珍番さんいらっしゃい!(510-0217) - とってもおしゃれブログ

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へそまがりな洋服好きの中年が全然おしゃれじゃない偏屈アイテムについて個人的な思い入れを語るブログです。

珍番さんいらっしゃい!(510-0217)

2022年、一発目の投稿です。どうぞ今年もよろしくです。

 

自分が持っているLevi'sで、501・505・517以外の珍しい品番を紹介する記事の2つめ。と言っても4~5本しかありませんけどね。

 

前回は「509」でしたが、

 

今回はそのひとつ後となる「510」です。

 

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510-0217 MADE IN U.S.A.

 

読んでもらう前にあらかじめ言っておきますと、今回、内容は薄いです。決して勉強にはなりません。

そもそも当ブログの目的はあくまで自分語り(とアフィリエイト楽天ポイント)でして、啓蒙とか研究とかそういうのを本筋として目指してはいませんのでね(誰も興味を持たないアイテムを突き詰めたりはするので、結果的にそうなることはあるかと思いますが)。

 

さて、前回紹介した「509」の特徴は、緩やかにテーパードしたストレート・フィットでジップフライ、股上が深めの美脚シルエットでした。

 

では今回の「510」は? というと……

 

緩やかにテーパードしたストレート・フィットでジップフライ、股上が深めの美脚シルエットです。

 

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はい。

 

では定番中の定番「505」はどういうモデルかと言いますと、ご存知のとおり。

緩やかにテーパードしたストレート・フィットでジップフライ、股上が深めの美脚シルエットですね。

 

 

いやね、僕もそれなりにたくさんのリーバイスを穿いてきましたけど、違いなんてさっぱりわかんねっすよ。

 

ま、実際に穿いてみて、よくよく見比べれば違いはなんとなくわかります。

 

実はこの510、裾上げをしていない状態なら505や509よりもテーパードが強めなモデルです。今では言わなくなった昔の言葉で「スリムジーンズ」ってやつですね。でもそれぞれ個体ごとに見れば状態やサイズも違うし、僕の持っているもののように裾上げがされてれば本来のシルエットもわからなかったりする。

505なんて時代時代で形も違うので、もはや「本当にテーパードなの?」という個体もあったりする(特に現行品に至っては501よりも太くて、テーパードなんて一切感じられませんからね)。

 

そもそも、前回の記事でも書きましたが、同品番でも時代や国・地域によってまったく形が違うこともよくあります。この「510」品番もまさにそれで、現行品ではタイトなスキニージーンズになっちゃってるんですよ。

www.levi.jp

 

なんのこっちゃですわ。

 

正直言って、穿いたらさらにわかりません。もしも人が穿いているのを見て見分けられる人がいたとしたら超人ですよ。人智を超えた能力を持っていなければ判断することは困難ではないかと思われます。

というか下手したら、遠目から見たら501と505の違いもわかんなかったりしますからね。いや、マニアになればなんとなくはわかってきますよ? でも9割以上の人はわからないと思います。

 

では一応この個体をちゃんと見てみましょう、と。

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ほぼ消えかけてますが1994年製ですかね。もう30年弱前です。

ちなみに「0217」ってのは防縮加工のインディゴカラーってことらしいですよ。僕は説明するのが面倒なので、気になる人はGoogleというサイトがあるので調べてみてくださいね。

 

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チャックで開け閉め。

 

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ボタン裏(工場番号)は525。テキサス州エル・パソ工場なんですって。

 

shibaken.work

 

 

はい、細かいところを見ました。おしまい。

 

なんて、つれないことばかり書いてしまいましたが、

実はこの「510」、いま僕の一番のお気に入りなんです

 

「510が良い」というわけではなく、あくまでこの個体が自分にピッタリなんだと思います。なんせ古着だし、もともと裾上げされてる状態でしたから。

でもとにかくサイズバランスが抜群で、一番しっくりくる腰の位置で穿いたときに裾丈もちょうどいいところで収まる。鏡で見ても見事に体型に合っていて、誂えたみたいにジャストサイズ。そこまで身体に合っていると、当然のごとくノンストレス。

どこからどう見てもただのジーパンなんですけど、あまりにも着心地が良いので、今のところ一張羅になっています。

 

しかも色がしっかり残っていて濃い状態なのも今の気分に合っている。基本的には昔からアイスブルーの状態が好きで、それは今もまったく変わっていないのですが、「今日は濃いやつでいきたいな」というときには持ち駒が少ないので自動的にコイツの出番となる。

まだ生地の厚みと毛羽立ちもありヒゲが出てきている兆候も見られるので、良い色落ちも期待できます。良い一本に出会えたな~。

 

とにかく、“この一本”の話はできても、まだ“510”の話はできない。それくらい他のスリム/テーパード系品番と似ているし、目立つ特徴も見出せない……というお話でした。

 

でも、僕はマニアですから、決定的な違いがあるわけです。

形の違いはわからないけど、505でも509でもなく、「510」と書いてある

全然違う。買う理由としては十分です。番号が違うんだもん。それは確実にわかる。数字はちゃんと小学校で習って覚えましたから。

 

さて、果たして僕は510がお気に入りなのか? それともたまたまこの一本が合っただけなのか? それは、他にも510を数本集めて比較検討ができたらわかってくると思います。

それは一体、いつになるんでしょうかね……。

 

 

それではみんなも古着で探したり、以下のアフィリエイトリンクから買って齋藤にお小遣いを与えてみよう! 尻尾を振って喜ぶよ♪

 

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