スイス編(74):パレ・デ・ナシオン(14.8) : 散歩の変人

スイス編(74):パレ・デ・ナシオン(14.8)

 それはさておき帰国するのは明後日、よって今日の午後と明日一日をジュネーヴ観光に当てられます。列車の中で一応練り上げたプランですが、今日はかつての国際連盟本部、現在では国際連合ヨーロッパ本部になっているパレ・デ・ナシオン(Palais des Nations)をじっくりと見学。明日は、シヨン城、ル・コルビュジェの「小さな家」、ラヴォー地区の葡萄畑を拝見した後、ジュネーヴ市内の名所旧跡を訪問しようと思います。できれば、隣町のル・ロックルとともに「時計製造業の都市計画」の名で世界遺産リストに登録され、またル・コルビュジェの出身地で彼の設計した建物が市内に点在しているラ・ショー・ドゥ・フォン(La Chaux-de-Fonds)にも行きたかったのですが、列車で二時間弱かかるということで今回は断念しました。
 駅前に出ると、私の大好きな路面電車が出迎えてくれました。さっそくカメラにおさめて、駅のすぐ隣にあるホテル「コルナヴァン(Cornavin)」にチェックイン。とにかく駅に近いことを優先させて選んだホテルです。結論から言えば"特段可もなし不可もなしそれにつけても金の欲しさよ"といったところでした。なおフロントで「ジュネーヴ・トランスポート・カード」をいただきましたが、これは市内に宿泊すると貰えるカードで、公共交通機関が無料となります。たいへん重宝しました。
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 部屋に荷物を置き、フロントで待ち合わせたAさんとともに、まずはモン・ブラン通りに面した中央郵便局にあるiに行って、ジュネーヴの地図を貰い、パレ・デ・ナシオンへの行き方を教えてもらいました。15番の市電に乗って「Nations」で下車、すぐ目の前がパレ・デ・ナシオンです。広場には、一本の足が折れた巨大な椅子のオブジェがありましたが、これは地雷やクラスター爆弾への反対を象徴しているそうです。正面ゲートがありましたがここからは入れず、ガイド・ツァーの入口は、ここからすこし歩いたところにあるプレニー門(Pregny Gate)です。せっかくなので門越しに、国連加盟国の国旗が林立する様子を撮影。
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 左に回って歩いていくと、陶磁器やガラスを展示するアリアナ美術館、道を隔てた高台には赤十字国際委員会(CICR)の建物がありました。
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 幸いそれほどの混雑ではなく、すぐに手続きをすることができました。X線のセキュリティ・チェックを受けて中に入って見学料13スイス・フランを支払い、代表の山ノ神がパスポートを見せて顔写真を撮影され、その写真入りのバッジを受け取りました。代表者だけが付けていればいいようですね。なお館内での写真撮影は可能です。
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2016-01-21 06:32 | 海外 | Comments(0)
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