縄をなうように
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縄をなうように

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またも鳥々 1

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間に合った~~。
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キックちゃん、居た!!
掛川花鳥園の呼びもの、バードショー(毎日10:30からの屋外ショー)にやって来ました。
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蛇喰鷲 ヘビクイワシ は、名前の通りヘビを喰らいます。
ヘビを蹴って蹴って弱ったところをぺろっ、だとか。

今日も今日とて、ゴム製のヘビをこれでもかと踏むわ蹴るわ“キックちゃん”の名前に負けてません。
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実に14年にわたって毎朝のショーに出続けているキックちゃんに拍手!
先回、私も一目見てキックちゃんのファンになりました。
確か、先日もう1羽居たヘビクイワシが死んでしまったと聞きました。
1羽だけの重責だけれど、健やかに長生きして我々を楽しませてください。

ショーは最後の隼へ。
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ラナーハヤブサのアーチェリーさん。
お顔が精悍なんですが、でも何とも愛らしい。
デリケートな隼は移動の際、アイマスクと言うカバーを頭にかぶせます。
サイズに合わせたオーダー品なのだそうです。
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ロープの先の獲物を見事キャッチ!

実は、先回と同じ演目で、同じキャスト(?)でしたが、ちっとも飽きませんでした。
それぞれの本能を生かしたショーなのでしょうね、凝った演出は要らないので、鳥達が消耗する
事無く、健やかな姿を又見に来たいと思いました。
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そして。
今日はどの子に乗っかってもらえるかな?
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オオフクロウは初めてですね、アニちゃんは先回だったけどどうしようかな。
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レッドテイルホーク、赤い尾羽のタカ。
あいにくきれいな尾羽を撮ってないけど、アニちゃんやっぱりいいですねぇ。
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鋭いくちばしがちょっとばかり怖くて、のけぞり気味な画像ばっかり。
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アニちゃん、かっこいいなぁ。

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このフロアには壁に沿って、ずらりフクロウが展示されています。

その中で、一番逢いたいこのお方。
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はい、玄ちゃんです。
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じっと、“枝”になりきり真っ最中。
ハシビロコウのふたばちゃん以上の動かなさには感服します。
この日、帰りがけにもう一度見ても、この姿からさほど変わっていなかった、それ疲れませんか・・。
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玄ちゃんは、これが常態なのね。
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わはは、フリーズですと!
目がきっかり!ここまで開いた図は初めてです。

済みません、まだまだ続きます。

# by so249 | 2023-11-15 23:10 | | Comments(0)

正倉院展に続いて

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奈良博物館には仏像館が併設されていて、正倉院展のチケットで入場する事ができます。
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名も無き小さな菩薩さま、片手に乗せられるほどの可愛らしさ。
私の大好きな仏さま。

撮影可の仏様をいくつかアップしますと。
小さいの次はでっかい。
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じゃ~~ん
かの、阿吽像です。
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奈良 金峰山寺の金剛力士像。
目下改修工事中なのかな、本来の風雨舞い込む山門とは異なり、行き届いた環境で寛ぐお二方。
東大寺に次ぐ大きさ、とあります。
こちらは、向って左が“吽像”右が“阿像”、東大寺とは反対なので、係りの方に尋ねたら、よく
分らないとの事、そんなもんなんですね。
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小さいのに戻りますと、こちらは身の丈せいぜい20cm程の十二神将。
何体かは欠けてましたが十二の干支に因んだ内の、神将さま。
うさぎがどこかに居る筈とさがしましたらば。
頭の上に。
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うさぎ・・、ですよね。^^;
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干支ではないですが動物繋がりで、馬頭観音菩薩
居ますね、かわいいのがちょこんと。
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ひひ~ん。
その昔は農作業だ運搬だと馬が大活躍、そんな中、馬が死んでしまうと馬頭観音をこしらえて
供養をするとは、人畜の間の距離が近かったんですね。

そして、馬が居るなら牛だって。
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大威徳と言う名の明王さん。

そして。  
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おみ足までもが三体分、あまりお見かけしませんね。
水牛に乗って諸悪をねじ伏せる、強い明王さまだそうです。 

さて、最後の仏様は大黒様。     
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走り大黒、あぁ、奈良博物館のグッズショップで見かけたことがあると思ったら、こんな曰くが
あるんですね。
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走ってます!
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会館飛び出し、マラソン行っちゃってください!

