ジーンズ、否Gパン。
Gパン日本流行黎明期から見ているモノに取って、息子が子供服からいっぱしのジーンズを履き出すのを
見るのは実に感慨深い。22inchとはいえちゃんとしたジーンズ。これ履くおまえを見る父は複雑な寂しさがある。
父は当時真っ新なリーバイスを買ってきては、糊がばりばりのそれをまずお湯の洗濯機で洗う、洗う洗う。
まさに藍色がドロドロに出てきて、洗う度に藍色が出てきて、それが薄くなる半年後にようやく履き心地が良くなる
そんな過程の先にあったリーバイス。膝が抜けるまで履いた505。
バイクのタンクを傷つけた501。足も短い父はベルボトムは似合わなかった。
そんなGパンをおまえも履くようになった。
少年から思春期の門直前の11歳。
お誕生日おめでとう。
Kodak Commercial Ektar 10inch/TXP