自分の着る服が固定され始めてきて何年経っただろうか。
好みのメーカーやサイズ感など、こまかいところは常々変わっている。でも基本的には同じようなものばかり。
相も変わらず、今年の夏も無地Tを着ます。
▼過去記事一覧
毎シーズン買い替えたりサイズを変えたり新しいメーカーを試したりはするものの、Tシャツはいつも無地ばかり。
古着のTシャツもちょいちょい買うんだけど、買うだけ買って、調べて眺めて、たまーに着て、最終的にはメルカリで売っちゃう。
てなわけで、今年のマイナーチェンジはどんなもんかと言いますと。
ネイビー中心です。
今年は白よりも断然ネイビーが気分。
とはいえ前掲の記事にもあるとおり、もともとネイビーもいっぱい持っていて白と並行して着てるんですけど、言うなれば「今回は桜井じゃなくて高見沢が歌う曲をシングルにしてみよう」みたいな感じ。
もしもピンクが主体になったら坂崎がヴォーカルということです。
メインとなるブランドはALSTYLE(アルスタイル)。
もちろんPRO CLUBやロスアパあたりのヘヴィ・ウェイトも好きなのでレパートリーには持っていたいんだけど、下着のように数をたくさん買う場合にはアルスタイルが一番安いもんでね。
※あと一応追記しておくと、HanesのBeefyは色がちょっと明るすぎて。それはそれで良いんだけども。
サイズは、
いつものXLと……
今回は2XLも試し買い。
着てみたら余裕でイケました。
「タイトでなければおしゃれではない」とばかりにタイト一辺倒で育ってきた我々世代。
最初は恐る恐るとLサイズを着てみることから始め、XLなんていくらなんでも大きすぎると感じていたのに、慣れてくるとそれでも物足りなくなってくる。
そして、大きくすればするほど楽ちんで着心地がいいことに気付く。このビッグサイズのブームはマジで終わらないでもらいたい。
このアルスタイル(AAA)って、無地Tシャツのブランドとしては第3の勢力……、いや、それよりずっと下の立ち位置なイメージがあります。でもちょっとマニアックでヒネったストリート系ブランドは昔からここのをボディに使ってることが多かったんですよね。
しかも生地が厚めで硬くてザラっとドライで、古きよきアメリカものを感じさせる雰囲気が残っていた……
「残っていた」。過去形です。
今はGILDAN傘下なのですが、それ以降なのでしょうか。どんどんどんどん生地が薄くなってきましてね。加えてネックも緩くなって伸びやすくなってきたし。タグが違うだけでGILDANと変わんねえじゃんみたいな感じなんですよ、正直。
ところが。
不思議なもので、このネイビーだけは明らかに昔の硬さとドライ感が残ってるんですよ。厚さも白に比べて確実にある。そして、ネックもビンビンです。ネイビーって染料が違うんですかね。
何度か洗濯をして、白のクタりと明らかに違うその質感に気付き、ネイビーはALSTYLEをメインにすればいいんじゃないの? という答えを得たわけ。
と言っても今後また品質が変わっていく可能性があるので、あくまでも現状なんですけども。
そして、ネイビーって色褪せしたり日焼けしてもカッコイイんですよ。今のものは昔のものみたいに「ナス紺」にはならないんですけど、現行品もまた別の味わいがある。
ま、あくまで主観的な話ですけどもね。
ただ、また他にこれも謎な話で、商品情報にオンス(oz)って明記されてるわけじゃないですか。
表記は今も昔と変わってないはずなのに、実際はどんどん薄くなっている。
実はアルスタイルだけじゃなくて他のメーカーも一緒で。HanesのBeefyもChampionも、Goodwearだってそう(値段は20年前の倍以上になってるくせに)。PRO CLUB だけはあんまり薄くなった印象はないけど。
これって問題になってもいい気がするけど、まぁなんせアメリカですからね……
そんなこと、誰も気にしていないのかもしれない。
ま、いずれにせよ文句を言いながらも、僕はリアルなアメリカ物にこだわって買い物をしていますので、アメリカ様が「こうだ」と言うのならば、それに従うしかありません。
『それならGILDANでもいいじゃないか』って?
ええ、そうですね。
そうなんですけど、GILDAN と ANVIL ってドン・キホーテで買えちゃうじゃないですか。それはそれで便利でいいんだけど、たかだか1,000円弱とはいえ、買ったときのうれしさはドンキじゃないほうが大きいわけで。
もしも今後ALSTYLEがドンキで買えるようになっちゃったら、どれを選ぶようになるか。それはわかりません。
部屋着限定のパジャマとしてならGILDANでいいかもしれないな。
ALSTYLEと品質は変わんないんで、ほんと、ただの気の持ち様なんですけどね。
それでは。