以上、オモシロ仏さま、楽しませて頂いてありがとうございました。
お付き合いくださったブロ友さんにも、ありがとうございました。^^

# by so249 | 2023-11-12 16:03 | | Comments(6)

’23 第75回正倉院展

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夏の多肉~、などと言っていたのが3ヶ月も前のこと、ようやくここへ戻って来られました。
長くご無沙汰を致しました、また、どうか仲良くしてやってくださいませ。
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さて、11月と言うと奈良は正倉院展、ここに行かずばおれません。
11月13日までの会期中になんとか書き留めておきたいと思いたちました。

ただ会期中とは言っても、コロナ禍以後チケットが日にちと時間の予約販売に替わって、今現在
チケットが入手できるのかが分りません。
予約販売からこちら価格が倍に上がったのですが、約束の時間に入場できますし、人数を制限して
いるのでゆったりと拝見できて、我々は歓迎しています。
もっとも今後、元に戻るのでしたら、その分ランチに回せるのでそれもいいかな~。^^
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さて、こちらは今期必見の一二を争う展示御物。

正倉院には、この絵(騎象奏楽図)のような、いかにもシルクロードを渡ってきたと思わせる
絵柄の御物が沢山所蔵されているのですが、こちらは ある物 の上に描かれた、いわば挿し絵の
ような意匠です。

そのある物とはこちら。
以下は、図録をお借りして覚書していきます。
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楓蘇芳染螺鈿槽琵琶 かえで すおうぞめ らでんそうびわ(螺鈿飾りの四弦琵琶)
中央の丁度撥が当たる部分(捍撥 かんばち)に描かれているのですが、この部分に動物の皮革を
貼った上に捍撥絵を施すのがお約束のようです。
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背面と表面
背面が又美しい!
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覆手

その背面と覆手 ふくしゅ と言われる弦を結ぶ部分に蘇芳に染めた楓材が使われています。
そして沢山の種類の貝を丹念に剥いではめ込む、螺鈿の妙味にはため息が出ます。

首が直角に曲がるこの形は、ペルシア→唐→日本と渡って来た、全五面ある四弦琵琶の内の一面です。
(但し、顔料に日本で多用される成分が見つかって、日本製の可能性が出てきたのだとか。)

今期の楽器は他には。
竹製の尺八 尺八は竹が当たり前でしょ?と思っていたら、正倉院には石製、象牙製など唐の形式を
      伝えているそうです。
竹製の横笛 こちらも石製、象牙製が伝わっていて、縦笛とセットで演奏されたとか。

因みにこちらのこうした楽器類には“東大寺”の銘がある物が多く、大仏開眼会始め仏事などの楽舞に
用いられたと見られます。

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班犀把漆鞘黄金葛形珠玉荘刀子
はんさいのつか うるしのさや おうごん かずらがたしゅぎょくかざりとうす
(腰帯から下げた小刀)

これ、小刀とあるように差し渡し30cmと、ちっとも大きくないです。
腰からストラップでぶら下げる当時の貴族の若様のファッションでした。
もちろんれっきとした刀なので、ちょっとした武器にはなるかと思いますが、まぁ文房具と言うか。

他にストラップから下げるのが。
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雑色瑠璃 (色ガラスの飾り玉)径2,1cm
正倉院にはおよそ6万5千もの瑠璃玉が伝わっているそうで、加工をして腰から下げたり、女性の
ネックレスなど装身具はもとより、仏事の荘厳具(仏さまを敬う為の飾り)に多くが使われたとか。

西洋のステンドグラス共々、ガラス玉が日を透かしてキラキラと揺れて輝く様子を観た衆生が、
さぞうっとりと神や仏を感じて信心した事でしょうね。
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刺繍帯 長さ146cm
ファブリック系も沢山収蔵されていますが、もちろんどれも手仕事、一針一針にこしらえた古の人の
息吹を感じて、同じく手縫いをする端くれとして、まみえる度に心からの敬いを感じています。

因みにこうした帯を腰に巻き、上記の飾りをぶら下げたと推定されていて、往時の男性のお洒落心に
感嘆します。

工芸品を。
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美しいシンメトリーのこちらは、平脱と言われる技法で表面を飾った漆塗りが奥行きある鏡の箱。
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銀平脱鏡箱 ぎんへいだつかがみばこ 径29,2cm

平脱、金属の薄板を文様の形に切って器体に貼り、器体全体に漆を塗り込めた後、金属の上面だけ
漆を剥ぎ取って文様を表す、と恐ろしく根気の要る技術です。
表の寸分狂いの無い丸い文様も見事なら、受け箱の丸く八つに括った造りや、びっしりと隙間無く
模様で覆い尽くした緻密さに感動します。
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これは同時出陳の八角鏡の箱ですが、この素朴さと比べると、手の入りようの尋常無さが分ります。

