殊で、かかとが丸く、独特の転がるような着地感なのですが、しばらく歩いて慣れてしまえば問題なし。加えてメッシュアッパーなのでとにかく軽い。重さは疲れに直結するので、それだけで疲労が軽減される。一度これを履いてしまったら、本革を使っている990旧モデルがかなり重く感じられます。

かつて1300は「雲の上」と表現されましたが、それならばこれは「成層圏」に近いのではないでしょうか。

 

たぶんサイズ的には、標準の2Eがジャストです。でも見た目も加味したら、4Eで正解だったんじゃないかな。

 

これまでは、「New BalanceはステータスアイテムなのでMADE IN USAモデルに限る」と言い張ってきましたが、値段が高いうえに人気も出すぎてしまった今、ひねくれ者の自分にとって(あくまで現状では)ベストなセレクトができたと思います。

問題は、これが定番モデルではなく、順次アップデートされているということ。いずれ買い直したいときにはもう手に入らない可能性があります。

なんせ今は「v13」ですからね。また今年の末には新しく「v14」がリリースされるのかもしれません。

 

そして今回は見送った On の Cloud 5 の色違い。あれは紐がゴムで結ぶ必要がないので、やっぱり魅力的です。定番展開されていていつでも入手可能だし、トータルではOnに軍配が上がるかもしれません。

ところが。

On、また10%値上がりしちゃったんですよ。最初に知ったときは11,000円だったのが、今や18,000円弱ですもん。そこだけはネックだなァ......

 

てなわけで、この「1080」の品番をその都度追っていくというのも、ひとつの方法ではあるのかなと思った次第。ヴァージョンによって当たり外れがありそうだけど、もしかしたらそれも含めて楽しみになるかもしれません。

 

まァとりあえず、飽きたり壊れたりするまでは間違いなく愛用できる一足を入手することができました。これで黒い服のときもいっぱい歩けそうです。よかったよかった。

 

それでは。