年に一度の一般公開の日。小学生向けから一般科学者向けまで色々な発表が文化祭のように並ぶ。
圧巻は『次世代重イオン加速器施設「RIビームファクトリー」の加速器性能の増強、運転技術の向上や加速器利用研究の開拓を目指して、技術開発・高度化を行っています。』と謳う加速器を目の前で見られたこと。
地下八階ほどの核シェルターのような所にある研究施設は、まるで映画の科学基地のようで、ハリウッド映画「ジャンパー」のロケに使われたと言うことも頷ける。
液体窒素を手に掛けられた子供たちは大喜び(瞬間的にはOKだそうだ)。そしてこの液体窒素を使った超伝導実験は、自分が子供に返ったように面白かったが、それにもまして、この研究施設に入れたことが、なんとも科学者になったような気分に浸れてよろしかった。