因みに、肝心の中身の鏡と言うのが、正倉院には見当たらないけれど、箱の出来栄えに相応しい
さぞや華やかな鏡だったのでは、と図録は結んでいます。

最後に、工芸品をもう一つ。
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碧地金銀絵箱 へきじ きんぎんえはこ
(花鳥文様の脚付き箱)27,9×17,5×10,6cm
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内張りの錦まですべてが手抜かりの無い、極上の造りと色合い。
ここへ仏様への献上物を納め捧げた、いにしえ人の心もまた尊いと思います。
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花鳥の図柄がほぼシンメトリー、でも微妙に違う所やイラストみたいな風合いもいいなぁ、と。

全59品の出陳、今年もありがとうございました。
続いてお楽しみのお昼ですが、今年は地下階でお弁当を頂きました。
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正倉院展の時期にだけ販売される中華の薬膳弁当です。
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開ければ、初めは何て事無いなと思ったんですけど、これが一つ一つがどれも美味しくてびっくり。
かくて身体に心に沁みるひと時となりました。

奈良行の一日は、もう一箇所どこかお寺さんを訪れるのが常で、この日東大寺を予定していたのです、
が。
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仏さんに着せてみませんか?」のお誘いに乗ってみちゃった。
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3枚の衣を順番に着付けていきます。
3枚は分り易いように、ご覧のようなビビットカラーです。

1.裙 くん
2.覆肩衣
3.袈裟

1,2,3の順に長方形の布をくるくると巻いて出来上がり。
詳しく言うと、この形は釈迦如来の着衣で、菩薩像はまた異なるそうですので、おかげ様で、
着衣のあれこれを比べるわけでもないのですが、博物館につらなる仏像館に足が向き予定の
東大寺は又の機会と言う事になりました。

もう1回次に続けます。

# by so249 | 2023-11-11 16:13 | | Comments(6)

夏に花咲く多肉ちゃん

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虫の動きに少しだけ秋を感じる一方で、ただいま開花真っ最中な多肉ちゃん達と言えば。
こちらペンデンスを始めとした、ぶらんとした形が可愛らしい、釣鐘型御三家。
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福娘。
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パピラリス。

葉っぱの形が見事に三者三様なのに釣鐘状の花が同じなのは、同じ属(コチレドン)だからでしょう。
でも、この属のみんながみんな夏咲きかと言うと、春咲きもあって、このてんで感が面白いです。
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桜吹雪
ピンクの色の美しさは多肉界随一かと思いますが、目下の所は季節なりの色褪せ中です。
ぐっと茎が伸びれば、頂上にお花。
初年、気が付けば種を結んでいて、おっかなびっくり種まきをしたらば。
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お母さんとおんなじピンクの愛らしい姿に。
これで2年目の超ごゆっくりさんですが一番の楽しみな苗です。
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紅葉祭りも、ぐぐっと伸びた頂上にお花。
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ハムシーも、初めてオレンジ色が覗き始めました。

この季節はたまたまなのか、どれも夏にお似合いのオレンジ色。
でも、桜吹雪は例外で極上のピンクですね。
春秋咲きは白、そして黄色が多いかな。
花は苗を弱らせるけれど、それでも全うして咲かせてあげたいですね。

# by so249 | 2023-08-02 09:21 | 土いじり | Comments(2)

季節移ろい

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鉢植えは、移動ができるので地植えの植物よりも元気に夏を過ごしています。

このバラはの画像は、丁度一月ほど前。
ブロ友luxanさんが、大切に水挿しして見事根っこが出たものを頂いた奇跡の一枝。^^
今年も昨年同様、何とか一つだけ咲いてくれました。
撮影に丁度良い時期を逸してしまいましたが、昨年に比べてお花自体が随分大きくなりました。

切り取って暫く、新たな葉が茂って来たなと思ったら、昨日小さな蕾が覗きました、それも2つも!
この間一月、って、私にはバラはやっぱり謎、夏も盛りのこの時期に咲いてしまって大丈夫かしら。
でも、少ない土なのに華奢な枝なのにしっかり力を蓄えてたなんて、何だか感激です。
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お名前なぁに?
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いつもの夕暮れのウォーキング、ウグイスと油蝉、ヒグラシの共演に新たに加わったのが、なんと
つくつくほうし・・、え~?いつに無く早いですね。

お盆も過ぎて、つくつく・・が聞こえると夏も終わり、と言うのが長年の感覚ですが。
もう次に向けて動いているきざしを、生き物はいち早く捉えているんですね。

いやいやいや、まだこの先一月以上暑さから逃れられるとは思えない、でも思いた~い。

# by so249 | 2023-08-01 20:24 | よしなしごと | Comments(4)