ちょっとずつ買い足しているチープカシオ。一番最近に入手したのはこちら。
「A500WA-7」という海外流通の逆輸入モデル。
海外にも行かないくせに、無駄にワールドタイム機能付き。
以前買ったこちらも同様でしたが、
この、液晶の世界地図にめっぽう弱い。
そしてこのエッジの利いた四角いフォルム。
まるでスマートウォッチですね。タッチパネルみたい。指で触ったらメール読んだり血圧とか測れそう。
世界地図やボタンの説明など要素は多いものの、全体的にすっきりとしたデザインにまとめられているのも素晴らしい。
以前買ったワールドタイムとは正反対で、大人っぽく上品なイキフンが漂います。
黒枠で世界地図がブルーになっている色違いのモデルもあり、
こちらはこちらでまたカッコよくて、いずれ欲しいのですが、先に買うならばよりシックな雰囲気のグレーのほうかなと。
さて、このワールドタイムという機能。前述のとおり海外に行く機会なんて無いくせに、着けているときはなぜかボタンを押して世界各国の時間を眺めてしまいます。
ロンドン、パリ、ニューヨーク、インド、エジプト…… 今ごろ地球の裏側の人たちは夢の中か、はたまたスケベなことでもしているのかと思いを馳せながら……。
いや、時差を調べて足し算と引き算をすればすぐわかるだろって話ですけどね。二桁の算数なんだから小学生でもできるぞ。
というか、たまに知らない間に地域選択のボタンが勝手に押されてて、おかしな時間になってることがあるんですよ。時計を見たときに訳わかんなくなって超ビックリすんの。
ええ、要らないっすよ。別にワールドタイム機能なんて要らないっすよ。まったくもって不要ですよ!
でも、世界地図が付いてるのがカッコイイんだよ! なんかドラクエみたいだし。
それにしても、小学生くらいのときから腕時計をはめているので、時間を見るのはスマホではなく腕時計じゃないとどうしてもダメ。腕を出す動作が身体に染みついてしまってます。
外では手首に時計がついていないと落ち着かないので、つけ忘れて外出したときの不安感が半端じゃない。時間はスマホでも見られるのにね。
なので、腕時計という存在自体は超アナログな感じがしますが、レトロなファッションとしてだけではなく、今でもじゅうぶんにツールとして役立っております。その感覚があるうちは腕時計が無くなることはないんだろうなと思ったり思ってなかったりしてます。
でも機械式時計のほうは、今では完全に嗜好品もしくは投資アイテムになってしまいました。一方でチープカシオは腕時計に求められる要素のうち、“ステータス性”以外のすべてを備えていると思っているので、そんなツールとして使うには最強だなと思っています。
そう考えると、高級時計なんかよりも数万円クラスの中途半端なクォーツ時計のほうが存在意義が無くなってくるのかな? なんて気も。それはそれで悲しいけども。
今のところ、機能・デザイン・値段でCASIOに匹敵できる存在が他に無いので自分の中では無双状態が続いておりますが、SwatchやTIMEXをはじめ、メンテ要らずで気楽に遊べる大衆時計は目くばせしていきたいなとは思っております。
それでは。